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第十七話
ネタがないから微グロ注意ね。
その時、強面の人と肩がぶつかった。
「ん、、、ごめんなさいごめんなさい。」
「あん?ああ、ええd...」
強面の人は私たちの顔を見て一瞬動きが止まった。
私達もこれまでの経験からこれから何が起こるか分かった。
正直慣れた。
でも分かっている。
自分達から手を出してはならないと。
ってあれ?
こういう気持ちって最近よく発生してる気がする。
ここどこ?
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目の前は、塔が沢山立っているが、途中で斜めに折れ曲がったりしている。
進む。
体に違和感がある。
腹全体がチクチク痛い。
でも抜け出したいから進む。
塔の数も増えて、腹の痛みもひどくなってきた。
なんだか腕もヒリヒリしてきた。
あ、霧の中の遠くにトンネルが見えてきた。
腕や足に何かが垂れている気がする。
でも今更騒いだって私の他に誰もいないし進めない。仕方がない。
頭の中に物理的に空白が生まれた。
棒状の。何かが突き抜けていった感じだ。
トンネルに入る。
足がない。本当に。
這いつくばらなければならない。




