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第2話 ファーストバトル

2話目!投稿ペース遅くてすんません!


初期リス地点の森には沢山の木が生えているのだがその中に1つ色が違う木が合ったので近づいてみることにした。

「意外と早く歩けるな…」

木に辿りついたのでこいつを対象にスキルを試すことにした

「まずは俺の全身に軽化…全部触れんのめんどくさいな…」

『スーツに触れれば全体の重さを変えれます。』

「なるほどね…軽化。そして木の枝に軽与と枝以外の全部分に重与。これで木にぶら下がれるか…」

ジャンプして木に捕まろうとすると思いのほか高くとべた。そして木の枝に手をかけたのだが…

「ギャシャァァァァァ!!!」

「木が叫んだ!?」

『ボストレントLv13

2つ名

エルテの森の主

ステータス情報

HP不明

攻撃力不明

防御力不明

賢さ不明

魔力量不明

俊敏不明

属性、弱点

不明

スキル

不明』

どうやら俺はこの森のボスを怒らせてしまったらしい…

「とりあえず叩いてみるか…重化!軽与!」

俺はボストレントに向かってバットを振るった。すると124の数字とともに当たったところが凹んだ。

「ギッシャァァァ!!!」

その叫び声と共にボストレントから大量の葉と木片が飛んできた…全身を重くすればダメージは減らせそうだ。

「重化!重化!」

『同じ物体に対して軽重操作は重ね掛けできません?』

頼む!耐えてくれ!

俺の目の前に00101100100010110…とダメージが見えた。

どうやら木片が1ダメで葉っぱが0ダメになっているらしい。これなら勝てる!俺のHP知らんからもつかわからんけど!

「キシュァ…」

「弾切れか!重化!軽与!」

俺は思いっきりバットを上から下に振り落とし枝の分かれ目が引き裂ける音と共に139の字が見えた。

「まだまだ!重化!軽与!」

次は左から右へ、右から左へを繰り返す往復ビンタのバット版をぶち込む。

「キシュュュュュ!キャァャ!キュア!キャァ!キュ!キキキキ…」

1発ぶち込む事に90位のダメージが入りそのままボストレントは事切れた…

『経験値を100獲得しました。

レベルが7になりました。

基礎ステータスが向上します。

モンスター図鑑にボストレントが追加されました。』

お…おお…情報量多いな…

とりあえずチュートリアルで習った通りメニューから図鑑行ってモンスター図鑑見るか…

『モンスター図鑑

完成度0.1%

埋まったページ1/1000』

これで確か埋まったページを空中で握れば…

『ボストレント

レベル1時のステータス情報

HP400

攻撃力33

防御力98

賢さ12

魔力量24

俊敏0

属性、弱点

木属性。枝の分かれ目が弱点。

スキル

部分遠投

微再生』

最初の敵にしては強かった方なのかな?

俺のステータスはどこで見ればいいんだ?

メニューのどっかにねえかな…

『設定◀︎

プロフィール

マップ

図鑑

報告

操作確認

チャット

通話

その他

ログアウト』

プロフィールか?

『プロフィール

名前

クレイ

※レベルが10になると新機能が解放されます』

レベ上げかー…森歩いてモンスター殺しまくればいいや…というかどこに向かうか決めないと…マップで見れるかな?

どうやら俺の現在地からはゴーヤの街という所が最も近いらしい。

そこに向かいながら道中で魔物を倒していくか…

「こいつの死体どうすっかな?」

スキルワールドの世界ではモンスターの死骸は消えないようだ。

「とりあえずバラして見るか…重化、軽与」

ボストレントの死骸を軽くしてまずは枝を全部バットで叩いて折る。

「オラ!オラ!オラ!」

同じところを3発ほど叩くとやっと折れた。

全ての枝を落としきった所で近くから声が聞こえた。

「キュー!キュー!」

角が1本生えた兎がこちらを見ている。

『一角兎 Lv4

2つ名

なし

ステータス情報

HP不明

攻撃力不明

防御力不明

賢さ不明

魔力量不明

俊敏不明

属性、弱点

不明

スキル

不明』

弱そー

「Lv少しは上がってくれよ!」

俺はなんのバフもかけずに銅玉を兎に向かって打ってみた。

そしてそれはそのまま命中し81ダメ

「キュアー!!」

もう1発かなーと思い、構えていると兎が土下座を始めた

「キュー!キュー!」

謝ってんのか?…許してやってもいいけどそんな事してたら経験値上がらないよなー

「キュー♡」

このもふもふにスリスリされるの反則!

殺しません!

「キュッキュキュー!」

『一角兎をテイムしました。

名前を決定してください。

◀︎』

名前…センスねえからな…

てかテイム!?知らぬ間にそんなのしてたの!?

『モンスターに対して圧倒的な力の差を見せつけると

モンスターが一定確率でテイム可能になります。』

そうなんか。

モンスターとの力量差分かれば積極的に狙えるのになー。

ま、早くレベル10にしますか!

名前は…このゲームのコラボキャラにバニーガールのアニメキャラいたよな…

『セリナ◀︎』

これでよし。

「よろしくな。セリナ」

「キュー!」

さーてボストレントの解体に戻らねえと…

とりあえず本体部分の木は持ちきれないから全部ばらして捨てとくか…

「キュッ!キュッ!」

「ちょ!何やってんだセリナ!」

セリナがボストレントの口から体の中へ入っていき始めた。

「戻ってこい!」

「キュー!」

セリナは赤い玉を持って帰ってきた。

「なにこれ…」

『ボストレントの魔石を獲得しました。』

魔石とはなんなのか。俺には分からなかったがそのアナウンスが聞こえた瞬間ボストレントの死骸が割れていった。

「ふぁ!?」

「キュッキュキュー!」

驚いている俺を無視してセリナは死骸の1部を咥えて俺のバックに入れようとした。

サイズ的に明らかにバックに入らないと思ったが何故かすんなり入った。

『ボストレントの角材を獲得しました。

バックの残り容量

1/100』

どうやらこのバックはゲームによくあるアイテムバックのようだ。

100個しか入らないのが残念だ。拡張とか強化とかは出来るのか?

そんなことを考えながら俺はボストレントの残りの死骸をバックに詰めた。

『ボストレントの角材×8を獲得しました。

ボストレントの枝×14を獲得しました。

ボストレントの表皮×8を獲得しました。

ボストレントの端材×28を獲得しました。

レアドロップ品

ボストレントの命の欠片×1を入手しました。

ボストレントの魔枝×2を入手しました。

ボストレントの魔石×1をバックに入れました

バックの残り容量

65/100』

思ったより早くバックが埋まりそうだ。

1つのモンスターからここまで素材が入手出来るならバックの容量がやはり足りない気がする。

きっと増やす方法があるんだろうな。

街に行けばあると思うので今度こそゴーヤの街に向かって俺は進み出した。

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