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第六回 「あの金髪の子?」
「あの金髪の子?」
ダイアは金髪で、髪の長さは腰まで届く。それに顔立ちも中性的で、一見すると男か女か区別がつかない。チハルたちも迷った。
「男?女?」
迷う二人にアオが冷静につっこむ。
「リボン着けてないから男子でしょ。わが校は男子はネクタイ、女子はリボンって決まってるじゃない」
「なるほど」
ミドリは納得したように手のひらをたたいた。そしてアオに聞く。
「なかなかのイケメンね。あんた知ってる?」
「どれどれ」
アオにつられて、三人は通路の端で立ち止まった。




