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第三十一回 「もうあなたとの戦争ごっこに
「もうあなたとの戦争ごっこに付き合うのはごめんです!私は私の生き方がある。もっと人間らしい温かい人生を」
「ハハハハハ」
ダイアはチハルをあざ笑うと、すぐに詰め寄ってきた。
「お前は夢でも見てるのか?ここは日本だぞ。毎日死に物狂いで働く日本だぞ。公務員だってアルバイトだってピカキンみたいに血を吐き、怒鳴り続けなければ生き残れないんだ!」
ダイアは鬼気迫る形相で唾が付くらい近づき面罵した。ここで気遅れてはいけない。チハルも負け時と立ち向かった。
「違う!監督が言った通りだ。あんたは自分の能力を過信してる。あんたは馬鹿だ。大馬鹿だ!自分を神かなんかだと思ってるんだ!」
「もういい!俺の目が誤っていた。頼りにならん。俺は一人でもやるぞ。絶対にピカキンになるんだ」
「このわからずや!」
なぐった。
「ぐあっ!」
チハルの力が強いわけではなかったが、今のダイアに持ちこたえるだけの体力はなかった。
いうなれば、HPが残り1だった。それが0になったのだ。ダイアは大きく後ろに倒れ、起き上がることはなかった。




