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第二十四回 戦勝報告の予定だった


 戦勝報告の予定だった西桜の会議にダイアは出向かなければならなかった。チハルも同行した。

 校長はご立腹な様子。役員の何人かは出席していなかった。暗く暗鬱な空気が漂う。いやに明るい照明がまぶしかった。

 校長は語気を強めてダイアに言った。


「君の案に我々は全面的に賛成し、君を支援してきた。だからしてや、勝ってもらわんと困んのや!」


 ダイアは厳しい表情をしていた。


「まだです。まだ方法があります」


 ダイアは一度息を整えてから述べた。


「私は今大会で宣伝の重要性を知りました。大衆の意思は思いのままに操れるんです。スターも自在に創り出せるんです。それが宣伝の力です。残念なことにわが校は全国に名を残すことは叶いませんでしたが、これからは視野を縮小し、地元に根差した、地元の駅や学校にポスターを貼る。それしか方法はありません」


「しかし……」

と、ここで監督が厳かに口を開いた。

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