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第十八回 会議室には校長


 会議室には校長、学園のOBや役員など偉い人物が10人ほど集まった。校長は険しい顔をしていたが、他の者はどれもこれまで親のコネでのし上がってきた者ばかりで、表情に緊張感がない。ダイアは彼らを軽蔑のまなざしで見ていた。


「君の後ろにいる子は誰だい?ここは関係者以外、出禁だよ」


「私のマネージャーです」


 室内はたばこの煙でもやもやしている。

 校長は関西弁が強く残っていて、高圧的な人だった。


「ほな、サッカー部の活躍に期待するとして、皆さんの異論はありまへんな」


「ええ、いいですよ」


「他に手がないからね」


「ほな、最後にダイアはんから意見を聞きまひょか」


 聴衆の視線はダイアに向いた。皆ダイアを頼る目で見ている。ダイアは立ち上がり、聴衆の後ろを徘徊しながら声を張って話すと、会議室は彼の独壇場と化した。

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