表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/22

第22話  だって、このまま終わらせたら

「………………………………………あ〜あ、どうするのかな、これ?」


西河さんが、おふとんの上で、頬杖をついたままで、溜息をつきながらぼやくように言葉を放つ。


ホントに、どうしましょうか。

最後までするしか、ないわよね。


「………………………………………おいっ、法川さん?何を、しているのかな?」


東山君は、勢い込んで話し始めたけど、途中から私が腰を強く振り始めたので、戸惑い混じりの言葉遣いになって。


「ん、昨夜の、続きだけど?」


「えっ、続き、って?」


「そう、続きよ。」


そう、続きなのよ。

だって、このまま終わらせたら、西河さんに負けたような気がするから。


「………………………………………でも、何で?」


「だって、このまま終わらせたら、もう東山くんとスル機会が無いような予感がしたからさ。」


ゆっくりと、東山くんの目を見つめながら、上下に、前後に、左右に、腰を動かし続ける。


「え〜、私の時よりも、激しいじゃないのよ。嫉妬しちゃいそうだわ。」


いつの間にか、西河さんは、正座をしながら私達の交わりを見つめていて、そのまま近付いて来たと思う間もなくスマホを手に取り撮影を始めてきて。


「………………………………………えっ、あ、よせっ、西河っ、や、やめ、っうあ!」


東山くんが、西河さんに向かって叫んだけど、私が腰を動かすスピードを上げたら言葉に詰まってしまって。


「ふっ、ぅ、あ、西河さん、後で、私にも動画データ、送ってくれるかな?」


「ええ、いいわよ〜、代わりにこの後、私たちも撮影して欲しいな。」


ん〜、それぐらいなら、聞いてあげてもいいかな?


いつの間にか逝ってしまった東山くんが、私の下でグッタリとしてしまって。


「う、ふぅ〜、もう少し、我慢して欲しかったかも。」


「そうね、でも、このまま続けるのは厳しいかもね。みんなでシャワー浴びてから一休みして、朝ご飯済ませてからシテ欲しいなぁ?」


そうだよね、このまま続けるのは、厳しいわよね。

私は東山くんの上からゆっくりと立ち上がり、その様子を西河さんが撮影しているのを確認してから、東山君のモノに被さったコンドームをゆっくりと剥がしていく。


「さあ、お風呂、みんなで済ませましょう!」


えっ?このまま行くのかな?


疑問に思う間もなく、東山君も立ち上がって私と西河さんの手を取ってきたので、三人でお風呂に向けて歩き始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ