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詩ですⅡ

受け身であること

作者: みなはら



『受け身であること』 -あるいてゆこう-



自らの行動と手で行うことは

鮮烈な記憶として刻まれる


それがたとえ

苦しい気持ちや悲しい気持ちだとしても


それはやがて糧となる

今はそう信じている



待っていて得られるもの

その記憶はやがて薄れ消えてゆく


悲しい気持ちや想いそして

そのときの楽しい記憶もこころも


待っているのはあきらめることに似ている

動かないこと留まることも時には



想いを声に出してゆくこと

そしてこころを書き綴ること


それは自らの行動を決めるきっかけとなる

ぼやけた自分の気持ちに形を定めることにも

そして一歩を踏みだす力にも



楽しいことを思い出す

悲しいことを思い出す



そして行動して後悔したことよりも

行動せずに後悔したことのほうが


心の傷として空虚さよりも深く広く

深淵のように大きな何かが

そこに空いてしまっていることに気づくのだ



動くことは動かないことよりも

心にとって救いとなるようにも感じる



なにもわからず何も出来ず

手を出せなかったという傷


決して触れることのできなかった

あの頃の記憶は


覗き込む深淵のように

今も自分を覗き返している





さあ歩こう


できるならば自らの力で

決めた心で歩くのだ


苦難の道のりの先に

美しい花が咲いているとしても

荒野のままだとしても



歩かず動かずにいた景色よりも

それはきっと心に響く


いつか立ち止まった時に振り返ったなら

見える景色はきっと好いものになるだろう


今までに積み重ねたことが

歩き続けたことで見えてくるはずだから





咲き乱れる花を夢みて

歩くのだ



きっと道行きのどこかに

花は密やかに今も咲いている


















-つぶやきと感謝-


まずは誰かさん、古くからの交流相手の方に感謝を♪(^人^)

気づきときっかけを頂きましてどうもありがとうございます♪



この文章のきっかけはゲームの話でした。

ネットゲームにおける判定のランダム要素のことと、自らの手で行うゲームの判定の楽しさについてのこと。

漠然とした違う楽しさの印象から思ったことです。


自らの手でカードを引くとき、サイコロを振るとき。

出来は悪くても、仲間と共に考えたゲームを楽しく遊ぶとき。


そうした進んで行なった、考え、決めて、楽んだことが心へとしっかり刻まれていた感覚です。

ここで得た交流やバトンなどの祭りもですね♪(*^^*)

能動的に動いたことは強い印象として記憶に残されてゆくように感じます。


受動的ではなく能動的なこと。

自らの手で行うこと、自らで決めること。


与えられることでは無く、得るために動くことは、

それで得たこと、その想いや記憶は、

この上も無いものとして心へと残ってゆきます。

そうしてこころの一部になってゆくように思えます。


ある意味でそうして積み上げものが、

生きること、生きたこと、人生になるのかと。



出来れば受け身でなく、自ら行動で何かを残したいものですね♪(*^^*)


もし許されるのであれば、人の気持ちに残るものを創りたいものです。


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― 新着の感想 ―
[良い点] むっふっふ!! 小説を毎日一文字でも書くにあたり、 ロッククライミングのような次の一手──。取っ掛かりを、指先をフルフル震わせて探しております!! ふっふっふ♡♪ けっこう、高いとこまで登…
[一言]  動かす物は手足だけでなく目口でも良く、人の心が何処に繋がっているのかは判らない。繋がる何かにつられ動き始める心の動きに他の何かも引かれ動き始めるようにして、受動の連鎖に波打つ心。  心を動…
[一言] 車や電車に乗っていて 流れる景色を見る時 その景色がとても印象に残ることはあります。 でも、それ以上に 自分の足で歩いた先で目にした景色のほうが より印象に残っている気がします。 車窓か…
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