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ベスト8入り

 ベスト8入りをかけた沖矢の戦いは、開始一分でカタがついた。木刀とは言っても、武装している事に変わりはない。相手が素手ならほぼ100%負けない。沖矢が破って来たのは、そうした素手の相手ばかりではない。

 余談にはなるが、沖矢に破れベスト16止まりだった甲野山はベスト16敗退者による8人のリーグ戦で全勝し、見事9位でゼロフォースに入隊する事となった。同様のリーグ戦をベスト4敗退者による4人で行い5位~8位を決定し、厳格に順位をつけた。3位決定戦と決勝が行われ、ベスト16に残った全員の順位が決まる事になる。

 ここまで勝ち残った一人一人の差はほとんど無いに等しい。勝敗を分けるのは一瞬の小さな隙であったり、油断である。武装するのは卑怯な事なのかもしれないが、この大会の理念は真の猛者を発掘する事にある。極論、要するに強ければ何でもありなのだ。綺麗に言えば無差別級の戦いとでも言えるだろうか。

 勿論、ゼロフォースに入隊すれば、それこそ自分より遥かに強力な火力を持つ敵と戦わねばならなくなる。そこで、卑怯なりとはいちゃもんをつける余裕もない。その間に、味方の上級者達は、敵を一人でも二人でも多く倒す。戦場で求められるのは、課程ではなく結果なのである。そうではないと主張する人間は、純粋な殺しあいをする戦争の本質を分かってはいない。

 どこまでも貪欲に己の強さを貫いて行けるかと言う事が求められる。無論、そこに理性がある事は言うまでもない。自己をコントロール出来る範囲を越えてしまうと、実力を発揮出来ないばかりか、味方を巻き添えにしてしまう恐れもある。戦闘マシーンになりつつも、冷静さを欠いてはならないのである。

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