第八話 ババァの勧誘
二章の一話です、
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さらわれたカイは風使いのおっさんが追いかけているから
大丈夫だと思ったのでさっき倒したおばさんはベットで寝かせ、隣で俺は見ている
「誰がおばさんよ!」
「うわぁ!、いっ、言ってないし!」
「聞こえた気がするんだけど……」
「きっ、気のせいだよ……」
「あらそう」
アラ って言ってる時点でババアじゃん
「こう見えてまだ20何だからね、ババア呼ばわりしないで」
「いやしてないし」
「あと、疑って悪かったわ、ごめんなさい。
あなたが敵だったら、とっくにとどめを刺してるもんね」
「ほんとね、感謝してほしいくらいだわ」
それから質問ぜめにあう
「てゆうかあなた、どこでその能力を?」
「知らない、生まれた時からあった」
「へぇ〜あなた今何歳?」
「15、もう少しで16だし、中学卒業する」
「高校に行く気はある?」
「ない、家を出て一人で働く」
「なるほど、訳ありね、さっきはなにしてたの?」
「親友のかいも超能力者で俺と模擬戦してたら、
タンクトップのやつがいきなり出てきてさらわれた、今すぐにも取り返したい」
これには流石にババアも動揺していた、
まぁそりゃね、超能力がここに二人もいたなんてね
ババは驚いた顔のままで言った
「あなた、中学を卒業したらうちの団に入るつもりはある?」
「嫌だよ、俺はカイを探しに行く!」
「私の団に入れば!必ずその……カイくんも見つけられるし!
またあんたの学校に来た白いやつの正体もわかる!」
「てか、カイどうなったの?」
「わからない…でも…多分…逃げられた…」
「はぁ!?」
使えないなぁ
「殺される心配はないと思う!もし殺すんだったらその場で殺してたはずだから!
ていうか、アイツはめちゃくちゃ強いから逃げられるのはしょうがないの!」
「そうか……使えないと思ったけどそれならしょうがないか……ボソッ」
「え?何か言った?」
「言ってない、ていうか学校に白いやつがきたって…なぜそれを……」
「ニュースでやってたの、どんなのかは見てないけど、特徴を聞いただけでわかった、私は調査しにここへきてたんだけど、たまたま君たちを見つけてね!ていうかアイツ知ってんだ」
杉ちゃんを殺したやつ……カイをさらったやつも……
「とにかく!うちの団に君が欲しいの!」
「わかった…俺入るよ」
「よし決まり!卒業したらここに行ってね!」
そう言うと女は白紙に住所を書いて、くれた
卒業したら、杉ちゃんを殺したやつを……
ん?…卒業?あっれぇ……
「うんう、やっぱこのまま行くわ」
「えぇ!卒業式は??」
「もういいんだよ、どうでも……」
女はすこし間を開けて言った
「そうか!、ならちょっともう遠いけど行こう!」
「うん」
よく考えたら卒業式なんてないや!
「あっ、ちょっと待って、まだ行きたいところがある」
「ん?どこ?」
アイツに一言言っておかなければ……
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