第三話 悔しくて、自分が恨めしい
ちょっと暗くなります
本日三話投稿目です
家に帰り扉を開けると、予想通り母が立っていた
「ごめんなさい……」
1番最初にこの言葉を言わないと殴られることを知っていた、そして言い訳を話す
「あの、人をたすk…」
「なんで六時までに帰らなかったの‼︎‼︎」
あぁ来た、コレは殴られるパターンだ、言い訳すらしてもらえない、最低な親だ
「違うんだよ、お母さん、俺は人を助けてて……」
「嘘をつくんじゃないよ!あたしは嘘をつくように育てた覚えはない!」
「ほんとだ…」
ベ"シ"ッ"
頬を叩かれた、あまり痛くはないが精神的にダメージがくる
なんで、なんで俺はこんな親に、なんでこんなに酷い目に……
この後殴られ続け仕舞いにはカッターで地味に腕を切られた、そして解放される
いつも暴力を振られた後は部屋のベットで泣いている
「あぁ、なんで、なんでこんなに最低な親に……酷いよ、なんで俺だけ」
母がおかしくなったのは父が事故で亡くなった時からだ、父が亡くなったことによりバイトだけじゃ金を稼げなくなっていた、だから母は夜の仕事で働き始めたんだよ、それで相当のストレスが溜まっているのは同情できるが
俺を殴るのは本当に許せない、この世で1番恨んでいる存在だ。
でも、それに抵抗できない自分も恨めしい、誰かに相談も出来ないし何もできない、
抵抗して後からなにをされるかを想像して、すごく怖くなる、力では俺の方が確実に強いが
そう言うわけじゃない、そう言う教育をされてきたからかも、自分で思ってても抵抗できないなんて……
「悔しいぃ、悔しいよ!」
あともう少しで中学を卒業するから、家を出ようと思う
一人暮らしをしたら、自分で稼いで、たまに道場に行って、
母のことなんか気にせず暮らすんだ!
理想まで!……あと少し!
悲しいですよね、ほんとに