第一話 努力と才能
森の奥、誰も立ち入らないような広い道場に二人の青年がいる。
「今日こそ勝ってやる!カイ!」
一人は、ワープすることやワープホールを出す能力を、もっている 亀井 キイ
「何回勝負してもむりだって、きい、
そもそも俺とお前の能力じゃ強さの差がありすぎる、ていうか能力を使わない勝負も、俺が勝ってるだろ?」
もう一人は時を止めることができる、亀井 カイ
「うるさい!勝つまでやるんだよ!」
そう言いながらきいはカイの後ろにワープし拳を振った、しかしそれはカイの手で止められる。
「まだ能力は使ってないぞ?」
「くっ」
きいは一歩後退する。
「まだ本気じゃない!」
強がっているが、十分本気だ、ワープして、拳を払うだけの動作だが、大量の汗をかいている。
きいはワープホールを出し、事前に用意した大量の石をとった
「くらえ!最近考えた必殺技!」
カイの周りに大量のワープホールが出る。
「なるほど、大量の石はこのためにか」
「全方位攻撃だ!くらえ!」
きいはホールに向かって大量の石を投げた
「無駄だ!」
カイは指を鳴らし、時を止めた、そしてワープホール外に出ようとする
「なるほど、考えたな」
時が止まった石が邪魔しカイは外に出ることができない、だが、この時カイは気づいた、いや気づいてしまった、石なら対してダメージがないことに。
カイは苦笑した。
そうとわかったらカイは出来るだけ石に当たらないよう端に寄る、そして時は動く。
「ど、どうだ、ってえぇ!?」
「石はそんなに痛くなかったぞ」
そして指を鳴らし再度時を止め、キイに寄り腹を殴る構えをした、そして時は動く
「グフッッ」
ものすごい音と共にキイは気絶し、道場の橋に寝かされる