披露宴パーティー会場のホールスタッフサービス
先日、派遣会社を通じて何日間か、神奈川県三浦郡葉山町所在の某披露宴パーティー会場のホールサービススタッフとして勤務した。
目の前が海水浴場でウインドサーフィンもやっている大変ロケーションの良い場所であった。
ここ15年ほど、ウエイター等のホールスタッフからずっと遠ざかっていた私は、最初とても緊張した。だが体力的には確かに衰えを自覚したが、それでも身体がある程度うまく反応し、体が昔の経験を覚えてはいた。
まず会場の設営から始まり、これが体力勝負である。大汗を掻く。それが終了すると少しの休憩を挟んで一気に切り換えて、今度は笑顔Smileでお客様のお出迎えから入らなければならない。
料理出しのキャプテン、要するに新郎新婦のメインテーブルを担当する代表は、通じて女性であった。一見してその道のプロ。プライドも高くスタッフ全員、厳しくミスを指摘される。
お客様出迎えから開始し、それぞれのスタッフ受け持ちのテーブルへの御挨拶から始まる。決まり文句は「本日はおめでとうございます」である。
前菜出しから始まり、そのあとスープ。続いて魚料理、「白ワインはいかがですか?」肉料理、「赤ワインはいかがですか?」という風に運ぶ。
締めでデザート、Wedding Cake 入刀後のカットケーキをお一人様一個づつ配る。最終でコーヒー出しとなる。
最後にお見送り体勢、その後皆で写真撮影等も行われる。場合によっては前後して、披露宴開始前のウエルカムパーティー、披露宴後の二次会などもある。
そこで働くスタッフ達は皆若いが、この披露宴を一日午前午後と二つこなす。早朝から深夜に及ぶ重労働・激務である。
誰もが生きるために必死である。