表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/25

ハケンいじめ

某レストランで勤務した時の話である。

そこへは4度目のハケンであった。人手不足につき、ハケンはやたらイジメにも近い様な文句を言われ、時間目一杯こき使われる。派遣を要請する側のお店としても、高い時給を支払う上で応援要請している訳だから、いわば当然のことである。これが現状である。


ある日、勤務を終了し下がる際に「では失礼します。また宜しくお願い致します」と挨拶したところ、スタッフの一員から次のように言われた。「また はもうないよ! おまえ今日の自分に点数を付けるとしたら何点だ!?」

意外な質問に驚いたが以前からその方の体質に気付いていたので、自分では80点位と思ったのだが、そこは控え目に「前回よりはできたと思いますが、60点です」と答えると「それでは時給の60%分しか払えないな。お前なんか、もう二度と来るな!」と言われた。

この発言に対して私は正論をぶつけた。「時給の60%なんてそれはちょっと… もし私が使えない! と本当に思われるのでしたら、派遣会社を通じて『あいつは要らない! もう二度と寄こさないでくれ!』等の苦情なり何なり申し出て下さい。私は一向に構いませんよ」と。

その日、派遣者4名の代表を任されていた私は、通常通りこの出来事を派遣会社あて一通りありのままを報告した。


ハケンという仕事は大変厄介なものである。もちろん行き先によりけりだが、一般的に正スタッフ達の日頃の仕事上のストレスやうっぷんのはけ口とならなければならない役割も担っている……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ