第七十七話
≪スキルレベルがアップしました。召喚モンスターのレベルがアップしました≫
柏崎命
スキル
召喚魔法39→40、暗黒魔法17→18、無言詠唱18→19、詠唱破棄18→19
アイン
デス・ジェネラル
レベル11→12
フラウ
フェアリープリンセス
レベル7→8
アヴァリス
オーガロード
レベル8→9
バジレウス
ドラゴン
レベル4→5
シャイン
ケルビム
レベル7→8
十六夜
神将
レベル1→2
『幽鬼王の指輪』ランクA
攻撃力60 防御力60 耐久度50
スキル
防御貫通、透過、暗黒属性
エルダーリッチとはまた違った強敵で防御できない攻撃というものがどれだけ恐ろしいかが実感させられた。体力自慢のアインでももう一撃食らったらやられてしまっていたかもしれない強烈な一撃でありドロップ品である魔石と指輪を拾って指輪を誰に付けようかと悩む。
透過のスキルだけで見れば盾役のアインが付けるのが最適だと思うがクラスチェンジしたことでアヴァリスに次ぐ、攻撃力を有するようになった十六夜に付けてもいいかもしれない。悩んだ末、十六夜に装備させることにしする。
「これで残すところ一階層……」
世田谷ダンジョンの最深層。最も強いモンスターがボスをしており世田谷ダンジョンの踏破数が少ないのは最深層のボスが今までとは比べ物にならない位、強いからであり情報室の情報でもそう、多くなく十階層のボスを倒さずに他のダンジョンに挑むと言うケースも少なくないらしい。
情報室で確りと情報を集めてから臨みたいものだが、今回のエルダーリッチの様にユニークモンスター級のモンスターが現れるかもしれず得た情報が全て無駄になることも考慮して戦いに臨むとしよう。
それから命は世田谷ダンジョンから脱出して学校に戻ると金倉から連絡を貰う。預けていた魔石から装備が出来上がったようだ。金倉をして装備を作り上げるのに時間が掛かったらしい。
「結構な難物だったよ!」
『巨亀の大楯』ランクA
防御力60 耐久度50
スキル
超頑強、大地属性、水属性
『雷山羊の大剣』ランクA
攻撃力60 耐久度50
スキル
雷属性、神速、突貫
『巨象の革鎧』ランクA
防御力60 耐久度50
スキル
超頑強、タフネス、大地属性
『多腕巨人の鎧』ランクA
防御力60 耐久度50
スキル
超金剛力、超頑強、タフネス
アインのメイン装備である大剣と大楯に鎧を新調出来て残った鎧はアヴァリスに装備させることにしよう。金倉とバトラーに手伝ってもらいながら慎重に防具を着させていく。相変わらずアヴァリスに鎧を着させるのはかなりの重労働で十六夜に助けてもらいながら着させていく。
「そういえば九階層突破だって?後もうちょっとじゃん!」
「その後もう少しが難しいんだけどな」
「まー、命くんなら大丈夫でしょ!」
根拠のない自信であるが励まされているのは分かるので受け止めておく。今日は珍しく那須の姿がなく金倉に聞いてみると獅子ギルドに顔を出している様で本人は行きたがらなかったがわざわざ学校まで迎えが来たので仕方なく足を運んでいるらしい。
人見知りな那須が嫌々とは言え知らない人の所に足を運んでいると言うのは成長が感じられる。那須にお土産を持ってきたので金倉に保管してもらうことにする。どうせ、この工房に入り浸っているだろうし此処に置いていたら那須も手に取りやすいだろう。
「世田谷ダンジョンを踏破したら別のダンジョンに行くんでしょー?どこ行くの?」
「渋谷ダンジョンと千代田ダンジョン」
「あー、東京三大ダンジョンだしそりゃねー」
十階層の世田谷ダンジョンに登竜門と言われている渋谷ダンジョン、珍しい墳墓型で探索者の実力だけでなく知識も試される千代田ダンジョンと東京三大ダンジョンと言われているダンジョンであり普通、渋谷ダンジョンを踏破してから世田谷ダンジョンに挑むべきであるのだが、何故だか世田谷ダンジョンから挑んでいる。
当時はアンデットに対する対抗手段が乏しかったので千代田ダンジョンに挑めなかったが今、探索すれば一日でクリアできる自信はあるがそれはモンスターを倒すだけであり千代田ダンジョンは罠に対する理解度も必要であり魔法職である命は罠の知識などあるわけがなく暫くは授業に通って知識を付けなければならない。




