表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

距離感の神学

アナロジック・アニマル

作者:

あるいはアカデミック・アニマル。

距離感が!よくわからない!シリーズ!仏教いきましょう。


現代人がいちばん親しみやすいのは禅宗かなーと思います。

アメリカでも人気ですね。ジョブズも好きだったらしいし。


要するにプロテスタンティズムに適合する宗派なんですね。

日本でも戦前の京都学派によって近代化に対応しましたし。


余計なことはいっさい考えないで実務に集中する感じです。

とにかく黙って座る。そこからなにかが見えてくる、的な。



だから、私にとっても道元は父のような存在感。そういう

距離感がしっくりくる。それでは母に当たるのは誰なのか。


ここで登場するのが空海ですね。日本史上でも屈指の賢者。

一点突破型の禅宗とは対照的に密教は豪華絢爛な路線です。


キリスト教における近いノリなら、カトリックになります。

内容が豊富で総合的で文化的。ステンドグラスとマンダラ。



そして穏健派な最澄、栄西、法然あたりは聖公会っぽくて。

過激派な親鸞、日蓮、一遍あたりは正教会っぽいイメージ。


さらには個人として理想的なポジを探ると、いわゆるひじり

空也がなかなかいいかなーと。無所属でいろいろやるやつ。


このキリスト教とのアナロジーで仏教の各宗派を整理する

アプローチはかなり便利なんじゃないかなと私は考えます。


こういう研究がどんどん進んだらいいなーってなりますね。

BGM。

Chari Chari「仏陀と宝石」。

https://youtu.be/M9yhiUvqVb0?si=NxiGjPz5UmMvEQv6


前回のお話。

「ふとましい暗黒舞踏家ダイナモ鈴木」。

https://ncode.syosetu.com/n1780km/


次回のお話。

「時には野武士のように」。

https://ncode.syosetu.com/n6695km/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ