表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏読み  作者: 明日香狂香
50/66

司令が驚いた訳

黒須スパイ説を検証。

 携帯のカメラで、常に送信しているのは電池の無駄である。カメラは、接触直前にONにしたと考えていい。ならば、防弾ベストを外していたことを司令は知らなかったと考えられる。


 だから、一瞬驚いたのだろう。しかし、野崎が現れて全てを悟った。計画通り、潜入したので問題なしといったところか。


 公安なら撃たれて倒れている人がいれば、先ず生死を確認するはずである。それをマスクを外して乃木の仲間であることを確認し、その後カメラを回収している。つまり、軽症であることがわかっていた。


 黒須が置き去りにされれば5人のはずだが、4人と決まっていたようなので、黒須が潜入の段取りをした可能性がある。事前にノコルに乃木の銃を渡しておけば、正確な銃撃も可能だ。


 次元もどこかの国の戦闘指導を行なって、ルパンの進入の妨げになったのがあった。黒須が、テントの戦闘指導を行なっており、乃木潜入の段取りをつけたのではないか。ノコルは専用の銃を持っていなかったとすれば、渡された銃をそのまま持っていった。慣れた銃なら、重さもわかるし、片手で初弾装填も可能だ。


 黒須が、優秀な男がテントに入りたがっている。テストしてくれ。とでも言ったのだろう。ベキの銃は空だった。ベキが気付いたのは、むしろノコルの不可解な行動ではないだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ