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裏読み  作者: 明日香狂香
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お助けマン

 ノコルの言動が、乃木の潜入を助けているようにしか見えない。


 櫻井はテントが悪ではないことは知っている。それは、活動目的を知ることが目標だからだ。おそらく、3年前までは解っていたのだろう。テントがテロ代行をするようになって、真意がわからなくなった。そこで、乃木を潜入させて、目的を知ろうとしているのでは。


 ノコルが別班なら、目的は伝わっているだろう。なので、テントの幹部に別班スパイがいるのはおかしい。ただ、明らかにノコルは何かにつけ乃木を助けているようにしか見えない。


 ベキは不正を見つけたい。ノコルは興味が無い。バトラカも不正を見つけたいが、ノコルを怪しんでいる。ただ、いきなりよそ者に実態をばらすかね。最初から、不正調査のために潜入させたようなものだ。


 例えば、テントの購入地からウランが出たとしよう。ベキは掘りたくない。不正者は掘って儲けたい。例えば半年で国連監視が終わって、バルカ政府と日本がウラン採掘に乗り出すとすれば、その前に抑えてしまおうと考えるだろう。


 そういえば、ルパンにも鉱物資源をねらっている外国から守るのがあったな。


 櫻井が不正調査のために、乃木を潜入させることをノゴーンは了承したのでは。だから、テロ組織との密会もわかった。バトラカは日本にコネクションがありそうだから、バトラカを通じて計画したか。

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