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撲滅

全員が銃を取り出し亮に銃口を

向け、引き金人差し指を

かけた瞬間黒装束の男達が後ろに回って首筋に

細いスティレット刺して

新手の武田組の男達を倒して行った


約二十人の子分があっという間に倒れて道路に横たわった

「西村さん残念でしたね。我々も新手の仲間が

来たんですよ。間もなく救急車と警察が直ぐに到着します」

「いつの間に…それより奴ら」

子分達を倒した男たちは姿を消していた。

恐怖の顔で西村は周りを見渡した。

「さて、西村さん子分ばかりが倒れたままは

リーダーの素質がうたがわれる。僕と勝負しましょう」

「お前誰に物を言っている」

西村が亮に銃口を向けると左足で地面を蹴り

3歩で西村の脇に付きピストルを捻り取り上げ

空に向かって引き金を引かせた。


「パァン」

乾いた音銃声にマギーと小妹と

蓮華と桃華が腰を下げた。


亮は腕をねじ上げ、西村を地面に押し付けた。

「銃刀法違反、殺人未遂、公務執行妨害で逮捕する」

亮は西村を後ろ手に手錠をはめた。

「公務執行妨害?」

「はい、これでも警視庁公安部警視なので」

亮は身分証を西村の目の前にかざした。

「彼女たちは民間人協力者です」

そこへ数台のパトカーが急行した。


「團警視ですね、暴対の根岸です」

「はい、五人に私達が脅されまして」

「後ろに倒れている男たちは?」

「奴らの仲間だと思います」

「どうして倒れているかご存知ですか?」

「一瞬だったので分かりませんでした、

防犯カメラで確認してください」

「わかりました」

根岸はたった五人で武装した。二十人の男を倒せるわけが無いと思った

「彼らは生きていますか?」

「はい、全員意識があるようですが

一言も喋らないようです。と言うより喋れないようです」


「喋れない?」

「ぇぇ!あんきとか言っていまして

それ以外は」

「あんきですか、試験が近いんですかね。はは」

「とにかく、署で話が出来る者を尋問してみます」

亮の冗談は無視され慌てて話題を戻した。

「すみません、この後仕事で人と待ち合わせをしているので」

亮が丁寧に謝った。

「わかりました、何かありましたら連絡を差し上げます」

「お願いします」

亮は急いでキャシーの待っている

梅田のホテルモントレに向かった。

「亮さん、監視映像の偽装終わりました」

「ありがとう、雪さん」

「いいえ、でもあの映像観ても誰も信じられないわ、

映画の特撮かなんかと」

「まぁ、有ってはならない事なので」


「キャシー、ジェニファー、一恵さん

遅くなってすみません。今日は大坂に泊まりましょう」

「大丈夫よ、大阪市内観光していたから大阪城素敵ね」

「良かった、食事へ行きましょう」

「仕事の方は?」

「はい、交渉が済みました。もう安全です」

「良かったわ。私お好み焼き食べたい!」

「わかりました」

亮はジェニファーに小声で報告をした。

「これ以上亮に何かをしたら

今度こそ抹殺ね」

「まぁ、そうならない事を祈ります」


「こっちも事情聴取が終わったわ。

なぜ私達が強いかしつこく聞かれた」

小妹から連絡が有った。

「マギーの方は?」

「マギーは外人顔して日本国籍

と聞いて疑われた」

「ご苦労さまです、夕食は?」

「マギーが美味しい所知っているから案内してくれるって」

「わかった、では明日」

「うん」


******

警察署では西村が聴取を受けていた。

「誰の命令で團さんを襲った?」

「自分の判断で」

「團さんは何者か知っていたのか?」

「いいえ、逮捕されて初めて知りました」

「何、どこの誰だか知らない人を襲ったのか?」

「あっ、はい。ただの女好きの

トウシロウ聞いていたので」

「誰にだ」

机を叩いた。

「あっ、いいえ」

「まぁ、いい。今武田を管理責任者として、連れてくる途中だ」

「あのう、あの人本当に警察なんですか?」

「聞いた話によると警視庁警備局公安部

特別捜査官だそうだ。公安部に

睨まれたらもう終わりだ。まず3年は監視が着くだろうな」

「えっ、あの強い女達は?」

「若い方は中国のカンフーの達人、

グラマーな方は元ロス市警の捜査官兼スナイパーだそうだ。

後の二人もカンフーのチャンピオンだそうだ

日本で良かったな、アメリカなら射殺、

中国なら腕の骨は折られたな」


******〜

キタクラブ楓から出てきた武田を警察が取り囲んだ。

「武田組組長、武田健太郎だな」

「おお、なんだ」

「お宅の若頭の西村が殺人未遂で逮捕された。

殺人教唆の容疑で聴取させてもらう」

「俺は何も知らないぞ」

「そうもいかないんだ、お宅の組員約二十名が銃刀法違反と

何者かにやられて入院中だ」

「入院中?」

「敵対している組織を聞きたいんでね」

「組織」

「あんたの組員が5秒で倒された

らしい」

「そんな馬鹿な」

「西村もとんでもない人に手を出したものだ、

警視庁公安部の警視殿に」

「何かの間違いでは、それで誰に依頼されたかは?」

「口を割らないんだが、このままだと

警察庁公安部が直接尋問をするだろうな」

「まさか警察に手を出すなんて・・・」

自分の部下が團亮と間違えてまさか

警察に手を出すとは思ってもみなかった。

******〜

亮とキャシーとジェニファーと

一恵は道頓堀の

お好み焼き屋に入った。

キャシーは生まれて初めて見た

お好み焼きを観て目を輝かせていた。

「キャシー、お好み焼きだけじゃ無くて、

鉄板焼きも頼んだから好きな物食べて、

ジェニファーと一恵さんはビールでも飲んでください

美味しいですよ」


「あっ」

テーブルの向こうに絵里子と祐希と

ケンとザックを見つけると

小妹たちも入って来た。

「あっ」

家族は広い大阪で全員が1ヶ所に集まった。


朝になると亮とキャシー達は京都へ向かい、

京都駅からタクシーに乗り京都観光していると、

大阪府警暴対課から連絡があった。

「おはようございます。團警視」

「おはようございます、どうしました」

「武田組の事務所と自宅に家宅捜査に入り

武器などの押収物がありました」

「凶器準備集合及び結集罪ですね」

「はい、とりあえずその方向で」

「必要があればこちらでも調べますが」

「いや、お手を煩わせる程でもありません」

「わかりました」


亮とキャシーは伏見稲荷大社の鳥居を歩いていた。

「幻想的ね」

キャシーは懸命に写真を撮っていた。

「ねえ亮」

「はい」

「私、アメリカに日本家屋や日本庭園を

作って見たい、そこに日本料理専門店街を作るの

ラーメン、うどん、寿司、天ぷら、うなぎ、

トンカツ、カレー、お好み焼き」

「いいですね、海外では間違った日本料理が

多いですからね。うちのグループが協力しますよ」

「お願い」

「キャシーが建物を作ってナチュラルグリル

ジャパンフードにレンタルする方法もあります」

「そうね、でも1度でいいから

プロデュースして直営してみたい」

「その体で大丈夫ですか?」

「産まれてくる息子に好きなだけ日本食を

食べさせて、丈夫な体になって欲しいの」

「わかりました、場所選んでください」

亮は息子と聞いて黙ってはいられなかった。

「成功したらナチュラルグリルと組んで拡大化を図るわ」

キャシーはそう言って亮に抱きついた。


その夜、亮と絵里子達は合流して

京都料理を楽しんだ。

ザックとケンは京都観光をして日本文化に興奮していた。

「祐希、アニメーションも

日本文化だよな」

「うん、年間200本以上制作されている」

「200本以上!そんなにか」

「あなた達がアメリカで見ているのは、ほんの一部よ」

「それを全部見ていたら寝る暇が無くなる」

アニメ好きのケンが真剣に悩んだ。

「その為には日本語勉強しなくちゃね」

「ああ、それは考えている、アニメを教材にした、日本語カリキュラムだ」

「エナジードリンクNINJAだろう、キャラクターと絡ませたらどうだ」

「うん、そうだね。アメリカに帰ったらさっそくみんなと話し合おう」


ハーバード大学の学生は

熱心に話し始めた。


「彼女たち真剣ね」

「うちの大学の学生は裕福で

実業家の子女多いからね、ビジネス

には興味があるんだよ。日本料理専門店街も

彼らに提案したら、あっという間企画を

持ってくる、もちろん、運営にも参画してくるさ」


「それ、斬新なアイデアも出てくるかもね」

「そう言えば、『おいでやす』と『おこしやす』どう違うの?」

「京都は閉鎖的な土地柄で初めての客は

一見さんと言ってそれなりに対応が違うらしい。

それでおいでやすは常連、おこしやすは初めての客に

言う、いらっしゃいと言う意味の言葉で

従業員や板場の人間が対応するらしい。

「まぁ、凄い」


「祐希、ママは?」

「昔の友達に挨拶に行っている、これから地元との

関わりも深くなりそうだだから」

絵里子は祐希の事を考えて

黒崎グループの成長を真剣に考えていた。

「僕達は今夜東京に戻るけど

祐希は?」

「俺たちは打ち合わせして明後日

東京に行きます、亮に会えますか?」

ザックが亮に聞いた

「うん、製薬会社の方にきてもらって

エナジードリンクの製造過程を観て、

テイストチェックをお願いする」

「わかりました」

「じゃぁまた」

亮とケンとザックは握手をした。


「これからどうするの?」

祐希たちと別れた亮とジェニファーが聞いた。

「お土産を買おう」

「どんな?」

「キャシーとジェニファーと一恵さんには

西陣織のバッグをプレゼントします。

その他海外で好まれそうなデザインの物は

スタジオDアメリカで参考してもらおうと思います。

キャシー、ジェニファー選んでください」

「分かったわ」

キャシーは欲しいもの沢山あって悩んでいた。

「亮、他に欲しいものは自分買うわ」

「いいですけど…」

「私あなたよりお金持ちよ、うふふ」

「確かに」


亮は京都みやげをしこたま買い込んで東京へ向かった。


久しぶりの休日を過ごした、亮は

アメリカでの作戦の計画の話を

ジェニファーと話していた。

「亮、計画はできているの?」

「ジェニファーがくれたデータでメキシコシティの

ドミンゴ・フラレスの自宅を攻撃する」

「街のど真ん中で強襲したら

市民を巻き込む可能性があるわ、それに高さ5mの塀に囲まれている

豪邸よ」

「計画通り行けば大丈夫です」

「とにかく、任せたわ。私やパティは素性がバレているから」

「了解しています」


亮は美喜に電話をかけた。

「今、東京に向かっています。

前に聞いたレンジャーのお父さんと連絡が取れませんか?」

「もちろん、例の事件が解決したので、

両親とも連絡をとっているわよ」

「作戦の内容は秘密なので

まだ言えないけどお父さんと

話をしたい、最終的にはトップから

命令が出ると思うけど」

「分かった、話をしておくわ」

「美喜さんも渡米の準備

してください」

「了解」


その東京に着くと、キャシーを六本木のマンションに

送り亮は銀座の会社に向かった。


まず、プラネット証券へ向かい、

友子と西を囲んで、黒崎グループの

社長交代、グループ改善計画、

ホテル売却、ビルの売却など不動産

処理による銀行借り入れの軽減、

新規事業への投資などによる、

グループ株価が上がる可能性を

説明した。

「面白いですね、買い入れるランドエステートは大丈夫なんですか?」

「はい、資金計画も事業計画は

出来上がっています」

「では、ランドエステート株価も」

「はい、両社の株の注視

お願いします。それから1週間後に

メキシコの株の大きな変動とアメリカの株の変動もあります」

「了解しました」

「ではよろしくお願いします」

「承知しました」

「それから、業績がかなり

良いですね。ありがとうございます」

亮は二人と握手をした。


亮は次にRRレコード、ダブルウイングの

幹部を会議室に集めた。

「来週アメリカで仕事を終えたらハワイで

合宿をいたします。その中から選抜した七人をニューヨークへ

行かせます。1年間ジャネットのバックダンサーとして修行し

帰国したらダンスグループのデビューの計画を

お願いします」

「わかりました」

「また、目黒のホテルを買収して

タレントの寮に改装しています。

ホテルはセキュリティがしっかり

しているので、ガードしやすく

調理場は寮生の料理、栄養の管理徹底的に行え、

ダイニングで食事をして、イベントホールで

ダンスのレッスン、グリーンバックの部屋を作り

各自YouTubeの撮影、スポーツジム、プール

はトレーニングに使い

ホテルなので各部屋にバス、トイレ、テレビ、

インターネットが完備されていますので

居住環境は問題ありません。部屋の一部は

ボイストレーニング、その他、教師と勉強をできます」

「素晴らしい」

誰も考えて居ない発想スタッフは

拍手をした。

「この事務所も移転します。いいですね」

「了解しました」

「結婚式用の衣装部屋にスタジオD

他のブランドを用意して外出してもらいます」

「なんか私も入りたくなったわ」

「受験を控えた娘達には、マンツーマンで

勉強を教えて、レベルの高い

学校へ入れるようにバックアップします」

「高学歴タレントは人気ありますから」

マネージャーが言った。

「スタッフの皆さんには申し訳ありませんが寮の中では公用語を

英語にします」

「えー」

「すみません、世界に通じるタレントを作りたいので、

不満なら申し出てください、事務所内なら大丈夫ですから」

「それで、タレント候補集まりますかね」

「既存の所属タレントで営業を

していただいて、養成の寮生は

デビューまで1年、2年間でデビューレベルまで達しない者、

やる気の無い子、成績の悪い子、男性スキャンダルの

ありそうな子は退所してもらいます」

「1年間デビューはしないんですか?もったいない」

「とにかく、SNSで映像を流し名前を広める活動と

コマーシャル、広告には露出させます」

「そんなに仕事は取れるんですか?」

「はい、DUN製薬、マッスルカープ、ナチュラルグリル、

黒崎グループ、岩崎観光、JOLグループ、美宝堂グループ、

五島商事の広告には優先的に出演できますので、

話題性には事欠かないと思います」

「ワオ、凄い話だ」

「キッズ、ジュニアのレッスン

にはカリキュラムを作成中です」

「わかりました」

ダブルウイングとRRレコードのスタッフが立ち上がり深々と頭を下げた。

「ては、来週ハワイで会いましょう」


亮は各階を周り、指示をして

回った。

最後に地下のライブハウス兼

レッスン場へ行った。

「あっ、社長」


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