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第1話 現在 1/4

「———あ、多分……これだ」


 ウォーキングクローゼットの中で、家探しする事一時間。目当ての段ボールを見つけた俺は、ガムテープを剥がすと、中身の物をゆっくりと取り出していく。


 段ボールの底にある小さな木箱。


 そうっと取り出し、床に置く。


 ほんの少しだけ躊躇った。この箱を開けるかどうかを。


 

 ———だけど、その迷いは一瞬だった。



 両手を添えて、箱を開ける。


 その中身に、目を細めた。


 やがて断片的だった記憶が繋ぎ合わさると、古い映写機の様にカタカタと音を立て、昔の記憶が頭の中に投影し始めた。

約6万文字で完結の恋愛小説です。


お気軽にお読み頂けたら幸いです。

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