表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ありがとうを貴方に。  作者: ちゃん
5/8

こてつ。は賢い子だった。親バカだから、そう私が思っているだけかもしれない。でも私には賢い子だと感じた。

缶詰を開ける音が鳴ると直ぐに鳴き出す。

缶詰の時間を私が忘れたら、鳴いて催促していた。

おやつの鰹節にも敏感だ。

猫を飼ってる人なら理解出来ると思うが「おかぁ〜さ〜ん」と「ごは〜ん」と話す様になっていた。勿論、誰に言っても笑われるだけの話だけど、私には自慢しまくりだった。会話してる私と、こてつ。の姿は今の彼氏は始めは不思議に思っていたが…最終的には本当に会話が成立している姿を見て

「こては自分の事を猫だと思ってないんじゃない?」と良く言っていた。

私は

「私の子供だから」と普通に答えていた。

でも、やっぱり猫だな…って思う姿も勿論あった。こてつ。には変わった癖があり薄型テレビの上に乗って寝る事だった。可愛くもあったが、良く寝れるなぁ?と感心するくらいだ。もちろん、薄型テレビだから身体は全部乗らないんで足はテレビの上から、だらんと伸ばしているからテレビを見るのには少し邪魔だが…薄型テレビの上が、お気に入りだから私が我慢するしかないのは仕方ない。

私は少し育て方を間違えたのかも知れない…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ