表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/40

天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならんby白居易。

映画とか、テレビドラマの画面なら、この瞬間、【2年後】 とかって字幕が出るんだろうな?

只今、絶賛、結婚式中です。

誰の?って、それ聞く?

もちろん僕だよ。

お相手は、言わなくても判るよね?

アムネリア王国、アリス王女殿下だよ。

そこの君!!ロリ言うな~

うん、確かに彼女は、御歳、花の14歳。

然るに、僕はギリギリ10代の19歳。

日本なら、大学生が中学生と付き合ってたらお巡りさん呼ばれるよね。

けど、こちらでは、お似合いの年の差だと、みんなに言われたよ。

ホントにホント!!

そもそもの馴れ初めは、盗賊から救ったとか、必敗必死の戦場で、勝利したとか、そんなところだけど、その時はまだお姫さんは小学生の歳。

守ってあげたいと言うのは本心だけど、結婚やら恋人やらはマジでは考えていません。

じゃ、どこからそんな関係になったかと言えば、内政なんだよ、NAISEI!!

親父さんの王様が、病気がちで、国の切り盛りは、あんなに幼いのに、王女様に掛かっていたんだよ。

なんか真面目で、頑張り屋さんだからね、一人で頑張らなきゃって気を張っていたんだよね。

そんな娘だから、見てる僕らも助けたくなるよね?

僕が貰った旧カロン大公領の領地経営が軌道に乗ってくると、それを参考に、色々助言できるじゃん。

判らなきゃ、チート内政官の戦車兵に聞けばいいんだし・・・

そんな訳で、アレコレと親身に相談に乗っていたら、急接近しちゃうでしょ?

だって、あの頃の王女様って、女の子から急に大人びて、女になって行くんだよ。

なまじ凄く綺麗だから、日々の変化に気が付くだけでドキドキで、、、

彼女も、段々と打ち解けてくれるし、凄くいい笑顔を見せてくれるし。

でも、箱入り娘さんだから、うん、文字通りお姫様だから、思わず、いい雰囲気になって、キスしちゃった翌日には、王様に謁見を願って、思わず言っちゃったよ。


「お父さん!!お嬢さんをください!!」


ってね。

いや、はい、テンパっていました。

お父さん呼ばわりされた、国王陛下は、ぽかーんだよ。

そう、ぽっかーん!!

鳩が豆鉄砲喰って驚いてる感じ。

暫くして、言ってる意味を理解して、大爆笑だよ。

たぶんね、自分の息子や娘にすら、お父さんなんて呼ばれた事無かったんじゃないかな?

笑いが収まった後、今後、国王陛下、つまり、アリスの親父さんをお父さんと呼ぶ事を許すと、厳かに言われました。

因みに、厳粛な雰囲気は、国王陛下と僕の間だけで、周囲の貴族や、女官は、顔を真っ赤にして笑いを堪える者、腹を抱えて転げまわり、持病の腹痛が、腹痛がと叫びながら、笑い声を立てずに笑ううちの軍曹みたいな奴も居たよ。

後で覚えていろよ!!

それからは、あれよ、あれよと言う間に、結婚式の当日を迎えたのです。

しかし、あれは失敗だった。

テンパり過ぎて、プロポーズより先に、「おとうさん」をやらかしたもんだから、アリスにプロポーズに向かった時、何故か?王宮中の女官や貴族が詰めかけてて、衆人の注目の中で、プロポーズをさせられる羽目に。

あまりの注目度に、思わず躊躇って、プロポーズは後で再挑戦しようと、他の話題へ振ろうとしたら、小声で、


「ヘタレ」


と、アリスの口から聞こえてきたのは、多分、幻聴なんだろう?

あんまり、緊張してたから、色々、おかしかったんだろうな。

その幻聴に押されて、無事、プロポーズ出来ました。

プロポーズの台詞?

恥ずかしいから、言わないよ。

あれは一度で充分だ。

敢えて、要約するなら、NO ONE BUT YOU!!

そんな感じの台詞をしどろもどろに、言った気がする。


あぁ~長々とした神官の祝辞や説教も終わり、誓いを聞かれてる。

もちろん!!


「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」



「誓います。」


うん、お仕事の後はまっすぐ公宮に帰ります。

アリスの体型が変わっても愛し続けます。

カッコイイ父親を目指して、頭皮のケアに努めます。

子供にこの人だれ?って言われないようにちゃんと育児も手伝います。


だからアリス。

末永く、宜しくね。















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ