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僕は激おこなのです。(激おこぷんぷん丸視点)

うちの王国の人って!!

馬鹿なの?死ぬの?

幾ら王国の危機だからって、兵も集まっていないのに、侵攻してきたカルッタ王国軍に、なんで野戦なの?

合流して直ぐの軍議で、戦況を聞いて唖然としたよ!!

敵 カルッタ王国軍 3万。

味方アムネリア王国軍3千。

もう、ね!!馬鹿なの?死ぬの?

大切だから、2度言いました。

ミリオタ初心者の僕でも、ランチェスターの法則って言葉は知ってるよ。

もちろん、言葉だけだけど、、、

他にも、攻撃3倍の法則とか・・・

なんで、敵が10倍なのに、野戦を選択するの?

戦力差を先ず聞いて、その上で既に、王国東部の要害は抜かれてると聞いて、王都まで下がりましょうと発言した僕は悪くないと思う。

けど、言った直後、皆さんに鼻で笑われました。

まぁ~総大将の王女殿下が、申し訳なさそうに、ここで下がれば、王家が求心力を失い、カラン大公と対峙している軍まで溶けてしまうと言われたので、無理やり納得してけど。。。

3万VS3千。

それって、戦争じゃないから。

ただのいじめだから。

それでもって、アリス王女様、、


「王国の矜持として、一戦は避けられないけど、国王が不予だからこそ。

ここで私が死ねば、カルッタ王国に嫁いだお姉さまも、併合するだけで、貴族や民にあまり無体なことはしないはず。」


とか言うんだもん。

死ぬ前提なんてあり得ないよ。

思わず、


「王女殿下の命を救ったご縁で、貴族に取り立てられました我が身としては、殿下の先駆けとして死するが本望。

願わくば、先陣の栄誉を賜りますよう。

伏してお願い申し上げる。」


思わず、すげ~似合わない事言っちゃったよ。

でも、王女さんに死んで欲しくないから、、、

綺麗なお姫様の命は、地球どころか、異世界より重いよ!!

全力で、敵を撃ち滅ぼすよ。

今回は、お金がどうとか、全く気にしない。

言うなれば、ウェポンズフリーだよ。

ホントは、意味違うけど・・・

うん、竜と冒険のゲームで言うなら、ガンガンいこうぜ!!だよ。


と言う訳で、、、

目出度く自重しない攻撃で、敵兵の挽肉の山を量産したんだけど、、、

流石に、皆さんドン引きしてました。

そりゃ~もう、これ以上ないくらいに。

戦車の主砲は兎も角、ヴィルベルヴィントの機関砲弾が尽きて、オストヴィントの砲弾も寂しくなったので、追撃をやめて、王女様の居る本陣へ戻ってきて、姫さんに、勝利の報告をしようと参上したら、、、


「ヒッ」


だよ。

誰だか知らないけど、諸侯の一人と目と目が合ったら、

ヒッだよ、ヒッ。

普通、賞賛とは言わずとも、お疲れ!!くらいは、言わないかなぁ~?

ホント、失礼な奴。

思わず、ジロリと睨んだら、腰が抜けたのか尻もち付いてるし、、、

も、ね、凄い居た堪れない状態。

ガオーって、オストヴィントの主砲、空に向けて乱射していいですか?

ねぇ!!良いですか?



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