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農業チート=ノーフォークだと思っていたんだけどな~

エルフとの和平が成立後、彼らの領域である森より撤退を開始する。

又、今までに切ってしまった1000本を超える木材は、僕らが引き取るが、それに対する代価として、1本に付き金貨1枚を支払った。

つまり、賠償金を取れないばかりか、更に白金貨100枚以上の赤字を積み増した感じで、、、まぁ~総資金から見れば大した金額で無いかも知れないが、土地と年金で得られる収入の10年分を一瞬で、消費してしまったと考えると、やはりご利用は計画的にじゃなきゃ不味いでしょ?

と言う事で、何とかログハウス風に形になった兵舎で、戦車中隊の幹部達と今後の相談を始めた。

因みに幹部は全部で10名。

中隊長を務める僕、イリヤマ・ハルキ大尉。

中隊本部となる対空戦車小隊の小隊長を務めるアドルフ軍曹。

その他の各種戦車小隊の小隊長、曹長、軍曹、伍長、6名。

3機の航空機小隊と整備班の小隊長を務める伍長、1名。

マウルティア2両と野戦調理車フィールドキッチン1両を中核とする調理班小隊の小隊長を務める伍長、1名。

見たまま高校生の僕を除けば、皆さん、ごっつい方ばかり。。。

うん、見た感じ、脳筋と言うか、ソロバン持たせたら、打撃武器として使うような感じの如何にも軍人って雰囲気の部下だから、まともな意見、期待していませんでしたよ。

し、しか~し。

神は見捨てなかった。

いや、女神には見捨てられたが、見た目脳筋の部下達は、僕を見捨てませんでした。

先ず、軍隊に入る前は、地主ユンカーの三男だったと言う航空機隊の伍長君。

金があるなら、農業に投資しましょうと発言する。

何でも、ユキタ男爵領で、戦車を農機に仕立てて開墾すれば、10倍は軽く開墾できます。

と、凄い豪快な事を言う。

思わず、ひょっとしてノーフォークやっちゃう?

と思わず、期待を込めて言っちゃいましたよ。

そしたらね。

最初からノーフォークを取り入れると、共同体としての農村を破壊しちゃうから、農民反乱が起きますよ!!

と言われました。

やるなら改良穀草式農法だそうです。

そんな農法、聞いた事ないし、判らん。

まぁ~お任せだよね。

他にも、救荒食物としてのジャガイモ探索、ドイツ人なら当然か・・・・

ジャガイモは、病気があるから主食を全部ジャガイモにするのは不味いらしいけど、戦乱のこのご時世、農地が戦場になって、踏み荒らされると収量がガタ落ちの麦を育てるより、地下で育つジャガイモは、リスクヘッジに丁度良いと言われました。

次に、千歯扱きを飛ばして、足踏式脱穀機だそうで、、、

木製の歯車とクランク、そして少しの鉄があれば、千歯扱きみたいな鉄の無駄使いをする必要はないとの事。

何より、機械王国のドイツ人が、歯車とクランクを利用しないのは我慢できないと言われました。

で、何より大きいのが、プラウ

軽戦車に曳かせれば、収量倍増間違いなしって言われたけど、ホントかな~。

でも、チート農法で、増やす家畜の雑種強勢は、色んな家畜を買い集めなきゃ始まらないんで、ボチボチ気長にと言われました。

ホントの所、全然わかりません。

農業はお任せします。。。

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