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私の願いの為ならば
「うるさい!!」
私が投げた真っ白な皿が
まだキレイな
フローリングの上で
泣き叫ぶかのように
大きな音を立てて
割れた。
胸が激しく痛んだ。
本当に痛かった。
「はぁ..はぁ..」
息をするのさえ苦しくて。
生きることが
できなくなって。
それでも私は
生まれてきた。
人間に生まれてしまった。
この欠陥品が。
私が。
生まれた。
生きることが
できない理由は、
ただ弱いから。
ただ泣き虫だから。
そんな私は
神に言った。
強くなりたい。
それが私の、
虫の願いだ。
と。




