表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
23/24

光の決意

白い部屋の空気は、戦いの余韻で静かに震えていた。


特別介入チームは、レイたちの光に圧倒され、ついに後退を余儀なくされる。

「……規則の逆襲は、ここまでか」

冷たい声が、廊下に消えていく。


ルミナは深く息を吐き、レイの肩をそっと抱く。

「……怖かった?」

レイは小さく首を振る。

「……でも、これでわかりました。私は、私の光で戦える、と」


カイルも微笑みながら、肩越しに空を見上げる。

「……もう誰にも、君を奪わせない」


部屋の中の光は、規則の影を押し返すように強く輝く。

三人の心の結束が、目に見える形となった瞬間だった。


ルミナは、レイの手を握り、そっと微笑む。

「……これからも、ずっと一緒にいる。どんな世界でも、どんな規則でも」


レイの目が、涙で輝く。

「……はい」


カイルも手を伸ばし、二人の手をつなぐ。

三人の掌が重なり合う。

その温もりは、規則を超えた希望の象徴だった。


白い部屋の窓から差し込む光が、まるで未来を祝福するかのように輝く。

三人の絆は、もはや世界の亀裂をも包み込み、希望の光に変わっていた。


ルミナは小さく呟く。

「……この光を、絶対に守ろう」


レイも頷く。

「……私、みんなを信じます」


カイルも笑顔で答える。

「……その光を、絶対に失わせない」


部屋の光は、三人の決意とともに、ゆっくりと世界を照らす。

そしてその光は、これから始まる最後の物語への、穏やかで確かな前触れだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ