光の決意
白い部屋の空気は、戦いの余韻で静かに震えていた。
特別介入チームは、レイたちの光に圧倒され、ついに後退を余儀なくされる。
「……規則の逆襲は、ここまでか」
冷たい声が、廊下に消えていく。
ルミナは深く息を吐き、レイの肩をそっと抱く。
「……怖かった?」
レイは小さく首を振る。
「……でも、これでわかりました。私は、私の光で戦える、と」
カイルも微笑みながら、肩越しに空を見上げる。
「……もう誰にも、君を奪わせない」
部屋の中の光は、規則の影を押し返すように強く輝く。
三人の心の結束が、目に見える形となった瞬間だった。
ルミナは、レイの手を握り、そっと微笑む。
「……これからも、ずっと一緒にいる。どんな世界でも、どんな規則でも」
レイの目が、涙で輝く。
「……はい」
カイルも手を伸ばし、二人の手をつなぐ。
三人の掌が重なり合う。
その温もりは、規則を超えた希望の象徴だった。
白い部屋の窓から差し込む光が、まるで未来を祝福するかのように輝く。
三人の絆は、もはや世界の亀裂をも包み込み、希望の光に変わっていた。
ルミナは小さく呟く。
「……この光を、絶対に守ろう」
レイも頷く。
「……私、みんなを信じます」
カイルも笑顔で答える。
「……その光を、絶対に失わせない」
部屋の光は、三人の決意とともに、ゆっくりと世界を照らす。
そしてその光は、これから始まる最後の物語への、穏やかで確かな前触れだった。




