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はるか先へ

はるか先へ・第三章〜重大任務編〜

作者: 如月碧

私こと、長月春華は15歳の頃母レミリア・スカーレットを亡くした。その5年後母の妹フランドール・スカーレットも亡くした。父はその昔に亡くした。20歳の時3人組の男女に捕まり【M&N】の新人育成場に気づいたら居た。その育成場を卒業し私は【M&N】の本部に加入することになった。そこで魔理沙、霊夢、リナと再会し、同じ班となった。その後、任務で[ERROR]さんの監視を任された。監視を始めて数日後監獄に"化け物"が現れた。その化け物を[ERROR]さんは軽々と倒して…

「おはよ!」

「お、春華!おはよ!」

「春華、おはよ!」

「あれ、リナは?」

「それなら…」

と言って霊夢は私の後ろを指差した。

「え?」

そうして、私は振り返ったら。リナがそこに居た。

「え?いつから?」

「ついさっき…珍しく二度寝したよ…」

「はぁ…別にいつもは早すぎたから別にいいと思うけどな〜」

と私達が話していると…

「ちょっといいかな?」

「あ、はい!」

とSランク下級・Sランク・Sランク上級・"+Sランク"のヘッドさんが言ってきた。『+Sランク』とは何なのか私達は知らないけど、いつか分かる日が来るのかな。と考えていると。

「少し頼みたいことがある…」

「はい…」

ヘッドさんは私達に任務を言い渡してきた。正直、無理やり連れてこられたのに何でしないといけないのか分からないけど…

「重大任務なんだ、最悪死ぬ可能性が…」

なら、頼まないでほしい…と言う文句は直前で止めて…

「分かりました、逝きます…」

「あぁ、分かった…なら、早速行かせる準備をする少し待ってろ。」

と言ったが。私が言った言葉は逝くであり決して行くではない。死にに行くんだ(※冗談である)。そして、準備が終わり…

「出発!って思ったけど…何で咲夜と[ERROR]さんが?」

「まあ、頼まれたから」

「そうね、春華と一緒に行ってきてって言われたから。」

「あれ?咲夜ってタメ口だったけ?」

そう魔理沙が言った。それに対して咲夜は

「まぁね、春華がタメ口で良いって言ってくれたから!」

その時霊夢が私に話しかけに来た。

「あぁ…この顔は乙女の顔だ…」

「え?まっさか〜…流石に無理だよ?ただでさえ、告白が多いのに…女同士の恋愛は…」

「良いじゃない!人それぞれよ!」

「いや、分かってるよ?ただ、私が…って聞いてないし…」

そして、2日掛けて現場に着いた。その現場はとても暗い森だった。

「おい、少し休憩しないか?」

そういったのは魔理沙だった。

「確かに、休憩したいね…」

「寝ずにここに来たからね近くの宿屋を借りる?」

とレナが提案した時に[ERROR]さんが言ってきた

「ここらへん宿屋も集落もないぞ?」

「え?」

「はぁ…俺以外全員寝てたからな?」

「あれ?そうだっけ?」

「疲れたとか言ってるが、俺が一番疲れてるぞ?」

「あはは…そ、そうか?」

「そうだよ、ばーか」

「ばかとはなんだ!ばかとは」

と[ERROR]さんと魔理沙が言い争ってる中私はその森をじっくりと見ていた。何か意図があるわけではないただ、何かいた気がして…

「春華!」

「どうしたの?」

「いや、森をじっと見てたから何か見つけたのかなって思って。」

「まぁ、そんなとこ。何かいた気がしたから見てたの」

「そうなんだ!じゃあ私も見とくよ何か見つけたらすぐ報告するからね」

と咲夜が元気よく言ってくれたので咲夜に観察を頼むことにした。てことで私がしないといけないことは、皆んなの疲労回復か…

「ちょっと動かないでね」

そして、私はみんなに向かって私の血で出来た薬を皆んなに無理やりのませた

「うぐ、げほげほ…いきなりなに…をあれ?疲れが…」

「なくなったな…」

「血の消費が凄いからね、その分効果は確かだからそれじゃ行こ!咲夜も」

「そうする」

そして、私達は森に入っていったのだった。

「ぎゃああああああああああああああ!!」

「え?」

「誰の声?」

入ってた少しした時、男性の悲鳴が響き渡った。

「こっから北方面からの悲鳴だな…どうする?行くか?」

「勿論!行くに決まってる、これ以上犠牲を出さないためにも」

「そっか…分かった行くか!」

そして、私達は森の北方面に向かったのだった。北方面の森に着いたらそこは地獄のような光景が広がっていた。

「なに…この光景…」

「まるで、地獄だな…」

「なんで、死体がこんなに…」

「少しも食った様子はないな…」

と[ERROR]さんはさらっと怖いことを言ってきた。人を食べるって…この世界の昔の魔族でもしないってのに。

「ああ…ごめん、」

そう、いきなり[ERROR]さんが言った。

「どうして?」

そう私が問い返すと…

「いや、すっごく目の前に多分ここのボス…でっかい化け物がいるから…」

と言われて、私達は前に顔を向けた…そしたら、本当にでっかい蚊の様な化け物が居た。

「え…あ、蚊?」

と私が言うと目の前の化け物が喋った!?

「蚊?そんなものじゃないわよ!私は、偉大なるあの方の幹部の一人、クワナよ!」

(※名前に意味はありませんなんとなくです)

「ええと…ん?」

「おい!春華、化け物としゃべる前にさっさと逃げろ!」

「あ、そうだっ…」

「よーし捕まえーた!」

「ひゃ!?」

私はその…蚊に捕まった!どうにかしないとって思い無意識に何かを発動した

「ッ!?」

その蚊は私を放して、離れた。

「あんた…怖いわ〜…この娘の血を飲めばこの娘のその何かを扱える…ただ、それを手に入れるまでに死ぬ可能性があるって思ったら…怖いわ〜…」

(さっきのなんだったんだろう…)

「はやく!」

「あ、うん!」

そして、私達は森の外へと逃げたのだった…

「はぁ、はぁ…」

「取り敢えず、あいつのことを本部に…」

「まって!」

「ん?どうしたんだ?」

私は連絡するところを止めた

「あの蚊…私達で倒さない?」

「どうしてだ?」

「そうすれば、いち早く周りの人たちが安全になるだろうから…」

「それもあるかもしれない…ただ、無謀だ」

「だけど、[ERROR]さんが!」

「確かに俺だったら倒せるかもしれない…ただ!もし俺が不意を突かれ動けなくなったら?」

(まぁ、無いだろうけど…)

「"もしも"の事を考えろ…冷静に物事を判断しろ…そして、お前がその能力を使えるようになれば戦況が一気にひっくり返るかもしれない…俺はそんなに便利ではない。少しは、頭を付けて、自分たちであいつを倒せるぐらいの実力をつけろ!俺が手伝うのはそれからだ。じゃ、戻るぞ」

そして、[ERROR]さんを先頭ににして私達は本部に戻って行った…

「何か、収穫はあったか?」

「はい、まずあそこにいたのは意思疎通ができるタイプの化け物が居ました。そいつは、今のこいつらじゃ敵わないぐらいの敵です。なので、こいつらの稽古をつけても良いですか?」

「まぁ、構わん…好きにしてくれ、ただ十倍ぐらい強くしろ」

「分かりました…1週間で終わらせます。」

そして、俺は春華達の方へと向かっていったのだった。

その時、[ERROR]さんが話を終わらせて、こっちに来た。

「てことで、早速稽古をつける…稽古時間1週間だ…地獄の稽古を耐えれるか?耐えれたらあの蚊を倒せるほどの実力を得られるぞ?」

「怖ぁ…」

「私はやる!」

そう咲夜が宣言した。

「あの化け物だけじゃなく、それ以上の化け物を倒せるようになって春華を守りたいです!」

と頼もしいことを言ってくれた咲夜だけど

「守ってくれるのはありがと…ただ、私もその稽古受けるからね!一緒に頑張ろ!」

「うん!」

「なんだろう…しないといけない雰囲気だよな…まぁ、元々やるつもりではあったが」

「確かに…ま、魔理沙じゃ私には敵わないわよ!」

「言ったな?霊夢」

「言ったわよ?」

「地獄は嫌だけど、自分の身を守るためにも!」

そして、皆んながその地獄の稽古とやらをし始めたのだった。あれから3日が経過した。はっきり言って死ぬうん…なんだろう内容聞いたら[ERROR]さんの攻撃を全てかわして一撃を入れるっていうシンプルかつ簡単そうな内容だったのに…[ERROR]さんの攻撃クールタイムがほぼ無くて攻撃に専念したら当たっちゃうし、攻撃をしないでさけることだけ考えたらバリアである程度は守れるんだけど…生身に[ERROR]さんの攻撃を受けるよりバリアに対するダメージ大きくない?気のせい?

「さて、今日もやるぞ…地獄の稽古」

「よろしくお願いします!」

今や、まともによけれるの咲夜と私だけ…

「よろしくお願いします…」

「最初の頃は声がまぁまぁ出てたのに…どうして、今や遅れてでも咲夜と春華しか声を出さない?まだ、あれくらいで音を上げたら今後になってずっと守られ続ける、殺されるぞ?」

「ッ…守られ…続ける……いや…私は他人を守るんだ…そう、これぐらいで音を上げたら…これぐらい?…いや、これぐらいでは流石に違うと思うが?」

と魔理沙が言った

「え?そうなのか?いや、うん…まぁ、そうか…だよな。はぁ流石に手加減がまだ足りないか…」

手加減がまだ足りないと言う頭がポカーンする言語が聞こえた気がするけど大丈夫だよね?ね?

「さて…始めるぞ!」

そして、[ERROR]さんはいつもの光る球体を出すわけでもなく()()()を出した

「お前たちの要望通りもっと手加減してあげたぞ?」

またもや頭がポカーンする言語が聞こえた…ん?なに?頭がポカーンするも頭がポカーンする言語だって?気にしない!気にしない!

「なら〔血の雨(Blood Rain)〕」

「へぇ……普通に一人でも当てたらていう優しい設定にしてたからこれで来られたら終わりたよ?」

「へ!?」

その、[ERROR]さんの言葉の方向には今でも声は聞こえるのに姿は無かった…

「春華!後ろ!」

「え?」

そして、[ERROR]さんのナイフが私の頰に傷をつけられる時に…『ドカーン!』と言う声が此処で聞こえた…

「ここかな????」

「あの蚊がなんでここに!!」

「ん?ああやっと見つけたわ…私の奴隷にする予定の娘…」

そして、指を指した…その指は私に向けられていた…思考ができなかった…[ERROR]さんに簡単に技を避けられて負けそうだったのに…蚊の奴隷にされる予定って本当に意味が分からなかった…頭に入らなかった…何も考えられない…私は…どうすればいいの?

「…おい、お前」

「あら?何かしら?僕ちゃん」

「へぇ…僕ちゃんなんていうんだな…なら聞くが、お前何歳だ?」

「それは…」

「包み隠さず答えろ…」

[ERROR]さんがそういった瞬間…辺りに黒い稲妻がほとばしった…

「そんなカリカリしないでよ〜う〜ん…そうね…確か100歳…かしらまぁ、この世界に来たのは最近だけど、それがどうしたの??」

「へぇ〜…俺は、いろんな世界を渡った…」

「うん、それで?」

「合計で数千年は生きてるから…僕ちゃんと言えねえぞ?」

「?」

「どうゆうこと?」

ポカーンとしている他のみんなを代弁して私がそういった…

「?あぁ…転生の類で、数千年生きているってことだ…ただ、う〜ん…世界渡り?まぁ、自身でも原理はよくわからん。ただ、どっかの都合のようだが…」

その言葉を聞いても、私達は分からなかった…

「ハハッ…なぁ、春華?」

「なに?[ERROR]さん」

「お前一人で戦ってみろ」

「え!?」

「おい![ERROR]!春華を殺すつもりか?」

「死なないから言ってる…絶対勝つ」

「その自信はどこからかだ、」

「俺も同じだったからな…ほら!春華、行ってこいよ…お前は勝つ」

「だけど…」

「言い訳はいい!ほら!」

そして、[ERROR]さんに無理やり行かされて…

「ふふふ…この娘、まだ弱そうだけど??」

と煽っていたがどうでもよかった。だって、さっきまでの死にそうという不安は無く何でもできるような感覚だった…しかも、[ERROR]さんに見られていると何故か安心する…そして、頭の中に急に出てきた言葉を放った

「〔創造 竜巻(トルネード)〕」

そうすると、竜巻が発生した…

「え?きゃ!」

その竜巻に蚊は巻き込まれた

「え?なにこれ…」

「それはお前の能力…«想像したものを創造する能力»だ。」

「これが…私の…」

「お前はバリアを創造とか言ってたらしいが…」

(え?[ERROR]さんや他の人にいつ言ったけ?)

「それがお前の本当の能力…ま、血さえ創造出来るならチートだな!」

と笑いながら言った。確かにと思って、血を創造してみたら

「いけちゃった…」

「まじか…これは、俺の次ぐらいに強いんじゃないか?」

「〔血の雨(Blood Rain)〕」

普段は血の消費量が多く、使いづらかった技が使えるようになったのは嬉しかった。だけど…この能力だけを使う方がいい気がする…

「〔創造 分身(ドール)

そう言霊を放つと私の分身(ドール)が顕現された。

血の槍(BloodSpear)

人形はそれを発動した。そう言えば私の分身(ドール)だけど血ってあるのかな?…もしかして無い?う〜ん…考えるのやめよ。

「〔創造 雷之(Lightning)(Spear)〕」

そうして、雷之槍…なんて説明しよう…某海賊アニメのあれみたいなのを創り出した。

「投げてみよ。」

そうして、私の分身(ドール)と蚊が戦っているところにその槍を投げた。

「は!?」

その槍は見事に蚊に命中した。ただ、まぁ…移動しているときの音が豪快な亀裂音みたいなのが鳴り響いた。

「よくも…よくもよくもよくもよくもよくも…この私を傷つけやがっ…て…あ、ぐふ…」

その時蚊は、倒れた。倒した喜びよりなぜか、やった感じがしない。だけど蚊は死んだ…戦いをした感じがしない。

「あいつは、その能力で楽に殺せる相手だっただろうからな…そんな浮かない顔になるのは、分かる。ただ…」

「「お前は、よく頑張った」」

「!?」

一瞬お父さんの声が聞こえた。

「うん!」

翌朝俺は、呼び出されていた。

「で?何の用だ」

「能力を解放させてくれたおかげでこの世界の"化け物"が倒しやすくなる。大丈夫…こっちもこっちで片付ける。」

「そう、なら良い」

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