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役割一覧

役割

 異能者が「人間的にどんな存在であるか」によって決定される。役割といっても「異能者が社会的、組織的にどんな役目を果たしているか」ではなく、「どういった人間性を持っていて性質的にどんな人間に分類されているのか」ということを表す肩書きだ。イメージとして職業が書かれているが、これはあくまでイメージである。

 異能者は、『役割』と対応して習熟能力値を上昇させる。下図を参照して、役割ごとに決定された値分だけ能力値を上昇させ、その後、{60-(上昇させた値の合計)}分だけの値を自由に配分して能力値を上昇させる。

 また異能者は、『役割』と同名の『アビリティ』を習得している。


挿絵(By みてみん)


大器晩成

 この役割のキャラクターは、生まれながらに非常に高い潜在能力を秘めている。入り混じった数多の素質と才能は、熱気に満ちた、時に不安定な途上を経て完成されるだろう。あるいは、既に困難を乗り越え完成された者もこの役割に収まっていると言える。ある具体的な性質に固まった、と言うには少々規格外の器だ。

主なイメージ......学生、医者、権力者など

『アビリティ:大器晩成』

 『スキル:策戦、祈り、覚悟、回想』の内から二つ選んで習得する。

 シナリオ終了時、生存している場合、獲得できる闇を{+1}する。


求道者

 この役割のキャラクターは哲学の者だ。色々な事柄に関心を持ち、失敗をも糧に経験と知識を消化して己が血肉とし、強固で柔軟な存在となるだろう。この役割のキャラクターにとって、洗練さや統一性は最重要ではない。齟齬すらもまた、新たなる活路を切り開く足掛けとなるからだ。

主なイメージ......学者、作家、旅人など

『アビリティ:求道者』

 ファンブルが発生した場合、判定に適用した技能を記録する。次に同じ技能で判定をするとき、難度に関わらず一度だけ、判定を自動で成功させられる。


精魂

 この役割のキャラクターは、一つの業を極めんとする者だ。価値や意味、あるいは心や観念すら置き去りにただ、ひたすらに、ただひたすらに極め、いずれはその業の一端とならんとする者である。狂気的とすら言えるその極限の魂が、あるいは、異能と呼ばれる力の根源なのかも知れない。

主なイメージ......職人、エンジニア、軍人など

『アビリティ:精魂』

 『スキル:専門分野《  》、神業、魂の血脈:《  》』から一つ選択し、定果習得する。

   → キャラクター作成\絶技


治者

 この役割のキャラクターは、人の上に立つカリスマだ。人を推し測り、理解し、纏め上げ、そして時には断罪し、奪い、打ち倒す君臨者である。覇を冠する者は時として孤独だが、誰に見せることがなくとも己すらをも律し治めてこそ王たり得るだろう。

主なイメージ......社長、船長、軍士官など

『アビリティ:治者』

 クリティカル時、遭遇状態の任意のキャラクター一人を選択する。選択したキャラクターの合意があった場合、自身との間で『協定』を結ぶ。


調停者

 この役割のキャラクターは、人と人との間に割って立ち、諍いを鎮め公平を齎す者だ。物事において客観に位し、泰正伯仲を求める和の者である。あるいは公平、伯仲の天秤の中庸を己が君主に定めた、忠義の者でもあるかも知れない。調和への求心こそが、この役割のキャラクターの原点なのだ。

主なイメージ......弁護士、教師、警官など

『アビリティ:調停者』

 自身が習得可能な『スキル:交渉術』から一つ選び、定果習得する。

   → キャラクター作成\絶技


誠心誠意

 この役割のキャラクターは、常に等身の一個として人間に臨む勇気の存在だ。強大な手合いには真っ向から相対し、弱き指先は握り寄り添う。時には立場や役目すらかなぐり捨て義勇を果たす、世界への挑戦者だ。その過程で押し寄せる苦難は並大抵のものではないだろう。しかし、それまでに差し伸べた分の手が、誠の力となって還り背を後押しするだろう。

 主なイメージ......ビジネスマン、宗教家など

「アビリティ:誠心誠意」

 インタールード時、自身以外のキャラクターやアイテムなど、シナリオの要素を一つ指定する。指定したものだけを対象にスキルを発動するとき、スキルのLvに{+1}する。


美学

 この役割のキャラクターは、己で己を縛る鉄の信条を持っている。法や理の頸木を軽々と超越し、至上の美に殉ずることすらあるだろう。己以外が定めた価値観を、己以上に優先する意味はない。鉄の信条を貫き通すことだけが、己にとって何よりも強い意味を持っているのだから。

主なイメージ......芸術家、達人、犯罪者など

「アビリティ:美学」

 クリティカル時、追加でマインドを1d20回復する。


探索者

 この役割のキャラクターは、世界の真理を追い求めている。眼前に広がる世界の全てを見零すことなく根こそぎ攫い、数多に分かたれた知の一つ一つを嗅ぎ分け、吟味し、飲み下す叡智の探求者だ。無限に等しい知の奔流に下されることなく深淵の淵際を掠める、恐れを知らない生き方は、ある種の畏怖を感じさせる。

主なイメージ......探偵、刑事、何でも屋など

「アビリティ:探索者」

 クリティカル時、それまでに失敗した情報判定の対象情報を獲得する。



※ 定果習得

  SP:7/3   → Lv:7

  SP:16/9  → Lv:2

  SP:20/5  → Lv:2

  SP:24/10  → Lv:1

   → キャラクター作成・絶技

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