キャラクター作成・共通
キャラクターシート・オモテ
キャラクターシートの表側は、キャラクターの表面的な情報や、そのキャラクターを見ていれば分かるような性質について記載される。
キャラクターシートのこちら部分は、プレイヤーにとって公開される情報であり、ゲーム上では『情報\顔』として扱われる。
名前
キャラクターの氏名。好きなように考えてよい。身近に居るようなスタンダードな名前でもよいし、いかにもな名前や古風な名前、もちろん外国風な名前でもよい。自由に決定しよう。
また、同様に『職業』、『性別』、『年齢』もキャラクターの雰囲気に合わせて自由に決定しよう。
ランダム命名表(苗字のみ)
役割
キャラクターの人間的な性向。例えば、長い人生を経て完成される『大器晩成』や、好奇心に従って行動する『探求者』などがある。キャラクターの人間性の方向が示されるだろう。
また、この『役割』によって、後述の『習熟能力値』の一部が決定され、役割と同名の『アビリティ』を習得する。
→役割
闇
異能の世界にどれだけ関ってきたかを現す値。
初期値は0で、シナリオクリアによって成長する。
異能名
PC自身の異能の名前。好きなように考える。
ステータス
キャラクターの能力を数値化したもの。身体、感覚、知性、精神、階段、知識、技術、社会、ライフ、マインド、アセット、SPの十二個があり、これらの数値が高ければ高いほど優れていることを表す。
これらは基礎能力値、習熟能力値、コンディションの三つに区分される。基礎能力値と習熟能力値は、判定を行うための技能に関わる。コンディションは、他のキャラクター等との戦闘やゲームの進行、スキルの発動、判定でのファンブルやアイテムの購入によって減少し、消費されて行く。
ステータスの値はロールよって決定される。
・能力値:基礎能力値
身体、感覚、知性、精神の四つ。
それぞれ、身体的な頑強さや力の強さ、無意識的な感覚や五感の鋭さ、思考や頭脳の扱いの上手さ、精神的な安定や意志の決定力を表す。
この四つの能力値は 10+1d20+1d10 で決定する。
・能力値:習熟能力値
会談、知識、技術、社会の四つ。
それぞれ、人との関わりや対話の熟練さ、知識の量や深さ、技術的な練度や技巧の熟達さ、社会性の優秀さや地位の高さを表す。
この四つの能力値は {役割による数値の配分}+2d10 で決定する。
・コンディション
ライフ、マインド、アセットの三つ。
それぞれ、生命力・体力、精神力・正気の度合い、資金力・財産を表す。
この三つの数値は、対応する技能値によって初期値が決定される。
ライフ:耐久 マインド:理性 アセット:財産
の組み合わせで対応している。ゲーム中、対応する技能値が変動した場合には各コンディションの最大値が連動して変化する。ただし、この連動は一方的なもので、コンディションの変動に対して技能値が連動することはない。
・SP
スキルを習得しLvを上昇させたりするためのポイント。
この値は、{[ステータスの最大値]-[ステータスの現状値]}で決定される。ただし、この値は、ロールによってステータスが決定された時点で連動して決定され、以降、ステータスの変動によって上下することは無い。
・技能
前述の『能力値』を加算して決定される値を『技能』と呼ぶ。同じもの同士の組み合わせを含む。順不同のステータス二つで合算され、例えば身体と感覚の組み合わせなら《俊敏》、精神と精神の組み合わせなら《意志》となる。
判定は基本的に、この技能によって行う。
技能のうち、基礎能力値と習熟能力値によって決まる技能(演技、心理、...、権勢)を『汎用技能』と呼ぶ。
他PC
セッション時における、他PLのPCを記述する。
獲得した他PCの『情報\顔、手の内、目録』を情報の欄に、『協定』の有無を協定の欄に記述しよう。
シナリオ
シナリオ中における、NPCや、フィールド・アイテムなどを記述し、獲得した『情報』などを記述しよう。
アイテム:装備
キャラクターが持つアイテムのうち、手に持っていたり身に着けているもの。基本的に、アイテムは、装備していなければ効力を発揮することはない。
キャラクターは、アイテムを6個まで装備として所持できる。
→ ゲームシステム・その他 、データベース・アイテム
アビリティ
キャラクターがゲームに及ぼす効果の内、常に効力を発揮するもの。
キャラクターはこのアビリティを、役割や所属に連動して習得できる。また、一部の異能の効果によっても習得できる。
アビリティの効果は、指定がない限りは判定を要さず、また、タイミングの指定がない限りは常に効果が発揮される。
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キャラクターシート・ウラ
キャラクターシートの裏側は、キャラクターの詳細な情報や、経歴や立ち位置、キャラクターをよく観察して初めて分かるような性質について記載される。
キャラクターシートのこちら部分は、プレイヤーにとって自身以外には公開されず、判定やスキルなどの効果で初めて知ることのできる情報であり、ゲーム上では『情報\手の内』として扱われる。
異能
自身の異能の種類。『超常』『霊威』『命体』『絶技』などから選んだ異能の種別を記入する。
異能詳細
キャラクターの異能についての詳細。獲得した超常アビリティや命体器官、顕性霊威、絶技で選んだ汎用技能などについて記す。また、異能について詳細な設定があれば書いてもよい。
所属
キャラクターが所属している勢力や、キャラクターの立場について。
PCは基本的に、いずれかの『組織』に加入している。
→データベース・組織
家族・住所
PC自身の家族柄や血縁関係、住んでいる場所など。好きなように考える。
趣味・娯楽
PC自身の普段の日常における趣味など。好きなように考える。
来歴
PCの、主に異能の世界における過去や、セッションの記録など。好きなように考える。
持ち物
キャラクターの持つアイテムのうち、ポケットに入っていたり背に背負っていたり、他のアイテムに収納しているもの。
キャラクターは、アイテムを6個まで持ち物として所持できる。持ち物として所持しているアイテムは基本的には効果を発揮せず、用いるには装備しなければならない。
→ゲームシステム・その他 、データベース・アイテム
スキル
キャラクターが習得している、特定の事柄に関する技巧や、熟練している手法など。
キャラクターはSPを消費してスキルを習得でき、スキルを発動することによって様々な効果を得ることができる。
→ キャラクター作成・共通 、ゲームシステム・その他