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NPC

遠山 ヒスイ

 ──いえいえ礼には及びませんよ~!......まぁ、どーしてもと仰るならご飯とか飲み物とか恵んで頂けたらな~なんて───

 あてもなく旅しては、異能案件の前にふらりと現れて謎を解き、大した礼を受け取ることも無く去ってゆく謎の巫女。

 覚醒によって人工的に災禍に至らされた異能者であり、十年ほど前は天朧宗で崇められていた。しかし八年前、「新世紀事変」の最中でとある超能力者と激突し、天朧宗の柵から放たれて旅をするようになった。



薄野 麦秋

 ───素晴らしい。やはりあなた方は、私の神様だったようです───

 宗教法人天朧宗の代表。丁寧な物腰だが、どこか不気味な雰囲気の老人。

 実は異能者ではなく、ちょっとした霊威程度しか使えない。

 異能という存在に非常に強い憧れ──信奉と言ってもいい──を抱いており、異能と関わることこそが己の至上命題と定めている。

 旧異能革命軍の交渉担当メンバーであり、秘密団体や、革命群が交渉を持ちかけた異能者からは「翁」と渾名されていた。



火ヶ美原 臙奈

 ───なんなのよ!?もう!ねぇ!───

 民間団体「火ヶ美原病院」院長。秘密団体としての火ヶ美原病院が壊滅した後、設備や末端の人間を統率し、民間組織として新生させた敏腕院長。

 人体の構造をとても深く理解している。医師としては、元は消化器を専門とする内科医だったが、異能者と関わるうちにみるみる傷痍の外科処置が上達した。

 不知火島出身者だが、幼少期に本土に移ったため、島の記憶はあまりない。

 弼久という歳の離れた兄がおり、「革命群参謀」と渾名され指名手配されていた。



漆上 須彌

 ───おや、これはこれは皆さんお揃いで。サテ、今日はどんな御用事で?───

 秘密団体「暗穏堂」の幹部であり、その実態のほとんどが不明な暗穏堂の中で最も名が知れている人物。

 非常によく暗躍をする人物で、暗穏堂が集めたり、秘密団体「篠森商会」から買った情報を秘密団体やフリーの異能者に流しては事件を引き起こさせる死の扇動者である。

 神出鬼没で、交渉をしたことがある者曰く「来るところも帰るところも見たことが無い」。彼が糸を引いた事件の現場で目撃されることもあり、空間の移動を可能とする異能を持っていると目されているが、詳細は不明である。



樫 葉一太

 ───へへっ、コイツは中々高値になりそうじゃねぇか───

 秘密団体「篠森商会」のメンバー。主に『異構』への侵入と、異能物品の取り扱いを稼業としている。とある『異構』を巡って、朝日奈銀嶺と因縁がある。

 観察力をとてもない領域まで鍛え上げており、数多の危険な『異構』の盗掘を成功させてきた。

 利益のためなら危険をいとわず、平然と他者を踏みにじる悪党である。しかし利益と無関係な部分では無駄に善良で、盗掘を済ませた『異構』から被害者を救出したり、抗争で敵対組織のメンバーを抹殺しながら巻き込まれた一般人を守っていたこともある。



アレキサンドラ・イェローアラート

 ───オ~! 楽しいですネ! ジャパンはこんな感じなんですね!......Okey, let to finish the mission, befor night tea time.───

 英国異能機関“キャメロット円卓協会”で暗躍する若きエリート。

 十二年前、留学という名目で双ツ葉学園に潜入していたが、ある事件に巻き込まれ単独行動を余儀なくされた。決定的な成果こそ無かったものの、緊急の環境下で最適の作戦行動を行い最大限の結果を叩き出した能力は非常に高く評価された。

 空凪透の学生時代の友人だった。



雪斑 鉄斎

 ───さぁさぁさぁ! 俺は亡き血の末裔ぞ! 共に再び剣を挙ぐ酔狂者は居らんのか!───

 三百年以上前に滅亡した異能の一族『雪斑家』の末裔にして、現代に雪斑一族再興を為さんと名乗りを上げた酔狂人。

 剣士であり、鬼器七ツ七番の一つである「紅雪」という日本刀の異能物品を常に携帯している。隔世遺伝で災禍を発現させた異能者であり、刀一本で超級の攻撃力を誇る。

 基本的に行き当たりばったりで行動している。



雪斑 鈍蔵

 ───我々は族群にして賊軍、血統から興る結党。血の絆は成らず血と傷を為すだけの悪逆の徒ですよ───

 非常に整った顔立ちの性別不詳の麗人。

 忍者を自称し、短刀類を使う体術、密かに情報網を築く諜報術、高山から水中、氷河から砂漠にまで適応する生存術など、数多の技を手練とする技巧者である。しかし鈍蔵が最も極めたと言えるのは変装術だろう。

 実は旧異能革命群メンバーである。幾人もの機関所属の要人を暗殺し「死神女郎」と渾名されていたが、首魁が死んで路頭に迷い、偶然出会った雪斑鉄斎に口説かれて雪斑一族に加わった。



阿火ヶ家 べんべん

 ───別にサイコな快楽殺人鬼とかじゃないんだけどな~、俺......───

 不知火島生まれの怪物天才児。双ツ葉学園特進科に特待生として所属している。

 命体器官からなる神経機構と感覚機能を持ち合わせ、弓と鉈を用いた独自の無音の高速戦闘術を繰り出す。

 双ツ葉学園暗闘の折に刺客として雇われて不知火島からやってきたが、雇い主が死んだためご破算になり、そんなところを双ツ葉学園にスカウトされた。

 幼少期を不知火島の廃墟群で暮らしていたため、本土での生活をとても気に入っている。



山上 常磐

 ───以上、今出向において貴方に課されたタスクです。ご健闘を。それと、土産物は生菓子かデスクに飾れるものを所望します───

 石丸工業黒鉄製造場の第三所長の女性。機械工学、工業化学を始めとした各種工業工学に精通している。

 コンピュータ並の記憶力・計算力の頭脳を有しており、石丸工業に就職を決定してから一週間で知識を全て取り揃えた。入社直後は、事務能力を生かして社内情報を掌握できる部署に配属され総括的な業務を担当したい、と考えていたが、前第三所長に買われて勧誘され、彼女自身としても興味をそそられたことから黒鉄製造場に腰を据えた。



稲ヶ落 爆雷

 ───よぉし! これはスクープになるぞ! とりあえず取材とって来い!───

 月刊オカルト誌「サンダーボルト」の編集長。恰幅のいい中年の男性で、精力的にオカルトな事件を追いかけることを生きがいとしている。

 異能者ではない一般人であり、異能の知識もほぼまったくないに等しいが、幾つかの異能案件の引き金となっている危険人物。異能庁にマークされており、彼が所属するサンダーボルト編集部も民間団体に指定されている。



蘆屋 黒影

 ───はぁ......はいどうぞ、入っていいわよ───

 陰陽寮局長。流れるような黒髪を長々と伸ばしている女性で、いつも気怠けにしている。局長という立ち位置に乗り気ではないが、意気のなさに反して適性は高く、人員の割り当てや情報の管理に関して優れたシステムを構築している。

 超常による千里眼と、灰色属性の結界術を得意とする。

 十年ほど前、異能調査室の鋼月という同僚や、異能技研に勤めていた飛鳥という親友と共に旧・異能革命群の捜査に加っていた。当時はかなり冷酷だったが、事件を経て面倒見がよくなった。



筋斗 雨彦

 ───やあ皆、良い夜だね。丁度いい、課外授業と行こうか───

 双ツ葉学園特進科の元生徒であり、研究科の現教員。

 巧みな交渉術を使う、天才魔術師。

 実は漣製薬沖浦研究室で製造された異能者であり、漣製薬から双ツ葉学園に派遣されたスパイ。異能者の扱いの差から、双ツ場学園に寝返って二重スパイとなり、現在は双ツ葉で教鞭を執っている。

 空凪透と学生時代からの友人である。

 咬太郎という天邪鬼な友人がいた。



空凪 透   大器晩成

 ───なにそれめっちゃ大変じゃん......いいよ! あたしが手伝ったげるよ!───

 日本最強の超能力者と名高い異能者。

 「双ツ葉学園」の卒業生だが、現在は一子市の喫茶店で一般人として働いている。しかし異能の世界から去ったわけではなく、時たま異能庁や民間組織からの仕事を受けることもある。

 実は幼い頃に事故で脊髄を損傷しており、随意に体を動かすことができない。しかし運動の全てをサイコキネシスで代用しており、今では当人以外、家族すら、その事実を知らない。

 かつて学園の生徒だった頃、民間組織の暗闘に巻き込まれて全てをねじ伏せたため、休学措置を言い渡されて世界を放浪していた。



痲膿

 ───ククク......心配することは無い。全ては未来のためよ───

 かつて「毒傷」と呼ばれた異能犯罪者。

 感情を色彩で認識できる。人身掌握の天才でもあり、犯罪者として異常なカリスマを持っていた。

 十四年前、最悪のテロ組織「異能革命群」を参謀と共に立ち上げて首魁として君臨した。闇医者組織「火ヶ美原病院」、カルトサークル「東京魔物剥物館」、強盗団「ドラゴンテイル」、武装カルテル「ロスト」などの秘密団体と、五名の直属の部下を従えて数々の凶悪犯罪を主導し、「国崩し」と渾名されて指名手配されていた。

 八年前の「新世紀事変」で死亡している。



漆拭 内人

 ───そうですか......では頑張って下さい......全ては......全ては未来のためです......───

 「旧・異能革命群」中核メンバーの残党にして、「人間兵器」と渾名された最後の英雄。

 強靭な骨格と膂力の命体器官を持つ異能者である。短期間なら鱗、翼、尾を発現させることもでき、その戦闘力は戦車数台分に匹敵する。

 身体的特徴を理由に孤児になっており、さ迷っていた所を旧異能革命群首魁の痲膿に拾われた。そして『虐げられた異能者の救済』を目的に、数多の公益施設を襲撃、破壊した。

 現在は「風見野異能連合」を率い、テロや強引な勧誘などの過激活動を諌めながら、穏健派筆頭として手綱を握っている。



潮原 瑠璃  治者

 ───ったくうるっせぇなあの馬鹿......失礼、邪魔が入りました。では、報告を聞かせてもらいましょうか───

 漣製薬の重役の娘。現在は漣本社で専務を勤める父の秘書付きとして活躍しながら、取締役としての技術を磨いている若き女傑。

 命体の異能者であり、全体的に優れた肉体を有している。幼少から経営者として期待され、経営の知識と帝王学を叩き込まれてきた。

 学生自体から潮原 青空と許婚関係にあった。初めは船に現を抜かす青空を嫌い、会社と父のために結婚することに葛藤していたが、「新世紀事変」で密かに騒動の渦中に立っていた彼を前に、考えることをやめた。



鋼月 刃胡  調停者

 ───仕事の時間だ───

 異能庁異能調査室のエージェント。

 「秘密団体を撃滅した」「異能案件を三日で平定した」「巨大な異能生物を生きたまま解体処理した」という眉唾な伝説が幾つも囁かれている。そのどれもが驚くべきものだが、恐ろしい点は上記のものは単独での成果であるらしいことである。

 学生時代、ある剣士の女に鍛えられていたことがある。

 異能技研に高嶋という仲のいい同僚がいた。



穂斑 火ヶり  美学

 ───はァいいらっしゃい。ちょっくら待ってな、茶ァ出すからさ───

 神宮庁枢央判晰院の一角。見た目はただの童女だが、その実、日本異能機関における江戸時代からの古株であり、実年齢四百と余歳の超人。

 実は純粋な人間ではなく、熊のような生物に変身することができる。飛行能力、膂力、自然現象を模したブレス、他生物の支配能力などを発することができる。

 かつての「天和大戦」の生き証人であり、滅亡した雪斑一族の分家筋の末裔でもあり、そして不知火島出身者でもある。



潮原 青空  求道者

 ───嫌だぞ! オレも行きたい! 行きたいぞ! 船を出させろぉーっ!───

 石丸重工の代表取締役の息子。幼い頃、異能が発現するまでは造船関連の部署に入り浸り、今では船舶開発・運用試験の指揮を執って世界を飛び回っている。

 超常の異能者。バイオエレクトロンの使い手で、電磁波や放射線を視認することができる。また、船への興味から重工業と海洋科学に関しての造詣が深い。航海の指令はできるが、不器用なため機器類の操作に関してはからきしである。

 妻の瑠璃とは学生時代から許婚関係だった。

 特専校の卒業生で、朝日奈 銀嶺とは学生時代からの親友である。



こがね   大器晩成

 ───だいじょうぶ。私もあるんだ、助けてもらったこと───

 因果を捻じ曲げる災禍の異能者。

 八年前の事件「新世紀事変」最後の台風の目。異能が暴走して世界を滅ぼしかけたことがある。

 数年前まで異能技研に研究対象として所属し専ていたが、現在は「特専校」で若き教員として奮闘中。穏やかな人当たりと、それに反した豪胆さで生徒からは人気を博している。

 災禍であることと、異能を暴走させられた前歴から準監視対象に指定されており、ある考古学者の監察の元で生活している。



朝日奈 銀嶺  探索者

 ───いいね、面白ぇ...... やっぱ人間“前人未踏”がいっちゃん燃えるよなぁ! ───

 研究員として「異能技研」に所属し、『異構』の探索と研究を生業としている。『異構』の性質上、異能案件の引継ぎや仲介を行うこともあるため、機関の他部署や民間に顔が広い。

 霊威使いとして緑属性と赤属性を得意とし、カラスや犬、小動物の使役と、呪詛返しによるカウンターをよく用いる。また文化や暗号の知識にも秀で、数多の異構の解明に尽力してきた。

 潮原 青空とは親友で、八年前の事件「新世紀事変」の渦中では、共に密かに奔走した。



灰原 寛一  求道者

 ───がーん。面白そうなサンプルだと思ったんだけどなぁ───

 国立異能技術研究所で研究室長を勤める老人。局内でもかなりの発言力を持っており、主に異能物品の研究の分野で辣腕を振るっている。

 元は機械工学の研究者だったが、36年前の「呪具七ツ七番」渡来事件に関わったことで異能が発現し、異能物品の研究者になった。

 後天的に異能が目覚めたため異能に関わることには何でも興味津々で、度々トラブルに首を突っ込むことも。

 研究対象人物だったこがねと意気投合し、のち特専校の教員に推薦することになった。



黄坂 剛

 ───ハァ......お前たち、もうちょっと穏やかに騒いでくれ───

 双ツ葉学園で教頭を勤める男。かつての双ツ葉学園暗闘の折、空凪 透を始めとした中心人物たちの担当教員をしていた。

 あらゆる道具や機械類の扱いに長けた人物で、主に異能物品を用いた実技の授業をしている。

 36年程前、不知火島から渡来した異能物品「鬼器・七ツ七番」の一つを手にし、ある侍と共に行動したことがある。

 放課後や、運動部が朝練をしているような時間帯、ごく稀に、屋上や裏庭でタバコを吸っているところを目撃されている。



淡坂 桜

 ───あぁん?アタシがバケモノなんぞに引きッ千切られるザコだッてェとでも~?───

 刀を佩いた和装の女。蔵王流剣術道場の皆伝で、40~30年前頃に放浪者をしていた。

 災禍に至った異能者であり、後天性の超越者である。

 36年前に勃発した「鬼器・七ツ七番」渡来事件で、とある少年と共に駆け回った。

 現代でもどこかをふらふらと放浪しているかも知れない。

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