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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

この異世界はOneTapで!

作者:香取ユウ
現代技術の粋を集め開発された次世代汎用型ナノデバイス。
脳をCPU、及びドライブとして使用する事を可能とし、
循環する血液に子機であるナノマシンを注入する事により五感全てを再現する事が可能。
その登場により全てのオンラインゲームがVR化し、急激な成長を遂げていくそんな時代。
その中で一際人気を集め、多くのゲーマーに愛し愛されたゲームがあった。

『Gramaire-グリモア-』
グレメラ大陸。
人間だけではなく他にも多種の種族がこの世界では暮らしていた。
その中から選ばれた種族の長が所持し、守ってきた十二冊ある魔道書。
だがある日、全ての魔道書は同日同時刻に姿を消した。
消えた魔道書を探し、選ばれた冒険者は旅立つ。
というようなありきたりの内容だ。
だがキャラクター選択時に設定した種族毎に違うストーリーを楽しめる点と、
他にも多くの要素がプレイヤーを沸かせた。

チートやツール等の使用が例外なく一切禁止されており、
そのおかげもあってか、コアなファンの数は瞬く間に増えていった。

そんな作品を愛する者がここにも一人居た。
高校三年のゲーム好きな主人公 樋井志人は、部屋の真ん中で拳を突き上げ咆哮していた。
「ラスクエ、クリアだああああああ! 長かったあああああ!」
志人がの視界に輝くゲームクリアの文字。
感慨に耽っている志人の前で画面が変わる。

<引き継いで二周目がプレイ可能です 転生パッチをインストールしますか?Y/N>

とだけ書かれたウィンドウが浮いている。
 特に考えもせずやらいでか! と、嬉々としながらYをタップする志人。
『プレイヤーの人体構成データ及び、適用可能なパラメータをインストール中...』
奇妙なウィンドウが出たと同時に脳に凄まじい鈍痛が走り、志人は意識を失ってしまう。
次に意識が戻ると、彼はなぜか、回りを頑強な岩で覆われた洞窟の中に居た。
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