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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界で僕らは旅をする。

――目が覚めると、内臓剥き出しのまま異世界にいた。死にそう。

高校生の楠田静麻は、幼い頃の苦い思い出を胸に秘めつつ、何事も無くそれなりに充実した日々を送っていたが、心当たりが全くない犯人によって刺されてしまう。
意識が朦朧として死を受け入れそうになっていた静麻だったが、唐突に頭の中で鳴り響いたアラート音に導かれるようにして目を開くと、そこは異世界だった。
ただし、異世界転生におなじみの神様は現れず、チートは貰えず。
おまけに内臓は剥き出しのまま。
ようするに、何のフォローも無く飛ばされた状態だった。
それから静麻は、癒やしの力を使えるエルフの少女――スフィアに命を救われ、紆余曲折あって、かつて自分が殺したはずの少女――クロアと再会する。
それから成り行き上、スフィアの故郷――ほぼ鎖国状態にあるカナンへと向かうことになった三人。
そこそこ発展しながらも、どこか歪な魔法世界を旅していく。
やがて、その出会いと再会は、異世界を大きく掻き回していくことになる。
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