第4話 中東の嵐
あの兵器が、半世紀の時を越えて
使われてしまった
2021年5月
中東情勢は、酷い状態だった
中東の国
シリアで
2010年頃から起きている 大規模内戦が止まっていないことが理由だった
シリアでは
シリア独裁政権とロシアとイラク陣営と
イランとシリアの一部を不当に占領してで宗教国家を名乗っている陣営と
シリア反政府勢力とサウジアラビア、日米英の陣営
の3勢力による衝突が続いていた
本当は、日米英はシリア独裁政権を踏みつぶしたいが
宗教国家陣営との戦いもあり、片づけてしまった場合、今度はイスラエルが、周辺のアラブ人国家の危機にさらされる危険性があり、うまく解決できないでいた
宗教陣営国家は、2016年には、フランスや日本でもテロを行っており
(日本では、熊本地震の混乱に付け入って佐世保の造船所に爆発物を仕掛けた騒動(不発で終わった))
一時は米露共同戦線も期待されたが、ドイツの問題があり流れた
ちょうどその頃
亡命ドイツ政府とポーランド政府が資金難で解散したこともある
残った政治家と大使は棄国宣言をして、英米に移住、そのうちの6割は裏切り者とされて、独系米国人英国人に殺害された
日本は、東南アジアの一部国家の石油問題のため、アメリカの要請もありにサウジアラビア陣営に立っている
23日
ある悲劇が起こった
自称宗教国家と反政府勢力がにらみ合っている戦場で
大爆発が起きた
ただの爆弾や燃料引火の爆発なら、まだいい方だったが
戦場にいたものの3割が即死、残りも半年以内に死亡するものが多かった
さらに情報収集の結果、そこから少し離れた村で
戦場にキノコ雲がでたという証言が得られた
さらに情報を調べると、宗教国家陣営側の戦場で東欧系の人がいたという話がでた
そして、調べた結果
そのうちの一人が、ロシア連邦軍直轄部隊で核兵器への防護技術関連の兵士であることが発覚した
アメリカ ワシントンDC
「核兵器が使用されたですって」
「はい、シリアで」
「ロシアか、宗教国家、どっちなの」
「ロシアの関与が濃厚です」
「ミサイル攻撃システムに異常は」
「中東で起きた爆発には、一時作動しかけましたが、詳細確認で保留にしていたため、発射されませんでした」
「よっよかった」
「極東軍や在英米軍にも緊急体制を整えさせています」
「もう、避けられないのね」
「・・・・・・・第三次世界大戦」
日本 東京
「伊部総理、中東シリアで起きた爆発騒動ですが」
「第3の被爆国家になったと言いたいんだろ」
「ご存じだったんですか」
「さっき、外務大臣から報告が来た」
「我が国も、被爆しましたからね」
「終戦前の大日本帝国に2発、蝦夷人民共和国に1発、日本だけで核兵器が3発が投下された」
「日本も潜在的核保有国である以上、最悪の場合は、保有も辞さないな」
「二度と核攻撃を受けないためにですよね」
「もう、後戻りできないか」
続く




