第19話 東アジア連合
2024年7月1日
日本、満州国、中華民国、台湾共和国、フィリピン、マレーシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、シンガポール、インドネシア、ブルネイ、ラオス、カンボジア、14カ国からなる
東アジア経済共同体 EAUが発足した
穀物以外の全ての輸出入品の関税を撤廃
(日本が20年以内に撤廃できるようにすると言った上で、自国農業の再編準備を急いだ(東陸道は軍事的都合上、田畑の運営が自治体主体が多かったため、日本農業組合の上層部を取り払えば、経費削減も可能だった))
さらに、船や飛行機以外での出入国の場合、パスポートの必要を免除する、上海条約も締結(日本は批准せず)
その間に、欧米諸国は、内乱が激化
イギリスでは王族がオーストラリアに亡命
大混乱に陥り
ドーヴァ海峡や北海での領海侵犯被害が出ており
経済は、失墜
多くの国民がオーストラリアに移住や亡命準備を進めており
政府も、王室がオーストラリア亡命により、軍と行政府が結託し、軍事政権が発足
ヨーロッパ大陸やロシアでは、人々は、銃や剣で家や家族、町を守る決意をし
政府から独立した都市国家が無数に建国された
無論、各国の政府軍も鎮圧に当たったが
軍の腐敗や内乱で指揮系統が崩壊
通貨も価値が無くなり
金や銀、もしくは物々交換で物の売買が行われていった
アメリカでは
ヒエリー大統領が内乱で死亡し
副大統領である、パルス副大統領が太平洋沖の空母に乗艦し、西海岸やハワイを何とか合衆国内にとどまらせたが
ロッキー山脈以東は、軍や市民による衝突で無政府状態になっていた
パルス大統領代行は、7月4日EAUに対して、太平洋艦隊及び極東軍の年内米国本土撤退を通達
EAUの一部国家が、翌年末撤退にしてほしいと懇願するも
米臨時政府は拒絶
太平洋軍と極東軍は、9月には半数が西海岸へ撤退 12月中旬には、佐世保基地と横須賀基地以外から全面撤退を終え、30日
佐世保と横須賀から米海軍が撤退していったのだった
一方、無政府状態の東アメリカでは、ジョーカー元大統領候補がアメリカを結束させようと演説の最中、凶弾に倒れた
オーストラリアに臨時設立された新国連は、機能を果たさなくなっており
きいているとしても
環太平洋諸国のみであった
世界人口も3割以上減った(2020年時の推計人口を78億人と仮定)
内訳
戦争及び核兵器等で4億人
貧困や不作等で起きた食糧不足で20億人近く
食糧不足は、東アジア、東南アジアとオセアニア、南米以外のところで起きており
輸入しようにも、代価がない、輸送手段(燃料や人材)がない、配る指揮系統がない
アフリカやアメリカ中部では自給自足している農家に夜盗が入り暴行や銃撃放火により、貴重な食料を手に入れようとして焼き払ってしまった事もあり
文明も荒れ、欧州の各国の美術館から多くの美術品が盗難にあったり、国外避難が行われたりした
環太平洋以外はほぼ地獄状態になっていった
バッドエンド




