第18話 間違えた未来
世界は、遂に最悪の結末に傾いていった
アメリカ経済の完全崩壊
ロシアのシベリア奪回
そして
宗教国家による
核テロが行われた
ローマ、リャド、長春がスーツケースほどの核爆弾で消滅
満州国とサウジアラビア、イタリアは無政府状態に陥り
混乱が多発
満州国では、初代大統領の柊が臨時政府を指揮し、ロシアに抵抗し続けたが
極東ロシアの内陸部を全て取り返され
降伏しないと核攻撃の警告を受けたが
柊は、核攻撃は出来ないだろうと降伏を拒否
ロシアは、爆撃機特攻による核攻撃を実施
朝鮮北部や満州に3発の核爆弾が投下された
瀋陽、元山、平壌が核で壊滅した
哈爾浜にも投下されたが、幸いにも、不発であった上、処理も適切に迅速であったため
大丈夫だった
それと引き換えに、内乱が起きたアメリカからも、ロシアに向けて、核攻撃が行われ
500発近くの核兵器が北半球を襲った
戦災を免れた、イギリスロンドンにロシアの爆撃機がイギリスの戦闘機に撃墜された中で爆発
無血開城して被害が浅かったフランスパリにはロシアの工作員が爆弾を投入
架空敵国とされた、東欧連邦であった東ドイツベルリンやポーランドワルシャワ、ウクライナキエフ、リヴォフにも核ミサイルが着弾
日本では、核攻撃直接被害は無かった
ロシアのミサイル攻撃を最初に壊していたことで
被害は最小限に収まったが
文明技術は、
日本や東南アジア、オーストラリア、スペイン、ポルトガル、カナダは、現代レベルだが
イギリス、アメリカは、第二次世界大戦前後
他の国では、第一次世界大戦前後まで文明技術レベルが後退
i宗教国家の大暴れは、最後の最後で、K教徒達による怒りにより
国家領域に対して、無差別絨毯爆撃を実施
事実上、i宗教国家はこれにより消滅した
人口の3割を失った大戦争
経済も完全に滅茶苦茶になった
日本国
首相官邸
「・・・・・・・ヒエリー大統領らとの連絡は」
「今も途絶状態です。在米日本大使の報告によりますと、ワシントンDCで軍主力の革命が起き、市民団体の一部が抵抗権で防衛団を組織して、銃撃戦になった模様で、一部では双方が戦車を投入したらしく、大使もワシントンDCからロサンゼルスに避難しています」
「極東軍に異変は」
「総司令官は、まだアメリカの動きを伺っている模様です」
「満州国は」
「大使は幸いにも帰国中でしたので無事でしたが、駐在員20名の行方は不明です」
「そうか」
「後、柊臨時大統領から、電報です」
「内容は」
「この難局をEAUと言う枠組みで乗り切りましょうと言うことでした」
「EAU」
続く




