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導かれる未来は  作者: 鈴夜
本編
15/28

第11話 西方戦線突破せよ

6月30日

フランス時間 午前6時

米英連合軍は、スペイン方面とノルマンディーから大上陸作戦を敢行した

フランス軍も抵抗はしたものの

二方面からの侵攻に苦戦し


午前9時には国内侵攻を許してしまった


パリ

「遂に国内侵攻を許してしまったか・・・・・・・リヨンに脱出する、パリを戦火に晒すわけには行かない」

フランス政府、午前11時 大統領と行政府閣僚が首都パリを放棄

フランス軍はパリ防衛を放棄し、リヨンへ撤退していった


ロンドン

「フランスがパリを放棄してリヨンに撤退していっただと」

「はい、イタリア軍との共同戦線でいくつもりかと」


一方 ドイツ民国では、反政府デモが多発していた

「食糧配給増やせ」

「戦争反対」

「フランスと手を切れ」

「ドイツの誇りを取り戻せ」

デモ隊の包囲網は、ドイツ民国の警察の心を揺さぶり

彼らもデモに加担させてしまった


軍でも内紛が起きかかっていたが、東欧連邦駐屯のロシア軍が牽制しており

暴走には至っていなかった


イタリア

「バチカンの動きが怪しい」

「ええ、例の宗教国家の件もあり、法皇を出身地のブラジルに疎開するという話も」

「腑抜けた話だ」

「確かに」

「っで、ペペロンチーノはまだかね」

「私のピザもいつくるんだ」

「私のカプチーノも来ないな」

(大統領と閣僚評議会議長と外務大臣がのんきに昼飯のことを優先に話をしているって、呆れるわ)

国防大臣はあきれていた


スペイン マドリード 首相官邸

「協力感謝します」

「ロシアに毒されたヨーロッパ大陸解放のために覚悟を決めましたから」

在英米軍司令官とスペイン政府首相は固い握手をした

7月1日午前8時

パリ無血開城 


午後2時

イタリア、ベルギー

英米西に宣戦布告


イタリアとベルギーの軍勢はパリ近郊に展開していた米英連合軍とにらみ合っていた

イタリア軍は同時に地中海西部でスペイン海軍とにらみ合いを続けていた


この騒動で、ドイツ民国世論は爆発した

国民は、暴徒と化し

ドイツ民国でも暴徒鎮圧派と政府解散派に割れ

内戦に発展した

フランクフルトに首都をおくドイツ民国政府と

ニュルンベルクに拠点を置く反政府勢力

両勢力は200km離れた場所に拠点を置き

中間に当たるヴュルツベルクが両勢力の最前線になった

4日

反政府勢力はミュンヘンを手中に納めた


アメリカ合衆国はアメリカ独立記念日にヒエリー大統領が

ドイツ民国も国民の手による独立が来ると信じていると声明をだし

イギリス、スペイン、日本もドイツ民国の反乱勢力の作った政府を正統政府と認めた


西方戦線は、崩壊しつつあった

続く


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