第6話 第三次世界大戦開戦
イギリス時間
5月5日午前0時
イギリス各地の空軍基地から大量の軍用航空機が飛び出した
目標は、ロシア政府の傀儡国家である
東欧連邦首都ワルシャワ
ロシアの同盟国であるフランスの港町
ルヴァール、カレー
イギリス時間午前1時
アメリカ報道機関が、米英がフランスに宣戦布告を発表
モスクワ
「プロム大統領、米英がフランスに宣戦布告しました」
「フランスと東欧連邦には粘ってもらうとするか、70年以上前のナチスの敗北と同じ未来を、そこまでいけば、こっちと戦う力など残ってない、救援という名目で一気にイギリスまで占領だ」
「逆に、返り討ちにした場合は」
「北欧連邦をロシア傀儡国家で建国させるまでだ」
「なるほど」
カレー
「来たぞ」
「叩き落とせ」
カレー上空は英仏の戦闘機が戦い続ける中
米軍の爆撃機が上空からイギリス空軍の動きをみながら爆撃を開始した
だが、思った異常の効果は上げられず、フランスの戦闘機による迎撃が激しく
撤退に追い込まれた
日本時間正午
日本政府、満州政府、中華民国政府
ロシアに宣戦布告
同時に国境付近に展開していた満州陸軍と中華民国陸軍がロシアに侵攻
日本連邦海軍はウラジオストクなどの日本海、オホーツク海のロシア軍港に91式機雷を投下し
動きを封じた
連邦空軍も中華民国と満州国への航空支援を開始
モスクワ
「ヤポンスキーがせめてきただと」
「正確には空軍のみが確認できただけで、海軍の確認はまだ」
「今すぐ、極東海軍の総力を持ってヤポンスキーを」
「大変です。ウラジオストクが機雷封鎖されました」
「何だと、撤去には」
「最短で2日、あくまで攻撃を受けないという前提で」
「つまり、ウラジオストクは使い物にならないと」
「そうなりますね」
「核攻撃は」
「ええ、準備はできていま、なっ」
「どうした」
「各ミサイル基地との通信が途絶、原因不明」
「なんだと」
この時、各ミサイル基地に、日本の工作員(日本連邦軍や防衛省では額兵隊と名付けられている)が基地の通信機能を破壊、ミサイル発射システムも壊して発射できなくしていた
しかも一部の工作員は、基地の職員になっていたほどで ロシアの盲点を突きまくった
5月8日
ウラジオストク陥落
モスクワ
「極東軍は何をしていた」
「満州陸軍と中華民国陸軍相手に押していたのですが、側面から別働隊の奇襲を喰らい、制空権を奪われ」
「体勢はどうなる」
「現状ですと、ハバロフスクでの建て直しは非常に困難になり、放棄することが絶対と思われます。現状としてバイカル湖とヤクーツクに防衛陣地をしきます。そこで日中満が陣地を越えることに失敗すれば」
「押し返せるんだな」
「勝てば、最低でもハバロフスクまで奪還できます」
「ウラジオストクへは」
「日本連邦軍がオホーツク海にどれだけでるか次第です」
「ミサイル基地は、昔の同士(蝦夷人民共和国軍)に破壊されるわ、ウラジオストクは落とされるわ最悪だ」
「プロム大統領、イギリスで動きが」
「何だ」
「英米連合軍のフランス上陸作戦遅延だそうです」
「何だと」
「先日の英米の空爆作戦が思うように成果を上げなかった思われ、作戦の延期を検討したみたいです」
「そうだろうな、今のアメリカの力は限界点ぎりぎりだからな」
続く




