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青の時代 1  作者: 森 鉛
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第一章 王の資格 第二話

 候補の筆頭になったアルフリートは、現在の所最も王位に近い位置に居る事になるが、現王の一子であるという事がその理由の全てでは無かった。そもそもトランセリアの王になる資格という物は、法律的には存在しないのである。他国であらば厳密な王位継承順位がそれこそ百位に届く程定められているのだが、しいて上げれば国民である事が唯一の条件であり、性別も出自も問わず、現にアンドリューの選んだ候補の三人目は女性だった。年齢も特に規定は無いが、上級学校を卒業する十六、七歳辺りからが目安になっているようだ。立候補する事も可能であるが、過去にそういった人物は一人も居なかった。

 国民の誰もが国王になれる可能性があるのだが、誰もなろうとは思わない。「不景気で稼ぎが悪いから、職を変えて王様にでもなるか」という笑い話が、酒場で当り前のように交わされる国だった。

 法務庁は国内の学校や王宮に勤める人物の中から、学業に優れ且つ健康な者をピックアップし、その素行や信条、血縁などを調べ上げる。ふるい分けられた数十名の中から、国王は三人の候補を選び出し、彼等が審議会へと召還される。強制力は無い為に、辞退されたらそれまでであるが、取り敢えず出席してもらう迄は説得をするようだ。他国にも類を見ないこのようなシステムを持っているにも関わらず、トランセリアは三代まで建国王アルザスの直系が王位に就いており、言わばリーベンバーグ王家といった物を作り出している状況となっていた。アルフリートがこのまま国王となれば、さらに四代続いた血統となり、それは国法の有名無実化をも示していた。

 建国の折、他国のように身内で王位を争う事態を忌避する為に初代の王が作り上げたこの制度が、結果的にあまり機能していないように見えるのは、他国との外交の面で実際的な問題があった為だ。諸外国の高官ともなればそのほとんどが貴族階級であり、平民ばかりのトランセリアの閣僚は時には明らかに蔑んだ目で見られる事もあった。外交を担当する外務庁は、交渉の席で少しでも有利に事を運ぶようにと、しばしば国王を担ぎ上げて折衝に当たった。リーベンバーグ家だけは、王族としてまたその政治手腕から、どの国からも敬意を払われる存在になっていたからである。外務庁は閣僚と元老院に、極力リーベンバーグの姓を持つ人物を次代の王にと、異例の申し入れを行っていた。アンドリュー自身は、そろそろ傍系の血統の王が出て来てもいい頃合だと考えているようであったが、外交官の苦労を間近で見て来た彼は、結局一人息子を候補の最上位に上げる道を選んだのである。

 詰る所、アルフリートのように子供の頃から国王になる可能性を意識している人物でも無い限り、誰も本気で王になろうと考える人物は居なかった。成績の優秀な子供などが、将来王様になれるなどと言われて幼い内はその気になっていても、大人になってその実情を知るにつれ、ほぼ例外無く別の未来を選ぶようになるのである。学業に秀でた者ほどそういった傾向があり、アルフリートにしても一時は王位を敬遠して外交官を志していたのだから。


 差し向けられた迎えの馬車に乗り、アルフリートは一人で宮廷へと上った。

 まだ新しいトランセリアの王宮、通称「三色宮」の正面の大階段の前に立ち、しばらくの間その建物をじっと見上げる。他国ならば、歴史と権勢と財力の象徴になるであろう国王の御座は、この国では違う意味を持っていた。

 階段より続く正面玄関から中央の大広間を挟んで、向かって右が青緑色の石で組み上げられた主に武官のスペースであり、左側は紫紺の石が使われた文官達の職場である。中央のバルコニーやさほど高くも無い物見の塔を含む建物には白茶の大理石が用いられ、くっきりと三つの色で区分けされたデザインであるように、事情を知らぬ者は思うだろう。

 二代目の国王アーロンの時代に着工され、三代目のアンドリューの結婚式に間に合うようにどうにか完成した王宮は、当初は全面に青緑の石を使用し、要所に白茶の大理石を配する設計であった。青はトランセリアの国旗にも使われるセリア山脈を象徴する色であり、王宮の完成は閣僚も国民も待ち望むものであったのだが、右半分と中央広間の一部が出来上がった時点で、大陸全土を揺るがす大戦が勃発し、トランセリアも戦へと巻き込まれていく。数年後に戦が終わり、工事を再開した時点で、発注した筈の石は他国に高値で引き取られていたのである。

 これが他の大国であったならば、国家の威信を掛けて全ての工事をやり直し、設計通りの建物を完成させたのであろうが、折悪く戦後の復興で石材の価格は高騰し、戦によってそれまでの貧乏に更に拍車の掛かったトランセリアにとてもそんな財力は無かった。当時皇太子であったアンドリューの助言もあり、工事担当者は苦肉の策として別の色の、それも安価な石を探し出し、右と左で色の違う両翼を作り上げた。設計に携わった技師は、下手に誤魔化すよりもいっそ色の違いを強調してしまった方が良策であると考え、装飾に使う予定であった高価な大理石を中央にまとめ、数の足りない分は薄く割った石を貼付けて水増しするという手法で帳尻を合わせた。

 首都を貫く大通りの突き当たりに見える三色の王宮は、図らずもトランセリアの貧乏の象徴となってしまった。国民は発表されていた完成予定図と違った色合いの建物に少しは疑問を感じてはいたが、新たな王と王妃を真新しい王宮に迎える事が出来、戦乱も終わり明るい未来の予兆を素直に喜んだ。飾りや彫刻の類いも予定より大分その量を減らし、お披露目をする前から、工事の終わった部分では閣僚達が日々の職務に従事するといった、いささか感動に欠ける進行ではあったが、トランセリアの新しい時代のシンボルである事は間違い無かったのである。


 勾配の緩やかな階段をゆっくりと昇りながらアルフリートは思い出していた。祖父アーロンは当時国王でありながら、工事中の王宮に度々現れては職人達に混じって作業をしていたと聞いた事があった。あそこの壁は自分がやったとか、あの石組みはなかなか上手くいったとか、夕食の席などでよく自慢話を聞かされたものであった。

(…そういえば正面から王宮に来るのは初めてかもしれない)

 父や母に会いに行く時は、いつも裏口を通って王宮へ入っていた。トランセリアには王子や王女といった身分の者は存在しない。国政に参加するのは国王と王妃だけであり、引退した前王のアーロンも、現王の息子であるアルフリートも法律の上では只の一市民にすぎなかった。国王に男子が一人居る事は公表されていたが、公的には何の身分も持ち合わせていないアルフリートの名前や容姿は、王宮に勤める人々でも閣僚などの重要人物にしか明かされていなかった。無論国民には全く知られておらず、バーンスタイン家など一部の親戚だけが例外だった。

 辺りをきょろきょろと物珍しそうに見回しながら、正面玄関へと辿り着いたアルフリートに声が掛かった。

「国王候補のアルフリート・リーベンバーグ様でいらっしゃいますね。ご足労頂き、ご苦労さまでございます」

 宮内局の担当官がうやうやしく頭を下げてアルフリートを迎える。その慇懃な態度から、既に王族の一員として自分に接している事を知ってアルフリートは少し驚いた。前述の理由でこれまで彼は王族として扱われた事は一度も無く、市内の学校に通って勉強し、当り前の様に友達と遊んでいた。高名な将軍の一人娘であるシルヴァの方が、彼よりも余程お嬢様らしい暮らしをしていた。現在の彼の立場は一介の学生というだけであり、今日の服装も何の変哲も無い質素なズボンと開衿シャツを身に着け、ズボンなどはほつれた裾や破れた膝を、祖母が繕った物であった。

(よく一目で俺だって分かるなぁ……)

 感心しながら持っていった召喚状を手渡し、答えた。

「はい、そうです。……これを提出する様にと」

「お預かりいたします。こちらでございます、どうぞ」

 書状を渡してしまったアルフリートは全くの手ぶらになってしまった。担当官の後ろを着いて歩きながら、いつもの癖でポケットに手を突っ込みそうになり、あやうく両手を元に戻す。宮廷で働く騎士や文官、そして侍女達が自分にさりげなく注目しているのが伺える。(少しは行儀良くしていないとまずいだろう)と考え、気持ち背筋を伸ばし気味にする。

 これからこの国の最高機関とたった一人で向き合うというのに、彼は自身が全く緊張していない事に気付き、自分の事ながら少し可笑しく感じていた。開き直っているつもりは無かったのだが、今迄どんな場面でもあまり緊張したりあがったりした記憶が無いという事は、それが自分の性格なのだろうと考えていた。前を歩く担当官が扉の前で立ち止まる。

 控えの間らしき小部屋を抜け、待たされる事も無く審議会の場へと案内されたアルフリートを、トランセリアの誇る閣僚達が待つ。豪華さや荘厳さとは無縁の、簡素で彫刻や装飾も少ない小広間では、二十名ほどの人物が腰を下ろして彼を見つめていた。部屋の中央寄りにぽつんと椅子が一つ置かれ、その正面に五人の老人達が座っている。国王候補を審査し、その後も王の仕事振りを厳しく監視する元老院の委員達である。法務庁長官を含む、引退した各分野の功労者で構成され、王と王妃の承認、査問会への召還、王権の停止といった数々の権限を持ち、閣僚の同意を得られれば国王を罷免することも出来る、トランセリアの重鎮達であった。騎士である前任の軍務長官を除けば、皆小柄で年老いた好々爺といった印象を受けるが、炯々と光るその視線からは、ほんのわずかな失言や狼狽をも見逃さぬ隙の無さをアルフリートは感じていた。

「お座り下さい」

 こういった場での正装であるのだろう、深緑色の長いローブを身に纏った中央の人物(後に法務庁長官であるとアルフリートは知った)が、立ったままの彼を静かに席へと促した。

「失礼します」

 広間の中程に進み出たアルフリートに、部屋の左右に陣取る閣僚達の視線が注がれる。武門を司る三人の将軍達と、彼等を束ねる軍務長官である元帥が悠然と座っている。その中にシルヴァの姿もあったが、彼女は微動だにせず、ただアルフリートを見つめている。第二礼装に身を包む凛々しい恋人に一瞬だけちらりと視線を走らせ、彼は小さく会釈をすると向かい合った反対側の席に目を移す。

 こちらは文官達の席なのだろう、宰相でありアルフリートの父方のはとこでもある、ユースト・リーベンバーグを筆頭に、内務外務の両長官と数人の官僚が並ぶ。一筋の乱れも無い金色の長い髪の奥から、ユーストの切れ長の瞳がアルフリートを見つめている。物静かで極めて冷静なこの若き宰相は、前任であった亡父の後を継いでこの職に就いた。トランセリアには珍しい血縁による人事であったが、その博識と才覚は全閣僚から厚い信頼を得、また整った貴族的な顔立ちは王宮に勤める女官は元より市民の人気も高かった。ユースト自身も候補として審議会の対象となっている筈だったが、彼の順番はもう終わったのか、アルフリートに向けられた視線からはリラックスした余裕と、ほとんど気付かぬ程の悪戯っぽさを秘めていた。

(……相変わらずチャラチャラした格好してやがんの)

 宰相の礼装である、白を基調とし要所に金糸の飾りが施された、ゆったりと丈の長いローブを身に纏ったユーストを見て、アルフリートは心の中でそう評した。父親の従兄弟である彼の事は幼い頃から良く見知っており、それはシルヴァと彼女の兄達もそうであるのだが、宮廷の評判とはかなり違うユーストの別の一面がある事を分かっていた。終わったら何かからかってやろうと思いながら、同様に一礼して着席した。

 しばらくの沈黙の後、法務庁長官がゆっくりと口を開く。トランセリアの裁判を司る彼の声は室内に良く響いた。

「まずはお名前と年齢とをおっしゃってください」

「アルフリート・リーベンバーグ、十七歳と半年です」

 緊張も戸惑いも見せず、アルフリートは即答した。一瞬、普段名乗っている祖母の旧姓「ヴァンジール」が口を突いて出そうになったが上手く回避出来た。彼が本名である「リーベンバーグ」を名乗れば、王族であるとすぐ分かってしまう。それは自分が国王の息子であると実感させられる、数少ない事象の内の一つだった。次の質問が発せられた。

「御両親のお名前とご職業をおっしゃってください」

「父はアンドリュー・リーベンバーグ、トランセリア王国第三代国王です。母はユリアーナ・ディル・リーベンバーグ、七年前に物故しています」

(つまんないこと聞くなぁ)とアルフリートは思っていた。調べなくとも分かるような事ばかりである。本人である事の確認のつもりなのか、単にしゃべり方を聞きたいだけなのか。(リラックスさせようとして最初は簡単な事を聞くのかな……?)とも考えたが、尋ねてみる訳にもいかないので黙っていた。一瞬の間を置いて長官が告げた。

「よろしいと存じます。本日この場に列席した審議会の委員の内、ユースト・リーベンバーグ宰相とシルヴァ・バーンスタイン将軍には発言及び評決の権利が与えられておりません。お二人はあなたの親類であるという理由により、それぞれご自身から辞退の申し出を承っております。元老院はこれを了承し、閣僚の一員として、立会人という立場での臨席となります、ご了承頂けますか?」

「はい、分かりました。了承します」

 これにも即答するアルフリート。(こっちは何も知らないんだから了承もへったくれも無いだろう)と思っていたが、ひょっとすると他の候補はもっと色々と審議会の内幕を知っているのかもしれない。(嫌だって言ったらどうなるんだろう?)などとも考えていた。この場に来て初めて、彼は自分がどういった試験を受けるのか全く考えていなかった事に気付いた。質問を受けてそれに答えるだけだと思い込んでいたのだが、召喚状には審議の内容に関しては全く触れられていなかったのだ。

(親父に聞いときゃよかったなぁ…。筆記試験とか実技とかあるのかな?)

 アルフリートは現役の学生であるから、筆記や口述の試験ならいくらかは自信があった。しかし、剣技や馬術といった身体を使う分野は少し苦手としていた。小柄で身が軽い事を生かし、体術の心得はあったが、剣術はさっぱりで、槍などは触った事も無かった。馬術は人並みといった所で、学問以外ではどれをとっても、シルヴァに負けてばかりいたのである。

 閣僚達はここまでのアルフリートの印象を、いささかの驚きを持って受け止めていた。既に他の二人の候補の審議は終わっており、彼等と比べて随分と年若い彼が、この場にあっても非常に落ち着き払っている事に注目していた。二人の次期国王候補はいずれも王宮に仕えている人物であり、その内の一人はユーストであった。普段から冷静さを崩さない宰相が、この程度の審議でうろたえたり戸惑ったりする事など万に一つも有り得ない事であり、事実彼は全ての質問に落ち着いて回答して見せた。もう一人は二十代の女性であり、王立大学校始まって以来の才媛と謳われた人物で、王宮の職務でも極めて有能な面を見せていたのだが、随分と緊張して実力を全く発揮出来ないようであった。

 さらに、二人とも審議を受ける以前の、候補として指名された時点で、辞退する意を表わしていた。ユーストの表向きの理由は、父親から受継いだ宰相職を生涯の職として国に尽くしたいという物であったが、もう一つ、本人にとってあまり知られたくは無い、有り体にいって格好の悪い理由があった。他の閣僚達も薄々感付いているそれは、完璧で非の打ち所が無い自身を常に意識している、彼のプライドを著しく傷つける物である。ユーストの名誉の為に、ここでは触れない事としよう。

 女性候補者の辞意はもっと分かりやすい物であった。貧しい家庭に育ち、奨学金を得て学問を修めた彼女は、王宮に勤めて給金を得られる様になってから、実家への仕送りを欠かさなかった。しかし女王となれば個人の財が認められなくなってしまい、送金など出来る筈も無い。ましてや国を治める自信など全く無いと、今にも泣き出さんばかりに取り乱してそう彼女は告げた。また彼女は外務庁に勤めており、王族となんの縁も無い自分が王になりなどしたら、どれ程外交に支障が出るか身を持って知っている人物でもあった。まだ独り身であった彼女は、自分が結婚する相手に、国王としての資質を備えた人物を選ばなければならない事にも大きな戸惑いを感じていた。毎日を仕事に追われてただでさえ遅れている婚期が、さらに縁遠い物になるといった不安も、若い女性ならば当然の心理であるだろう。

 結局、今回の審議会はアルフリートが国王に相応しいかどうかを確かめる為の場であり、仮に彼が元老院の眼がねに叶わなかった場合、現国王のアンドリューの任期が延長されるというコンセンサスが出来上がっていたのである。アーロンとアンドリューが前もってアルフリートにあれこれと世話を焼いたのは、王の激務を身を持って知る二人がこれ以上の任期などとんでもないと考え、少しでも有利に運ぶ様にと思っての事であろう。


 閣僚達からの本格的な質問が始まった。それぞれの人物から一つ乃至二つの問いがなされ、アルフリートはようやく勉強の成果を発揮できると嬉しく思っていた。正直な所、彼は少し眠たくなっていたのである。だが、質問は基本的な物ばかりであり、歴史や軍事、産業など様々な分野から広範囲に出題されてはいたが、それなりに優秀な学生であるアルフリートには簡単すぎた。トランセリアの基礎知識を浅くなぞっているといった程度で、前もって行っていた勉強は全く役には立たなかったようである。

(………あんなに勉強したのに)

 心の中でため息をつき、父と祖父に恨み言を思い浮かべながら、しかしアルフリートはその理由も分からないでは無かった。自分が質問する側であっても同じ様に簡単な事を聞くだろうと思っていた。今閣僚が選ぼうとしているのは、彼等がこれから仕える事になる国王である。物事を深く研究する学者を求めているのでは無いのだ。知識など一通り押さえてあれば良く、王宮にはそれぞれの専門分野に通じたプロフェッショナルがいくらでも居り、その時々の最新情報を必要に応じて提示してくれるのだから。

 一国の王に必要な条件は、国政を行うに十分な広く全般的な知識、公平な視点と厳密な公私の区分、そして素早い判断を行える決断力。あとは多忙な職務に耐えうる健康な肉体ぐらいであろうか。行儀作法や宮廷の習慣などは、どうにでも教え込む事が出来るし、幸いアルフリートは見た目も悪くは無かった。無論彼の学校での成績や人となり、普段の行いなど、事前に十分な調査が行われてもいるのである。この審議会は、実際に面談する事でしか分からぬ人品といった物や、こうしたプレッシャーを与えられた場面でアルフリートがどう反応するのかを確認する為の場でもあった。

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