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強欲の勇者が最弱だった件  作者: 太陽丸
冒険者になる
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プロローグ

俺は星野勇気どこにでもいるちょっとシャイな十六歳、こんな俺は今日一大決心をしました幼馴染に告白をします

幼馴染のあいつとは生まれたときから家がお隣同士でいつも俺の後ろを付いて着ていたからたぶん告白も成功する、その自信が大いに俺には不可能はないのだからでもさすがにドキドキした気持ちで待ち合わせ場所にいると

「勇気、用事って何?」

「えっと・・・・・・・」

大丈夫いけるさぁ告白してしまえ俺


でも勇気がわかない、昔からよく人前で馬鹿をやるくせにここ一番では勇気がわかないで動けなくなる

「特にないなら後でいい?彼が待っているの・・・・きゃ彼って言っちゃった」

・・・・・え?今こいつな ん て いいました、俺の辞書に不可能という文字は在ったらしい

「恋人なんかいった?」

辛うじて声を絞り出せた、今俺の顔どんな顔なんだ


「昨日告白されて・・・・色々考えたけど今日の昼休みにOKしたんだ・・・・勇気もごにょごにょだし」

まーーーーーたーーーーやっちまったーーーー

「そうか、いやお袋に言われたことあったんだけど・・・すまん忘れてしまった」

「わかったまた後で思い出したら言ってね」

きっと今の顔はとても残念な顔なんだろう


もう止まらない涙が溢れていくる、なんでいつもいつも俺は勇気が足りないんだ、今回だってもっと前に勇気を出していれば

そうだ勇気が欲しい何者にも負けない勇気が

俺は土手の上で夕日に向かって渾身思いをぶちまけた

「ゆう・・・き・・・・がほ・・しい・・・・・勇気をこの手に誰にも負けない勇気が欲しい」


その瞬間

「パッパカパーン    一名様ご案内」

なんだいきなり足元が光りだして地面に体が沈んでいくぞ、俺は死ぬのか


いきなり目の前に光が射した、う・・眩しい

「いや~いい感じの綺麗な強欲だったよ、今度は失敗しなそうだな、よし君に決めたぜやったな君いはははは」

変なことを言いながらやたらとハイテンションな狐が笑いながら目の前に立っていた

なんだこいつ?

「狐とは失礼なこれでも強欲の化身だよ偉いんだぞ、えっへんなんだぞ」

狐は頬を膨らませてプンスカ怒っているようだが俺には関係ない


えっとなんだ強欲?確か七つの大罪にあった気がするけどそうするとつまり罪だよな、なんか俺悪いことしたか?普通ここは神様とかだろう

「ははは大丈夫別に君が何か悪いことしたとかではないから、う~ん何から説明しようかな」

パンパンと狐が手を叩くと目の前にテーブルとイスが出てきた


「まぁお茶でも飲んでよ、えっとね僕は神ではないけど神みたいな者なんだ、たぶんこの世界の神って人の想いが固まってできた存在なんだ、だから人々のかなり純粋な思いの一つ強欲からできた僕は君の言葉を借りると神様って事になるのかな」


神様にってことはよくあるラノベ展開で大冒険の予感がするな

「おぉ話が早いねそうなんだよ、ここは君のいた世界であって全く違う世界パラレルワールドみたな世界だと考えてくれればいいよ、でねこの世界は人々の想いに力が宿るんだ、例えば農家の人が良い土を作りたいと強く願うと能力として大地を操作できる力が宿ることがあるんだ」


でもそれだと何で俺呼ばれたんだ?話を聞く限りでは別にこの世界の人間でもいいのでは?

「そもそも君を呼んだのにはちゃんと理由があるんだよ、・・・・でも面倒になったからそれはたぶん直ぐに分かるから僕が教える必要ないや、とりあえず僕の力を少し分けてあげるからそれでがんばってみてくれないか」


足元に大きな穴が開いた

「ちょーっとまーーーーてなんだーーーーそーーーーのーーーーーなげーーやーーー」

「ばいばーいとりあえず期待しているよ」

そのまま奈落に落ちてしまった、あの狐覚えてろよ




俺が消えた空間では

「強欲決まったか今度は失敗しないでくれよ」

赤い色の大きな二本足のライオンがイスに座ってこちらを見ていた

「ははは傲慢は相変わらず上から目線だね、勇気は大丈夫だよ面白そうだもん必ず僕達の目的を叶えてくれるよ」

「私の選んだ人間の邪魔さえしなければどうでもいいがな」

「ははは君の選んだ子かうーんどうだろうね強欲は自由だからね、勇気と敵対するかもねはははは」

「その時は貴様ごと消してしまえばよい」


二匹が争っていると暗闇の向こうから色欲の山羊と憤怒の狼と怠惰の熊が現れた

「二人共争っては駄目だと思うよ」

「ふん、人選失敗をした物同士傷の傷の舐め合いか、下らん」

「はははありがとう憤怒、でも大丈夫勇気なら楽しくやってくれるよ」

欠伸をしながら怠惰の熊は興味が無さそうにその場を後にしながら

「おらは眠い」と言い消えていった

色欲の山羊がクネクネしながらこちらを向いて

「ところでまだ嫉妬のとは封印が解けないのかしら?」

「ははははそういえば暴食は?せっかく呼んだのにつれないな」

「あら彼はこの前暴食も使徒選んだ時にあなた来なかったでしょだからじゃないかしら」

「はははそうか勇気を探しにあっちに行ってた時か・・・・誤っておいてよ色欲」

「まぁいいわ、どうせ私の選んだあの子は当分動かないだろうし」

「ははははまともに動いているの憤怒と暴食だけだっけ?・・・憤怒の子、近くに勇気を落としたから後はよろしくね」

「うん、いいよ」

「ははははでも憤怒の子も面白いよね」

「貴様らにはちょうどいい使徒だな、われはもう消えるぞ」

「じゃぁね強欲」

「またね強欲」

憤怒の狼と色欲の山羊は闇に消えた

最後に傲慢のライオンは姿を消した暗闇に残るのは一匹の狐だけ

「さぁ冒険の始まりだよ」






冒険物がとても好きで制作することにしました


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