表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スフィア  作者: ハーブスケプター


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/58

40.笛を吹く女

~二子玉川の中村家


 「これを見てくれるかな」


 アマンダは12個の文字列の話をした後、そう言いながらあるものを差し出した。

極彩色のペイントを施された何か筒のようなものだ。


「これは()()()()()()()と言ってオーストラリアの原住民族だった"アボリジニ"が精霊と交信するために演奏する楽器なの。大きなものでは2m位のものもあるわ。これは一番小さいもので70cmくらいね。今は深夜だから音は出せないけど、とても不思議な音がするのよ。でも、息を吹きながら鼻から息を吸い込む事が重要なのでとても難しいの」


ボクはその音色を聞いてみたいと思ったが、なぜか筒の色を見ているだけで不思議な音が想像できた。


「もしかして、それが笛を吹く女の"笛"だって言うのかい?」

「そう、本来これは女性が吹いてはいけない楽器だと言われている。でも、私はこれをずいぶん前からその禁忌を犯している。わたしはそれに何か特別な運命を感じながら吹いていたの。だから黒衣のおばあさんに会ったことや、護り石の事、日本の神々の事、そしてあなたに出会ったこと・・・・・すべてが繋がっているのよ。多分・・・」


ボクは茫然としてしまった。

彼女は覚悟を決めている。


「この笛にはアボリジニが呼んでいた本来の名前があるの」


「なんて言うんだい」


()()()()と言うの」


このイギイギがどのように関わっていくのかは何にも分からないが、明日にでも緑村さんに会って話してみよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ