表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ハムスターに転生した元聖女の私、王子に婚約され他の聖女に虐げられる!?

作者: 神谷こと

こちらのお話は、基本的にはハムスターのエレナちゃん視点で、一部ライナルト王子視点が入ります。




「王子が怖がらせたから、びっくりして噛んでしまったんですよ!全くもう!」


「もう一生、私はこいつに触れることはできないのか……?」


慌てた声が二つ。耳がぴくりと動く。何の話?

ゆっくりと、重たいまぶたを開けた。


「大体、噛まれた瞬間に王子の呪いが緩和されたことのほうが気になりますよ!まずはご自分の体調を心配なさっては?」


目に入ったのは、星屑を散らした深海のような美しい瞳を持つ青年、ライナルト王子。私のことを不安そうに見つめている。

それから、透き通るような金色の髪と瞳を持つ、王子より少し年下の青年。


「……はっ。目を覚ましたのか。……怖かったか?」

ライナルト王子が私の背中をさする。


低く、少しだけ震えるような声。

王子の手の中には私――いや、私の小さな体。ガーゼの巻かれた王子の美しい指。すぐに理解した。

やっぱり私はハムスターになってしまったらしい。


私は街1番の聖女だった。手を添えればたちまちどんな呪いも傷も癒すとして、街の人に愛されていた。しかし、恐らく聖女としての私は天に召され、なぜかハムスターに転生してしまった。


しかも、先程王子の手に驚き噛み付いてしまった。

はぁ、処分されてなくてよかった…セーフ!!!


「怖がらせてすまなかった。私はライナルト・ゼタシア。この国の皇太子だ」


……存じ上げてます。なんならあなたが婚約の話を数多に破棄にするほど女嫌いだということも聞いたことがあります。


「こっちは今日からお前の世話をするエリオットだ」


エリオット、と呼ばれた青年は天使のような微笑を浮かべる。立ち居振る舞いと、王子への距離感からして、彼は四大貴族の一角なのだろう。

優しそうな男の人だ。

ずっと黙って私を見つめていた彼は、急にふっと眉を寄せた。


「あれ…?……このハムスター、ものすごく強い聖女のエネルギーを感じる。それに……なぜか…“エレナ”……そんな文字が見える気がする」


!!!


まさか、私の名前が分かるなんて!

やっぱりこの国の貴族は聖女の力を引いているんだし、聖女同士の意思疎通的な、そういう力も……!?

こんな体だから意思疎通なんて絶望的だと思ってた!!

王子の手の上で小さくクルクル回ってアピールする。そうです、その名前、正解です!


「……なんか喜んでいるように見えるな。エリオットが言うなら、本当にエレナというのかもしれない。これからはエル、と呼ぼうか」


「エル!かわいいですね。これだけ力が強ければ、王子の呪いが癒やされたのも納得ですね」


呪いを私が癒した? この肉球の手で…?もう聖女の手ではないと言うのに。


「あ、そうだ、ご飯をあげましょう。さっき上質な野菜やナッツをーー」


エリオットが持ってきた袋から取り出されたのは、小さな花の種のようなもの。

食べたことないのに、不思議と惹かれる香り。気づけばもう飛びついていた。

はむはむ。はむはむ…おいしい。王子がきゅっと私の体を抱きしめるのがわかる。

両手で種を抱えて夢中でかじる私を、エリオットも微笑ましげに見つめるーーしかし、その視線を遮るように、王子の瞳が冷たく光った。


「……エリオット」


その低い声に、エリオットが一瞬で固まる。


「エルにご飯をあげるのは、金輪際私の役目だ。お前は二度とするな」


なぜそこまで……!? 

王子の声音に驚いていたエリオットだったが、王子の口調が拗ねた子供のようだったのが面白かったのか、ニヤリと笑った。


「エルちゃんは呪いを癒す力があるし、王子は女性が苦手。なら、いっそエルちゃんを婚約者にすればいいのではないですか? そうなれば僕も手を出せませんからね」


軽く冗談を言うようにエリオットが王子をいじる。


……いやいやいや!?

王子にハムスターとの婚約を勧めるなんて、とんだ侮辱罪だよ!?エリオットさん、いくら4大貴族でもそれはまずいのでは…!?


恐る恐る王子を見ると――


王子は一瞬きょとんとし、すぐに何かを思いついたように微笑んだ。


「……そうだな。このエルはどの街の聖女よりも優れた治癒能力があると思う。それにもう婚約の話を持ち込まれるのはごめんだ。私はこのエルと婚約を結ぶことにしよう」


その言葉に、エリオットは本気で驚き固まる。

王子は私をそっとテーブルに置き、目の前に跪いた。長いまつ毛の影が揺れ、その星屑のように輝く瞳が真っ直ぐ私を射抜く。


「エル。この私、ライナルト・ゼタシアと……結婚してくれ」


王子の瞳に吸い込まれそうになる。


……いやいやいや、どういうこと!?

私、エレナ・レイシア、十九歳。

聖女の力を受け継いだハムスターになっただけでなくーー王子にプロポーズされたんですが!?





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




呪いの治療は、小さなエルの体には負担が大きいらしい。

治療が終わると、決まってその場で眠ってしまう。

警戒心がないのか、俺の目の前で平たくなって――すやすやと寝息を立てる。


起きている時は、驚かせないよう触れるのを控えている。

だからこそ、眠ってしまうとつい、指先でそっと撫でてしまう。

ふわふわの毛並みは、まるで雲を撫でているみたいに柔らかい。頬に当てれば、その温もりと微かな香りが胸の奥まで沁みてくる。


ゼタシア王国の王家の男児は、生まれながらにして必ず呪いを背負う。

命を蝕み、全身を裂くような痛みを走らせる忌まわしい呪いだ。重さは人によって異なるが、俺のものは特に強い。


症状が出る日は起き上がることもできず、一日中寝台の上で過ごす。だから定期的に聖女を呼び寄せ、治療を受けてきた。

だが聖女の力も千差万別で、効果の高い者もいれば、ただ苦痛だけを与えて去る者もいる。四大貴族の出ならまだしも、分家の聖女の治療は当たり外れが大きい。それでも同じ聖女に続けて頼むのは良くないとされ、俺は幾度も分家出身の聖女の治療を受けざるを得なかった。


……だが、エルは違った。


初めて噛まれた時、それが治療になるなど思いもしなかったが、あの週の痛みは軽く、城内を歩けるほどだった。

それ以来、何度か噛まれるたびに、俺の体は楽になっていった。もう起き上がれないほどの痛みは一度も訪れていない。

しかも、他の聖女を挟む必要もない。不思議なことに、エルだけでいい。俺には、もう彼女だけで十分だ。


「……エル。どうしてそんなに、特別で……可愛いんだ」


今日も俺の指を軽く噛んだあと、そのまま眠ってしまった。手の上に重みを預けて眠る姿は、俺を守ってくれているようで――愛おしくてたまらない。


「……全く。お前がそこで眠るから、俺は眠れないじゃないか」


指が痺れてきたの我慢して動かさないようにして、反対の手で丸い背中をそっと撫でる。


最近、エルに噛まれると――彼女の周りが柔らかく輝くのが見える。

他の聖女の治療でも光が見えることはあったが、エルの場合はその眩しさが違う。

そして彼女の治療のときだけ、決まって同じ幻を見る。


それは、エルの毛並みに似た黄金色の髪を持つ少女。

彼女はいつも、俺の手に触れている。普通なら女性の接触など拒んでしまう俺が、不思議とその手を振り払う気にはならなかった。


若葉色の瞳をしたその少女は、俺の顔ではなく手元を見つめている。こちらを見ることはない。

それでも俺は、いつも彼女の瞳を見てしまう。そこに吸い込まれそうな、清らかな光があるからだ。


彼女の視線に包まれると、心地よい風が吹き抜けるようで――痛みも、悩みも、すべてが和らいでいく。


あの少女は、どこかに実在しているのだろうか。

少女への想いはエルへの想いに加算されていき、冗談であった婚約も、本気のものになりつつあった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





あれから何度王子の手に噛みついただろう……


どうやらこの姿の私が治癒能力を発揮するのは、対象に噛みついた時みたい。なんて物騒な。

噛みついた瞬間の王子の表情はいつも引き攣っている。それなりに痛いのだろう。そんなに痛いなら別の聖女に頼めばいいのに。


しかし、何度か治療していてわかったのだが、王子にかけられている呪いはかなり強力だ。これほどの呪いは血筋を辿るようにかけられているものが多い。

この国で優秀な聖女ばかりが王族の妻として迎えられていたことと、何か関係があるのかもしれない。


そういえば。先ほど城に5人くらいの聖女が来ていた。

王子が突然ハムスターと結婚するなど言ったためだろうか。


応接間が気になる。王子は私のことを話しているのだろう。聖女のハムスターなど言われてしまうと、色々危ないような……

ふむふむと思索を巡らせていると、ニコニコとしたエリオットが近づいてきた。私を手に乗せて、目を合わせてうんうんとうなづく。


「エル。応接間、行ってみたい?」


エリオットは最近よく私の言いたいことに気づいてくれる。うん!!!と答えるように私はキキッと鳴いた。エリオットは頷き、王子の寝室をあとにした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





エリオットの手の中。

廊下の奥、重厚な扉の前に近づく。

中からくぐもった女たちの声が漏れ聞こえてきた。


「本当にハムスターと結婚すると仰っていますの?」

「噂かと思っていましたのに」

「いくらなんでも、お戯れが…ねぇ。」


別の声が、妙に甘ったるく響く。

「殿下はお優しいから……ついおかしな情けをかけてしまわれるのでしょう。

決められた通り聖女を妻として迎え、そのハムスターはペットといたしましょう?」


エリオットの腕の中で、私はキッと耳を澄ませる。

扉の向こうで誰かが笑った。

「まぁ、婚約者と呼ぶには……ねぇ?」


エリオットが怖くない?と私の方を見て口を動かす。

頷く私を見たエリオットは、重厚な扉を開けた。





中では、深紅の椅子に腰かけたライナルト殿下が、数人の華やかなドレス姿の聖女たちに囲まれていた。

しかしエリオットの腕の中の私を見た瞬間、笑みが凍る。


「まぁ……こちらが殿下の“婚約者”?」

一番派手な聖女が、ゆるく首を傾げて王子を見上げる。

その目尻には笑み、しかし視線が私に落ちた瞬間、氷のように冷えた。

「殿下もお茶目ですわね。こんな……愛玩用の小動物をお連れになるなんて」


別の聖女が王子のそばまで優雅に歩み寄り、

「でも殿下、きっと一時の気の迷いですわ。私たちなら、もっとふさわしいお相手を……」

と、柔らかく笑みながら、扇子の影で私をあからさまに侮蔑する。


「殿下のおそばにおくのであれば、力のある聖女でないと……

こんな小さな生き物、王子の呪いのもとにすぐに死んでしまいますわ」

また別の聖女はわざとらしくため息をつき、まるで同情してやっているかのような顔を王子に向ける。


胸がカッと熱くなる。

……ああ、この聖女たちにはオーラがまるでない。分家の聖女の中でもかなり下の方ではないだろうか。


エリオットがそっと私の背を撫でたが、聖女たちはそれすら小馬鹿にするように見やった。


王子とハムスターが結婚するのは確かに意味わからないし、私だって王子のことを愛しているわけではない。それでも、それでも…!!!!


こんな実力も足りなそうな聖女たちに今までの努力を馬鹿にされたようで、悔しい。


小さな体が震える。


「マリア嬢。最も力のある聖女を婚約者として迎えるのだろう?」


ライナルトが口を開いた。


「それならば、このエルこそ、私に最も相応しい存在だ」


聖女たちの顔が一斉に強張る。

「……殿下、ですがそちらは……」

「そちらではない。エルだ」

「王子、獣に聖女の力なんてあるわけありませんことよ。」

「そうですわ。ただの勘違いですわよ。」

彼女たちの間に戸惑いと、じわじわとした苛立ちが広がる。


殿下はさらに続けた。

「エルには、聖女に並ぶ……いや、それ以上の治癒能力がある。

お前たちがこれまで癒せなかった私の呪いを、たやすく和らげた」


その瞬間、場の空気がピシリと凍りつく。

一人の聖女が笑みを崩さぬまま、挑むように言った。

「……それは、大変興味深いお話ですわ。しかし……本当に殿下の仰るほどの力があるのか、確かめても?」


別の聖女も、唇の端をわずかに吊り上げる。

「そうですわ。私たちとそちらのハムスター――どちらがより殿下の呪いを和らげられるのか、試してみませんこと?」


挑発的な言葉に、殿下は少しも動じず口元を緩める。

「いいだろう。お前たちが負けたときは、二度とエルを侮辱するな。この城にも近づかないと誓え」


女たちは一瞬視線を交わし、同時ににっこりと笑った。

「――望むところですわ」


エリオットの腕の中で、私は「え、勝負!?」と内心慌てていた。


聖女の力のあるハムスターなんてやっぱおかしいし…というか、まって。今の私、噛むしかないのに!?




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




大理石のテラスに、呪いを帯びた黒い鉢植えがずらりと並べられる。

城の温室の植物たちは色とりどりで美しい。だから黒い鉢植えたちの周りだけ異様に空気が腐っているように見え、枯れ果てた茎や葉からは、鈍く不気味な瘴気が漂っていた。


「この花を、美しく咲かせた者の勝ちですわ」


他の聖女の目は私を蔑んでいるかのよう。

……まるでこんなやつに負けるはずがないと言っているみたい。


聖女が手をかざすと、空から柔らかな光が降り注ぎ、花々が次々と色を取り戻していく。薄桃色、薄紫、青……見事な咲きぶりに周囲から小さな歓声が漏れた。


他の聖女も負けじと、眩しい金色の光を放ち、一瞬で鉢植えを色とりどりの花に変えてみせる。


「最後は私の番ですわね」


1番派手な聖女がドレスをひらひらとさせながら前に出てくる。

王子にウインクをすると、手を胸に当て、祈りはじめた。

すると、今日1番の明るい光が現れる。他の聖女の鉢植えをも巻き込みながら光り、やがて満開の薔薇の花が咲き乱れた。


「さすがマリア様ね。私たちの鉢植えも薔薇の花になってしまいましたわ」

他の聖女の言葉に、派手な聖女はふふんというように口角を釣り上げる。


「さぁ、殿下。もうそちらのハムスター実力を試すまでもないのでは?」

聖女たちが扇子で口元を隠しつつ、チラッとこちらに視線を投げる。


「どうだろうな」

ライナルトが私をそっと手に乗せ、目線を合わせて囁く。不安そうな表情をしていたのかもしれない。王子は微笑み、大丈夫だ、と私の背中を撫でる。

「エル、やってみろ」

王子の目は私を見つめている。信頼していると、そう言っているような目つき。不安だけど……仕方ない。


私は鉢植えの茎にちょんと前歯を当てた。

どんよりした空気が流れてくる。

鉢植えの花はこんな勝負に巻き込まれて可哀想。本当はもっと綺麗なのに……


茎に少しだけ前歯を差し込む。

――瞬間、白金色の光が爆ぜる。

花壇全体だけでなく温室もを包む光は、他の聖女たちの放った光をかき消し、庭全体を春の香りで満たした。


「なっ……!?」

派手な聖女が目を見開き、扇子がカランと落ちた。

他の聖女たちも驚いたように目をチカチカとさせる。

「これほどまでの光、今まで見たことも…」

花だけでなく、周囲の木々まで蕾をつけ始める。温室全体が陽の光に照らされた水滴のように輝いている。やがて光が和らいだ時、鉢植えには白金色の花びらひとつひとつが宝石のように瞬く花が咲いていた。



ライナルトは私の毛並みを優しく撫で、低く笑った。

「比べるまでもないな。俺に必要なのは、この小さな婚約者だけだ」


胸がドキリと鳴る。得意げにヒゲを揺らす私を見つめ、ライナルトの目がじっと私を追う。

そしてその視線が、悪役聖女たちに向いた瞬間――


「こ、こんな……小動物が……!」

マリアと呼ばれた派手な聖女が目の前にある鉢植えを蹴り飛ばす。


「こんな小さな生き物が、本当に王子様の呪いを……?」

聖女たちの口元が怒りと悔しさで歪む。


ライナルトは冷たく言い放つ。

「約束通り、エルを侮辱することは2度と許さない。それから、お前たちはこの城に金輪際近づくな」


マリアがかな切り声をあげる。

「殿下、ですが……これは……!」

他の聖女も続く。

「何かの間違いですわ」

「こんな力がハムスターにあるわけ…」


彼女たちは目を見開き、震えながら鉢植えを見つめる。しかし鉢植えは光を浴びるたびに、花たちは彼女たちの期待を裏切るように、より一層清廉に咲き乱れる。


また何か言おうとするも、ライナルト王子に侮蔑するような視線を向けられ、聖女たちは口をつぐむ。

「覚えていなさい!」

そのまま温室から逃げ出すように出て行った。


ライナルトはそっと私を手に乗せ、顔を近づけて囁く。

「エル。お前の力は優れているとわかっていたが、ここまでだったとは!!」


私は小さくキキッと鳴いて、得意げに毛を逆立てる。

そんな私を見たライナルトは目を細め、私をぎゅっと抱きしめた。

「俺の婚約者は、世界でただ一人、エルだけだ」


そしてライナルトは、完全に私だけを見つめながら、優しい目をして言った。

「俺の全ては、エルに捧げる。誰にも渡さない」

王子の手に包まれ、王子の体温を体一杯に感じる。



この王子、動物大好きなんだなーーー……



……エリオットが後ろでちょっと引いたような顔をしているのが見えて、私はクスッと笑った。


この短編は私が掲載している長編小説のep5-8を再編して書いたものです!


長編バージョンでは、エレナちゃんは誰に、どんな目的で殺されてしまったのか、人間に戻ることはできるのか、その他溺愛エピソードなどを順次更新していく予定です。


興味を持っていただけたらそちらもブックマークいただけるととっても励みになります!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ