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ReTake2222回目の安田悠太という世界線  作者: 平瀬川神木
第7章 大学時代後編 広がるそれぞれの世界

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第39話 第5節 エッチさせてください

 ――ガチャ

「早かったねぇ。大きなお風呂は気持ちいいね」響子コーチがホテルの浴衣を着て戻ってきた。荷物を減らす為、パジャマなどは持ってきていない。

「……カワイイ」僕は思わず、心の声が漏れてしまった。

「ははは、ありがとう。悠太君も似合うね。悠太君。私、売店で地元のワインを買ってきてしまったんだけど、飲まない?」


「僕は甘酒以外のお酒を飲んだ事がないです。どうなっちゃうんだかわからないから、飲まない方が良いと思います」

「なぁに?どうなっちゃうんだかわからないって。変な悠太君。じゃあ一人でいただいちゃおうかな」

 僕はスポーツドリンクで乾杯し、響子コーチはワインの中くらいの瓶を一人で飲み干すと、楽しかったねと言ってベッドにドサっと仰向けに寝転んだ。


 僕も響子コーチの隣のベッドに座った。気が付くと響子コーチは、腕を顔の上に乗せて、寝息を立てていた。

 浴衣は少しはだけて、響子コーチの太ももが見える。僕はすごくドキドキしている。でも、僕は中学生のころから、水着を着た響子コーチの太ももを見ている。なのに今日は、はだけた浴衣の隙間から見える響子コーチの太ももに、どうしようもないくらいドキドキしている。僕は気持ちを落ち着けるために、バルコニーに出た。


 とても静かな場所で、無音の音が聞こえる。真理雄が前に言っていた、自分の血流の音だと思う。僕の身体はこうやって僕が気が付かない時も、身体中に血を循環させてくれている。

 なんだか急にとても強く、響子コーチには健康でいて欲しいと思った。今日もちゃんと心臓の薬は持ってきているのかな?心配になった。


 僕は部屋に戻って、響子コーチの胸元を見た。響子コーチはネックレス型の薬入れに、心臓の薬を入れている。僕ははだけた浴衣の胸元を、もう少しだけめくった。ペンダントが見えた。

 僕は安心するのと同時に、少しめくった胸元に、響子コーチのピンク色の小さな乳首を見つけてしまった。すぐに浴衣を戻さなきゃって思っているのに、手が動かない。それどころか僕の脳からの指示とは反対に、僕の手はさらに浴衣をめくっている。響子コーチの胸があらわになって、小さめだけどキレイな形の乳房が二つと、そこにキレイな乳首が二つ付いている。


 ダメだ、これはダメだ、こんな変体行為は絶対ダメだ。嫌われちゃう。


 僕は響子コーチの胸に顔を近づけた。響子コーチの匂いを嗅いだ。僕の中に響子コーチが充満していく。大好きだ。響子コーチが大好きだ。だからこんなのダメだ。


 僕は響子コーチの乳首にキスをした。

「んん~?悠太君どうした?」響子コーチが目を覚ました、僕は慌てた。

「バルコニーから戻ってきたら、響子コーチの浴衣がはだけて、胸が見えそうだったから、直そうと思って、そうしたら響子コーチが、目を覚まして、それで」僕は必死に言い訳をした。

「ああ、ありがとうね。寝相良くないからね~私。今日は荷物減らすために、昼間用のスポーツブラしか持ってきてないから、付けてないんだよ」響子コーチはあっけらかんと言った。


「ま、もう、見えちゃったらどうするんですか?」僕はそっぽを向いて言った。

「見たいの?」響子コーチが言った。

「それは、当たり前じゃないですか!見たいに決まってる!」僕はちょっと怒ったように言った。


 響子コーチは両手で自分の浴衣を開いた。「いいよ」響子コーチの乳房があらわになった。僕は目が離せなくなっている。

「はははは。そんなマジマジと見られると照れるよ~」なんか響子コーチのテンションがおかしい。


「そ、そ、そんな事、僕だって男なんだから、だ、だ、えめであいうす」

「ははは、日本語がおかしくなってるよ?悠太君がとっても立派な男だって事は知ってるよ?あの夜の事忘れたの?」


「わ。わ。忘れる訳、訳ないじゃないですか!毎日、毎時間、毎分思い出してますよ!」

「はははは、そうかそうか。おい悠太君、もっと近こう寄れ」響子コーチは僕を手招きした。絶対に変だ。隠しカメラとかあってドッキリとかなのか?


「もう、そんな近くにって、行ったら、どうなっちゃ、どうなうか」

「ははははは、何言ってるのかわからんぞ?早う、近こう寄れ」僕は響子コーチのベッドに座った。その瞬間に響子コーチは僕の頭を抱きかかえて、胸に抱きしめた。今まで何度か抱きしめてもらった事はあるけれど、生の胸に抱きしめられるのは初めてだ。


「ねえ悠太君……私の事、好きなんだっけ?」

「もう、そんな事、大好きですよ、大好きです!」

「ははは、じゃあ、私の胸にキスしたい?」

「したいですよ!」

「じゃあしてもいいよ。ほら」僕の頭を少し離して、僕の唇に響子コーチの乳首を当ててきた。僕は我慢できなくなって、響子コーチの乳首にキスをした。


「……ウッ……んん」響子コーチは少しのうめき声を上げた。

「響子コーチ……エッチしたい……エッチさせてください」僕は響子コーチの顔を見上げた。


大切なお時間を割いていただきありがとうございました。わかりにくいところやご意見ご感想などいただければ幸いです。

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