松川にて。極短ワンピース幼女
松川沿いで遊ぶ二人の男女。男の子は八歳くらいで名前はハルキという。女の子の方はルリと言い、七歳くらいの年頃。ハルキより一つ年下に当たる。二人は家が隣同士の事もあり園児の頃からよく遊んでいた。今日は土曜日なので家の近くの川で遊んでいる所である。
季節は梅雨明けの暑い夏。ハルキは袖無しシャツに短パンを履いた軽装。暑い夏には丁度よい。動きやすく男の子の定番の服だ。ルリが着ているのは太腿の付け根を少し覆うくらいの極端に丈の短い白の袖無しワンピース。下着は白のパンツだけだ。平らな胸を覆うものはワンピースのみ。ブラを付けるにはまだ早い年頃の事もある。極めて軽い格好だ。丈が極端に短く、太腿の殆どは露出している。角度によっては、また少しでも風が吹けばワンピースが捲れて下着が見えてしまう。それでも暑い夏の暑さを逃れるため、また動きやすさを重視した結果今の形となった。因みにルリは下着を見られることをあまり気にしていない。ハルキと川遊びをしている間も何度かワンピースが捲れてパンツをハルキに見られてしまっているが気にしている様子は無い。ただし当のハルキの方は幼い胸が何度もドキドキと高鳴っていて遊びどころでは無いようである。
時間は14時。昼飯を済ませてまた川遊びに興じる二人は、服が濡れても構わずに遊び続けた。サンダルを脱いで裸足で川の中に入り、二人で水を掛け合う。そして川沿いで鬼ごっこをしているとルリが負けてしまった。この鬼ごっこには、負けた者は勝った者の言う事を何でも聞くというルールを設けていた。ルリは諦めてハルキにルールの事を告げた。
「ボクの負けだよハルキくん。ルールに従って何でもボクが言う事聞いてあげる。何にする?」
ルリが腰を曲げて覗き込むようにハルキを見る。ハルキはルリの露出した太腿をチラチラと見ながら顔を赤くしていた。
「そ、そうだな〜。 今は思いつかないから保留にしよう。それより今度はかくれんぼでもしないか?」
「ん、わかった。そうしよう!」
そして二人はペットボトルのお茶をごくごく飲んでからかくれんぼを始めた。
かくれんぼを始めてから三十分が過ぎた。ルリが隠れる側になり丈の長い草むらに隠れてしゃがんでいたが今の所見つからなかった。ハルキの声が近くで聞こえてくる。先程から何度も草むらの前を横切っている。どうやらルリを見つける事が出来ないらしい。ルリはしめしめと思いながらお茶を飲んでいた。
今は夏、暑い季節だ。水分補給が大事だからと五百ミリのペットボトルのお茶を二人は親からそれぞれ二本渡された。あまりお茶を飲まないハルキに対してルリはよく喉が渇くのですぐにたくさん飲んでしまう。既に一本は空になり川に捨てた。そして今飲んでいるもう一本も半分に減っている。ルリはたくさんお茶を飲んでいた。そのせいもあってか、鬼ごっこが終わった辺りからほんのり感じていた尿意が、今ではかなり強くなっていた。
「……早く見つけてくれないかな。おしっこしたいのに……」
ルリはお茶を飲みながら太腿をもじもじと揺らす。それでも見つからないようにしゃがんでじっとしていた。ハルキはまだまだ見つけてくれそうになかった。ルリは強い尿意に辟易しつつもじっとしていた。
「見つけてもらったらその後そのへんで出しちゃおうかな。それともコンビニのトイレ借りるかな。近くにあるし」
しかしまさかこの後、あんな恥ずかしい目に会うとはルリは知る由も無かった。
それから三十分。ルリは見つからないまま隠れていた。まさかここまで隠れていられるとはルリは思っても見なかった。しかし強烈な尿意がルリを襲う。しゃがみながら、踵で出口を抑えたり、下腹部を手で抑えたりしていたがもう限界だった。しかしこのかくれんぼは見つける側が諦めると出ておいでと告げる事で初めて隠れる側が出られるルール。それはルリが決めた事だった。ルリはルールを破るわけにはいかないと必死に我慢を続けた。
「ハルキくん、なにやってんだよ〜。こっちは漏れそうなのに……」
ワンピースの裾を握りしめながらぼやくルリ。それから更に数分が経過した。ルリは全身が汗でビッショリになっていた。出口がおしっこを噴き出そうとひくひく痙攣している。踵で必死に抑えているがもう我慢するのはきつくなってきた。心が折れそうになる。隠れてこのまま出そうとルリは決めた。中腰になりパンツに手をかけたその時だった。
「ルリちゃんー、降参だよ出ておいでー!」
ハルキが降参を申し出た。ルリはようやく解放されると安堵し、即座に立ち上がった。しかし声を上げようとした時だ。踵で抑えられていた出口から踵が離れて無防備になる。立ち上がった瞬間、猛烈な尿意がルリを襲った。ルリは咄嗟に両手で股を抑えて内股になり中腰になる。抑えてないと漏れそうだった。とっくに我慢は限界になっていたのだ。そしてそこに、ルリの姿を見つけたハルキが駆け寄ってくる。
「あ! ルリちゃん見っけー!」
駆けてくるハルキ。ルリは己の醜態を見せまいと慌てて両手を股から離し、内股になっていた両足を自然にして直立。何食わぬ顔でハルキの下へと向かった。こうして二人が再会し、かくれんぼは終わった。
「ルリちゃんあそこに隠れてたのか。全くわからなかったよ」
「あはは。ハルキくんはまだまだだね。ボクも自分がこんなに見つからないとは思わなかったよ」
激しい尿意に襲われ、股を抑えたい欲求を我慢し、自然な格好で笑い合う。ルリにも乙女心はある。尿意に慌てて股を抑えるといった恥ずかしいポーズを他人に、しかもハルキに見られたくないのだ。それでも何度か足を交差させたりワンピースの裾を軽く握りしめたりする事を我慢出来ない。なんとかこの場を離れてトイレにいかなくてはならないとルリは思った。もう近くのコンビニまで向かう余裕なんて無い。今すぐ河原で野小便するのが精一杯だ。それなのにいざ尿意を口にしようとすると恥ずかしく感じて声が出なかった。ハルキはとても楽しそうな顔をしている。自分の都合で遊びを中断させたくない。ちょっとトイレ休憩するだけの事なのに、それが憚れる事をこれ程嫌がるのは少しオーバーな気もするが尿意のせいでルリは正気で無くなっていたのだ。
「ルリちゃん、次は何で遊ぶ?」
「え? えっと――そうだね……」
尿意が激しくて頭が回らない。冷静さを欠こうとしていた。ルリは作り笑いを浮かべて言った。
「ハルキくんが決めてよ。ボクならなんでも良いよ」
ハルキはわかったと言って次は何して遊ぶか思案する。その間もルリは足を時折交差させたりしながら必死に我慢していた。すると遂にハルキがそれに気付き始めた。ルリの姿をジロリを見つめる。ルリはもはやハルキの事など眼中に無く足を交差させたりワンピースの裾を握りめたりしてまるで落ち着きの無い様子だった。ハルキはそれを見て恥ずかしく思う。ルリが足をもじもじさせている姿が愛らしく見えたのだ。しかし何故これほどもじもじしているのか、その理由がわからなかった。ハルキは遂に疑問をぶつけた。
「ルリちゃん……」
「ん? 何?」
「さっきから足をもじもじさせてるけどどうかしたの?」
ルリは顔が真っ赤になった。慌てふためき両足を閉じると笑い始めた。
「いやいや、何でもないよ! 早く遊びたいなぁってさ!」
それでも足が動き出すのを止められない。また無意識に足をソワソワさせてしまう。その様子にハルキはピンと来た。ルリはおしっこがしたいのだと。だからあんなに落ち着きが無いのだ。そう考えるとハルキの胸に劣情が湧いた。ニンマリと笑ってルリの耳元に顔を寄せて告げる。
「ルリちゃん、おしっこ我慢してるんでしょ?」
「え!? んーっと……」
ルリは耳まで赤くなっていた。恥ずかしさのあまり穴があったら入りたい気持ちであった。しかし悟られてしまった以上、今更誤魔化す余力も気力も無かった。ルリは必死に足の動きを抑えつつも尿意を告白する事にした。
「……そ、そうなんだ。実はずっとおしっこを我慢してて。ちょっと近くのコンビニに行ってきて良いかな?」
コンビニまで我慢出来るわけも無いとわかっていたのに、余裕が無いと思われたくないばかりに嘘を付いた。しかし放たれた矢は戻らない。とにかく用を足したい。その一心であった。しかし、ハルキには悪戯心が芽生えていたのだ。ルリの、いつも沈着冷静なルリのあられのない姿を見てみたいとそう思った。ルリを見た限りかなり尿意に切羽詰まっているのは火を見るより明らかだった。ならば、漏らすところまで見てみたい。ハルキは正気では無く、劣情に飲まれてしまった。その頰を赤く染めながら、口を開く。
「ルリちゃん、鬼ごっこで負けた時何でも言う事聞くって言ったよね?」
「え? う、うん言ったけど……」
「俺もちょうどおしっこしたかったんだ。この際だからさ、どちらが長くおしっこを我慢出来るか、我慢比べしてみない?」
「え!?」
ルリにとって、それは予想外の言葉だった。ハルキが尿意を催しているのは事実だった。それでもほんのり少ししたいだけである。まだまだ我慢出来る余裕があった。ルリのように切羽詰まってはいない。ルリが漏らすまで我慢出来ると踏んでの事だ。ルリはというとここでそれを持ち出すかと怒りすら湧いてくる程だった。ようやくおしっこ出来ると思っていたのに裏切られて怒りも湧いてくるがそれ以上に絶望が大きかった。しかし……我慢比べ――つまり勝負と言われるとルリは引き下がれない。ルリは沈着冷静な性格だが、その上負けず嫌いなのだ。それでもハルキと今から我慢比べしても勝てるとは思えない。しかし、鬼ごっこで負けた時、確かに何でも言う事を聞くと言った。その約束を違えたくも無かったのだ。ルリは諦めて観念した。
「何でも言う事聞くって約束だよルリちゃん?」
「……そ、そうだったね。わかったよ。約束だもんね。言う通り我慢する。我慢比べならボク、負けないよ?」
この期に及んで強気な発言をしたことにルリは酷く後悔していた。勝ち目なんてあるはずないのに。ハルキを見る限り尿意を本当に催しているのか疑われるくらいに自然な様子だ。きっとまだまだ余裕があるのだ。切羽詰まった今から我慢比べしても勝てる保証は無い。それでも我慢比べというならば、負けるわけにはいかない。勝ちたい。ルリは拳を握り吠えた。
「こうなったら我慢してやるーっ!」
「よし! それじゃまずはお茶を全部飲んじゃおう!」
二人は残っている自分のお茶を全て飲み干した。そしておしっこ我慢比べが始まる。とっくに限界のルリだが、気合を込めて我慢することにした。
ハルキの提案でいくつかルールが設けられた。股間を抑えるの禁止。パンツを脱ぐのは禁止。どちらかが漏らすまで続ける事。我慢しながら遊ぶ事だった。こうして二人齒我慢しながら游ぶ事となった。
やがて時が経った。三十分程だった。少し冷たい風が吹き始めた。二人は川で石を飛ばす遊びをしていた。ルリは全身汗だくで息も切らしていた。我慢の限界を超えていた。なんとか股を抑えまいとし、内股になりながらも平静を装っていた。だが――。
「はぁはぁはぁ……んんっ……くふぅ……」
強烈な尿意に苦しめられていた。尿道口が痙攣している。股の間にかかる強い水圧がはっきりと伝わる。出せ出せとおしっこが叫んでいる。気を抜いた途端に噴き出してしまいそうだった。
「我慢しないと……我慢……くぅうう……」
ルリはこれほど尿意を我慢したのは初めての経験だろう。ワンピースの裾を握りしめ足を小刻みに震わしている。その姿を見てハルキは顔を赤らめて興奮していた。それでいてルリの姿を睨むように見ていた。ハルキもそれなりに尿意を感じ始めていた。しかしそれだけではない。ルリを感じることでハルキのモノは逞しく膨らんでいた。ズボンの上からでもわかるくらいに。石を飛ばす事を忘れてルリを見つめていた。
そして――。
ジュッ!
「やぁあ!?」
ルリの股から、意識に反しておしっこが僅かに噴き出し、下着を濡らした。ルリは思わず両手で股を強く押さえた。すると下半身に力が入らなくなる。両手を股から離せなくなった。内股になりながら、膝を落とし、その場にピタリと固まる。
「ダメ……出ないで……」
その間にもジョ……ジョ……とおしっこが漏れていた。意思に反して尿道が勝手に開き始めた。いや、膀胱というダムに入り切らず溢れ始めたのだ。
そこにハルキがやってきた。
「ルリちゃん、手で抑えちゃダメだよ。そう言ったじゃん」
ルリは何も考えられなくなっていた。ルールの事は承知している。しかし抑えていないとすぐに噴き出してしまいそうで、離すことが出来なかった。
「ごめんハルキくん! 手を離したらボク……ボクは……!!」
大きく息を乱しながら絶え絶えの声を絞り出す。ルリはもう限界だ。抑えていても漏れるのを止められない。パンツを脱ごうと手を離せば噴き出してしまう。万事休すだった。するとハルキがルリの両手を掴んだ。
「……ダーメ!」
ハルキがルリの両手を股から無理矢理引き離す。ルリの弱い力では簡単な事であった。
「ハルキくんダメ! ダメダメ! やめて!」
ルリが必死に股を抑えようとするがハルキが邪魔をして叶わない。ルリの内股の両足が、全身が震え始める。そして。
ジョジョジョジョ!!
下着を貫通しておしっこがチビる。ワンピースを濡らして足元に水たまりが出来た。足は濡れている。
「ハァ~ハァ~!! ハルキくん! ボクの負けで良いから手を離してよぉ! 漏れちゃうーっ!!」
それでもハルキは手を離さなかった。胸を高鳴らせ、息を乱しながらルリの顔や下半身を凝視していた。その間にもルリの足にはおしっこが伝ってぐっしょりと濡れていた。下着も完全に濡れているだろう。
「ああ……止まらない。ボクおもらししちゃう。止まってよぉ……!!」
ルリは必死に尿道を締める。しかしルリの体にはもう我慢する力など残っていなかった。少しずつ漏れ始めるおしっこは止まらない。ルリは顔を真っ赤にし、涙に顔を濡らしながら棒のように立っている事しか出来なかった。
「はぁはぁ! ルリちゃん! ルリちゃん!」
「え? わぁっ!」
ハルキが突然ルリの体を抱き寄せたのだ。ルリは驚き、思考停止に陥った。そして胸が強く高鳴り始めた。恥ずかしくなり顔を赤くする。
「……は、ハルキ……くん……?」
ハルキはルリのワンピースの裾に手を突っ込み、ルリの股を手のひらで揉み始めた。ルリは驚いて叫んだ。
「やぁ! ハルキくん止めて! 汚いよ!」
しかし、ハルキは揉むのを止めなかった。股を揉まれ、ルリは急激に尿意が増す。この峠を越えたらおしっこが一気に噴き出す事をルリは理解した。
「あ、あ! ハルキくん離れて! おしっこが出る! 出るぅう!!」
ルリは気持ち良くなり、力が入らなくなるのを感じた。力が抜けていく。このままではおしっこが噴き出ると。しかし感じた事が無い快感を覚えてそれに負けそうになる。そしてその時が来た。
「ダメぇええええ!!!!」
ブッシャアアアアアア!!!!!
ルリの股から、おしっこが滝のように噴き出した。ハルキの手に直撃しそこから溢れるようにして。ルリは失禁した。ルリは全身が脱力し、力が抜けていった。ハルキに抱かれるままになる。やがて足にも力が入らなくなり、その場に座り込む。するとハルキもその場にしゃがんだ。ルリの股を揉みほぐしながら。
やがて数分に渡り失禁は続いた。全てを出し切り、ルリは現実を直視した。自分がおしっこを漏らした事、ハルキに抱かれた事、ハルキに股を触られた事。整理が付かなくなり、ルリは泣き始めた。
「……ハルキくん……ボクおもらししちゃった……」
「大丈夫。ここには川がある。全身濡れてしまえば気付かれないよ」
二人は川に向かい、水で全身を濡らした。ハルキのズボンがおしっことは違う物で濡れていることに、二人は気付かなかった。
「ハルキくん。もっと股を揉んで。気持ち良いから」
「うん。わかった」
それからしばらく川の水に全身浸かりながら、ハルキはルリの股を揉み続けた。
それからルリはおしっこを漏らすまで我慢した状態で股を揉む遊びをするようになった。一人で毎晩、親に隠れておしっこを漏らすようになった。たまにハルキにも股を揉ませた。ルリの性癖が歪んでしまったのだ。そしてルリはハルキの事が好きになっていた。
「ハルキくん。今日もおしっこ漏らすまで我慢するからいつものお願いね」
「わかった」
二人は再び川岸で遊びに興じた。