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ルネアス:5

「おはようございまーす」


 僕は挨拶をしつつ水原家西裏釘事務所のドアを開ける。一足早く事務所に来ていた人達に挨拶を返され、僕は他愛ない会話を交わしながら腰に携えた刀を刀帯から外した。


 明日芽神社での祭りから数日が経ち、一見すると事務所は平穏と呼んでいい雰囲気にある。


 祭りの最中に捕まえた引ったくり犯の宇野孝介だが、彼が薬物の中毒症状から正気を取り戻す前に警察が到着し、そのまま身柄を引き渡すことになった。残念ながら、僕達が宇野から薬物の入手経路を問いただす機会を逸したわけだ。


 ちなみに宇野の一件で、事務所の面々は僕が水原の本家から送られた間者だと疑っている事を匂わせてきたのだけれど、それ以降は僕も皆もこの話には触れることなく今に至っている。まあ、皆としては水原本家や警察からの嫌疑を晴らしたいだけだから、僕が間者だろうがなんだろうが改めて問いただす程のものではない些末なことなのだろう。


 そんな西裏釘事務所にかけられた嫌疑だが……。


「八雲さん。例の薬……ウドでしたっけ? 宇野は何も覚えていないと言っているらしいですよ」


 僕はふと思い出したことを、自分のデスクで書類を相手していた八雲所長に話す。八雲さんは少し驚いたような顔で書類から顔を上げ、僕の周りにいた皆がその倍以上のリアクションでどよめいた。


「ちょっ、竜ヤン。そんな情報をどこから仕入れてきたのさ?」


 信じられないと言いたげな三井先生の反応に、この場にいた四谷さんと市川さんも同感だと頷く。


 さて、そんな情報とは薬の名前のことか。はたまた宇野の証言のことか。どちらにせよ、僕の答えは一緒。


「えーと、ちょっと事情があって詳しい情報の経路は言えないんです。でも、情報の精度は結構高いですよ」


 興味津々の視線を一身に浴びながらそう返す僕。


 実際のところ、情報がどこをどう伝わってきているのかは僕も詳しくは知らない。情報経路の出口である鐘巻から話を伝え聞いただけなのだ。鐘巻自体は怪しげな男だが、彼が拾ってくる情報は信用に足りる。僕が鐘巻は信用できないと思いながらも、彼と縁を切れないでいる理由でもある。


「これがどうも、宇野に限った話でもないらしいんですよ。同じ薬物ウドの中毒者と見られる他の逮捕者も全く同じ回答で『気が付いたら薬を使い始めていた』『どうやって入手したのか思い出せない』『そもそも、なぜその薬に手を出したかも覚えていない』だそうです」


 鐘巻から聞いた話をそのまま伝えると、八雲さんは納得したように頷いた。


「やっぱりそうなのね」


 ……やっぱり?


 八雲さんは僕の反応にああと声をあげ、手にしていた書類を脇に置いて僕に向き直る。


「この事務所が薬との繋がりを疑われるまでは、うちにも噂程度には情報が流れてきていたのよ。いつ手にしたのか。なんで手を出したのか。どこの誰にもらったか。何を聞いてもわからない」


「取調室での知らぬ存ぜぬは珍しくもねぇ話だろうがよ。取っ捕まえた奴の皆が皆、揃いも揃って同じ答えとなりゃあ、さすがに異様に思うわな。もっとも、そう思った矢先にウチらは井戸端会議の輪からハブられちまったんだがよ」


 四谷さんが八雲さんの話を継いでそこまで語ると、手にしていた湯飲みのお茶を啜る。


「解せねぇのは捕まった奴らはもちろんのこと、町内の誰もウドの出どころに見当が付かないってトコなんだよなぁ。デマの一つも上がってこねぇとは、どういうこった?」


 小首を傾げる四谷さん。四谷さんが今言った事は、まさに僕が鐘巻から聞いた事そのもの。危険薬物ウドの中毒者が捕まることはあっても、取引の目撃者はおらず、どの界隈で取引されているという噂さえ全く出てこない。火のない所に煙は立たぬと言うが、この一件ははっきり燃えた痕はあるのに煙のくすぶった話は全然ないのだ。


 今日までこの事務所で何度となく繰り広げられてきたであろうウドの追跡会議は、同じく毎度辿り着いてきたであろう行き止まりにぶつかる。


「すみません。あまりお役に立てず」


 申し訳なく頭を下げる僕を八雲さんが押し止める。


「そんなに謝らなくてもいいわよ。どうせ元より難航していた事なんだから。それにしても、どこからともなく湧いて出る薬……さしずめ、神隠しならぬ神施しとでも言えばいいのかしらね」


 八雲さんの言葉に「神様は神様でも疫病神ですね。なんとも迷惑な御慈悲だ」とボヤく市川さん。


「蛇の道は蛇、神様には神様。困った時の神頼みだ。いっそお祓いでもしてみるかい? 明日芽神社なら先日のお勤めで儂らの覚えもよろしかろ?」


 四谷さんの言葉にそれはいいと笑い出す三井先生と市川さん。気楽なものだと呆れ顔の八雲さんが溜め息を吐く。


「冗談はさておきだ、八雲ちゃん。明日芽神社も人目に付きにくい所の一つではあるし、ダメ元で見張ってみるのも有りなんじゃねぇかなぁ」


「え? そうなんですか?」


 思わず聞き返してしまった。さすがに先日の祭りの喧騒が常とまでは思わないけれど、人目に付かない程とも思っていなかった。


 そんな僕の反応に察しがついたらしく、三井先生が訳知り顔で頷く。


「そりゃあ、初見がお祭り騒ぎの竜ヤンには信じがたいことでしょうよ。いやぁ、私らが子供の時分にはいい遊び場だったんだけどねぇ。今となっちゃあ、お祭り時以外は大人も子供も滅多に立ち寄らない。いつも静かなもんよ」


「宮司さんが代替わりしてからかなぁ。なんか境内の雰囲気が変わったというか……」


 補足する市川さんに、四谷さんと三井先生がそうそうと頷く。


 裏釘町育ちのお三方の反応に、経緯がわかっていない外様な僕はポカンとするばかり。いや、外様は僕だけでなく八雲さんもだったか。


「私が裏釘町に来た時には今の宮司さんだったからなぁ」


 そう言った八雲さんはこの西裏釘事務所の所長に就いて十年以上になるが、元は他県の出身。地元育ちは古株の四谷さんを始め二岡さん、三井先生、市川さんに後藤さんの五名で、残る武藤君と夏目さんは八雲さん同様他所の事務所からの移動組だ。


「でも、そうね。このまま手掛かり無しで歯痒い思いをするくらいなら……」


 八雲さんは言いながら皆の反応を窺うように見回す。


 僕を含めてこの場の一同、方向性は一致していた。


「みんな異存無しってことね。それなら早速行動に移したいところだけど、手が空いているのは、えーと……」


 八雲所長が皆の予定を調べかけた矢先に人影が動く。


「私ですか?」


「うわぁっ!」


 突然背後から上がった声に、僕は声を上げて飛び退いた。僕を驚かせた声の主も僕の驚きっぷりに驚いて「ヒャッ!」と悲鳴を上げる。


「もう、驚かさないでよ朝倉君」


 僕の振り返った先。驚き縮こまったまま抗議の声を上げたのは後藤さんだった。


「それはこっちのセリフだよ、後藤さん。いつの間に後ろにいたのさ?」


「えぇ? 朝倉君が事務所に来る前からずっとここにいたのに……」


 驚いた拍子にずれたであろう眼鏡を直しつつ言い返す後藤さんに、僕は愕然とする。


 マジか、後藤さん。全く気配を感じなかった。


「いやいや、今のはあれしきで驚いちまうタツ坊が悪いよなぁ」


「相変わらず竜ヤンは隙だらけじゃのう。若い若い、オッホッホ」


 驚かされた僕ではなく後藤さんの掩護射撃に入る四谷さんと三井先生。新入りは立場が弱いなぁ。


「あ、確かに後藤さんが行けるわね。あとは……朝倉君かな」


 八雲さんは八雲さんで何事もなかったように予定表を確認している。というか……。


「え? 僕ですか?」


 思わず問い返すが、確かに今日の予定を聞かされていなかった。


「うん、そうね。四谷さんと市川君は昼イチで商工会に顔出し。ミッちゃんは今日は午前中だけで上がりで、ナッちゃんは休み。残っているのは朝倉君と後藤さん。ああ、駅前周辺はちょうど二岡さんと武藤君がそっち方面に出向いているから、帰り道にざっと流してもらいましょうか」


「今から明日芽神社を張るってんなら昼飯は万梨庵辺りか。早めに行かねぇと昼は混むぞ、あそこは」


 張り込みがほぼ確定した僕と後藤さんに向けて、地元歴最年長四谷さんのワンポイントアドバイス。これに三井先生が深く頷く。


「いいねぇ。山菜蕎麦がいいんだ、あそこは」


「いやいや、わかっちゃいねぇなぁ、ミッちゃん。そこは天ぷら蕎麦一択だろうよ」


「お? 何さ、喧嘩する気かい四谷のジイサマ?」


「生憎と加減は出来ねぇ。泣いても知らんぜ、三井さんチのお嬢ちゃん」


 昼御飯をネタに勝手に盛り上がり、勝手にヒートアップし始める三井先生と四谷さん。


 二人を止めに入るべきかと思い始めた僕の背を後藤さんがポンと叩いた。


「何を食べるかはさておき、出遅れると万梨庵が混むのは本当だから急ぎましょ、朝倉君。あ、デザートはアップルパイが超絶オススメなのよ」


「「あれは正義だから」」


 いがみ合っていた二人が、後藤さんの一言に声を揃えて同意する。寧ろ、意気投合してグータッチまでしてる。


「万梨庵のアップルパイは私も同感として、二人とも気を付けて行ってらっしゃいね。あ、一応張り込み始めに連絡よろしくね」


 そうか、アップルパイは八雲さんもイチオシか。満場一致となれば、これはもう注文せざるをえない。いや、それはそれとして……。


「ちょっ、待って! 置いていかないでよ、後藤さん!」


 一足早く支度を終えた後藤さんが事務所を出ようと歩きだす。僕は急ぎ刀を携えて彼女の背中を追った。


「ほら、朝倉君。急いだ急いだ」


 前を行く後藤さんに急き立てられて、事務所の面々への挨拶もそこそこに小走りで彼女のもとへ向かう。


 僕が西裏釘事務所に来て約半月。後藤さんが多少なりとも僕に笑いかけてくれるあたりを見るに、少しは皆と打ち解け始めているのかなと思える。最初は目も合わせてもらえなかったし。


「万梨庵……もとい、明日芽神社で張り込むって話だったけど、何処かに身を隠すとか?」


 僕は後藤さんに追い付いて尋ねた。


 境内のど真ん中で仁王立ちして張り込みもないもんだ。張り込むからには対象に気取られないよう隠密であれが必定だろう。特に今回のように対象が不確定であれば尚更というもの。


「そりゃあそうだよ。バレないように物陰に隠れて。よね」


「それって、地元の人とか神社のことを知ってる人だったら簡単に隠れ場所バレちゃったりしないの?」


 当然と返す後藤さんに、こちらも間髪入れず意見を返す。


 僕の指摘は必然的に地元住民を怪しんでいると言っているようなもの。地元住民の一人な後藤さんには、僕の指摘は気分の良い話ではないかもしれないが、張り込みを実りあるものにするためにもここはちゃんと言っておくべきだろう。


 事務所の地元メンバーの反応からして、神社の何処に人が隠れられるかくらいは把握しているだろう。もし僕達がターゲットとするウドの提供者か利用者のどちらか、或いは両方が地元の者なら、薬物取引を行う時に当然その辺りをチェックしてくる。


「うーん、絶対とは言わないけど、多分バレないかなぁ」


 多分と言いながらも半ば確信しているような調子の後藤さん。


「さっき神社の宮司さんが代替わりしたって話があったでしょ? それって私の子供の頃の話なの」


「はぁ……」


 それがどうしたのだろう。思わず生返事を返した僕は、きっと不可解そうな顔をしていたことだろう。


「だから小さい頃の子供の遊び場だった神社のことは知っているし、逆に代替わりして他の友達が誰も神社に近寄らなくなった静かな境内も知っているの。当時の私は、ちょっと色々あって一人になりたいなぁってことが多かったから」


「あ。あぁ……はい」


 また生返事。後藤さんの言う『ちょっと色々あった』というのが気になる。気になるが、なんとなく繊細な事情に思えて踏み込みにくい。


「とにかく、人通りの少ない中でも特に人目に付かない場所とか、それを見張れそうな場所とかはだいたい心当たりがあるの。なんだったら万梨庵に行く前にチョコっと神社の中を見回っとく?」


「え? 時間大丈夫なの?」


 さっきまでの話だと昼飯時の万梨庵は混みやすいようだけど、急がなくていいんだろうか。


 僕の反応に後藤さんは合点がいったとばかりにあぁと声を上げ手を打った。


「そっか。朝倉君は万梨庵の場所知らないものね。万梨庵までは、むしろ神社の中を抜けたほうがショートカットなのよ」


 ああ、そういうことか。


「それじゃあ、その道中でめぼしい隠れ場所を後藤さんに教えてもらう、と」


「そういうことです」


 うんうんと頷く後藤さん。


 それから他愛ない会話をしながら歩くこと二、三十分。人通りの少ない道を行く僕達の前に見覚えのある鳥居が見えてくる。


 明日芽神社。古くからここ裏釘町にある神社で、祀られているのは……どなただったかな? とにかく、先日お祭りで僕達もお世話になったばかりの神社だ。


 どちらからともなく拝礼して鳥居をくぐり、参道を進む。


「祭りの賑わいが嘘みたいだ……」


 僕の知る明日芽神社は祭りの時はもちろん、祭りの前に訪れた時も準備をする人達でそれなりに騒々しかった。それが日常に戻った今では後藤さんや事務所の皆が言っていた通り、境内に人の活気どころか気配が無かった。寧ろ、どこか近寄りがたい荘厳とした雰囲気さえ漂わせている。


 僕と後藤さんの足音だけが響く静寂の境内で、僕は空気感に気が引き締まる思いで彼女に並び歩く。対する後藤さんは普段と変わらない様子。元より落ち着いた性格の人だし、この雰囲気が性に合っているのかもしれない。


「それで、めぼしい張り込みポイントなんだけど……あら、猫さん」


 何処にしようかと境内を見回していた後藤さんの視線が手水舎の端で止まる。


 彼女の目に留まったのは一匹の白猫だった。白猫は白猫で僕達に気付き、歩きかけた姿勢そのままでこちらを見ながら静止している。その首に首輪は見当たらない。


「……野良かな?」


「みたいだね。ここにはたまに立ち寄るんだけど、あの子は見かけない顔だなぁ」


 しばし猫の様子を見ていた後藤さんは、妙案を思い付いたと言いたげに手を打つ。


「ひょっとしたら、猫を使ったとかないかしら」


「ウドの取引にってこと?」


 彼女の唐突な発言の意味を問うと、その通りと頷いて返してくる。


「例の薬を猫の身体に付けておいて、受け取る人はその猫から薬を回収する。それなら傍目には猫好きな人が猫を愛でているだけに見えるし」


 面白い着眼ではあるが……。


「難しいんじゃないかな。猫が何処に現れるか把握出来ないと、取引もろくに出来ないよ。それに、猫を探してうろうろしてる不審者の噂になりそうだし」


「それもそうか。あ、じゃあ……」


 そう言いかけた後藤さんの目が笑っている。


「実は猫は地球外生命体で、今まで捕まっている薬物中毒者は実はキャトルミューテーションされて薬を打たれていたのよ」


 後藤さん、早くも真面目に考えるのを止めたらしい。それにしてもこの発想力、意外とお茶目さんだな。


「あぁ、さらわれた時に記憶消去の処置とかされるから、薬物に関する情報は誰も覚えていないのか」


 僕も面白がって後藤ジョークに乗っかってみる。


「そうそう。そもそもが薬物取引じゃなくて誘拐からの薬物投与だから、取引の情報なんて出てこない」


「薬を打たれるのは、地球環境の観測記録の送信機を脳に埋め込まれるからとか?」


「そうね。きっと脳内に定着させておくための安定剤みたいなものだわ。だから薬が切れると送信機は証拠隠滅のために破壊されて、その時のショックで中毒症状みたいに暴れたり放心状態になったりするのね」


 興が乗っていろいろと適当なことを言い連ねたが、あまりの話の仕上がりに思わず二人して笑ってしまった。


 そして、そんな茶番を笑うことなく聞いていた者が一人。いや、一匹。


「ナゼ、バレタ?」


 笑っていた僕と後藤さんの視線の先。手水舎の脇に佇んでいた白猫は、しわがれた声でそう呟くと液体金属のようにその姿を歪める。


 そのあまりに異様な光景を目の当たりにした僕の顔は笑い顔からどんな表情に変じればよいのかわからず凍りつき、僕の頭は眼前の異常事態を受け止めきれずに思考から逃避を図る。


「これは、万梨庵の昼御飯が遠退いたなぁ……」


「アップルパイ、売り切れちゃうなぁ……」


 後藤さんも同じらしい。

サイコロの目は六の地球外生命体。どうやって入れるんだよと、半ば自棄っぱちな感じでねじ込みました。シャロン編のジュメーラといい、引き当てるなぁ。

ちなみに、神社張り込みの同行者もサイコロで決めています。順番はそのまま、一は市川。二が二岡。三は三井で四が四谷。五は後藤となり、六は朝倉の単独行動でした。結果は五。ここにきて後藤さんの出番急増中です。

さて地球外生命体の投入で一気に混沌としてきたこの話は何処に行ってしまうのか。次のシナリオをサイコロで決めていきましょう。

出目が一では朝倉と後藤が猫星人(仮称)にあっさりキャトルミューテーションされます。二なら猫星人(仮称)と戦闘になり勝利します。三だと二と同様に戦闘になり敗北します。四では猫星人(仮称)が逃亡。五でも猫星人(仮称)は逃亡しますが捕まえます。六なら猫星人(仮称)と仲良くなり猫星人(仮称)の協力者になります。

果たして、物語はここからどう転がろうというのだろうか?

そして、賽は投げられる。

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