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ルネアス:4

 引ったくり犯の追走により一時騒然としていた明日芽神社参道は、犯人逮捕から程無くして元の賑わいを取り戻していた。その引ったくり犯を捕まえた僕達はと言えば、件の犯人を連れて八雲所長達がいる運営員の詰め所へと向かっているところだ。


 奪われたバッグは、武藤君の手で無事に持ち主の元に返された。その後、武藤君と市川さんはそのまま見廻りに戻り、引ったくり犯の相手をすることになった僕達に代わって二岡さんが四谷さんと交代で屋台に入ってくれた。


「ほれ、キリキリ歩きなさいっての」


 逃げ出す隙を伺っているのか、落ち着きなく周囲を見回す引ったくり犯。その歩みを急かすように、彼の両腕を縛った紐を三井先生が引く。僕もそれに習って背後から追い立てる。


「全く、折角のハレの日に水を差すもんじゃないよ、ホント。なんでまた引ったくりなんてしようと思ったのさ。食うに困ってなのか、遊ぶ金欲しさか。なんにしても人様のお金に手を出しちゃダメよ」


 三井先生の説教に引ったくり犯が唸る。残念ながら反省の念から洩れたものではないようで……。


「なぁ、勘弁して見逃してくれよ。悪かったって。反省してる。もうしねぇからさぁ」


 引ったくり犯の泣き言に僕と三井先生は顔を見合わせ、互いに肩をすくめた。


「信じられるわけないだろう。大人しく警察の御厄介になるんだね」


 僕がそう言い返すと、引ったくり犯が後ろを歩く僕へと向き直る。


「わかったよ。だったら、せめてその前に少しだけ家に帰らせてくれねぇか? 警察にはあとでちゃんと自分で出頭するから、な? な?」


 それこそ信じられる筈もない。


「お前、いい加減な事を……」


「なあ、信じてくれって! 絶対警察行くって。頼むよ。家に帰らせてくれよ」


 執拗に食い下がる引ったくり犯に僕は呆れ顔を返すばかりだ。


「随分と帰りたがるわね。ペットの餌やりを忘れでもしたの?」


 怪訝そうに尋ねる先生。引ったくり犯は、そうではないと頭を振る。


「いや、違うんだ。あれだよ、あれ。薬、そう薬だよ。うっかり飲み忘れたもんだからさぁ」


「それは警察に相談するんだね」


「いいじゃねぇか。すぐに終わるから」


「お巡りさんもすぐに着くから、連れていってもらいなよ」


 そんなやり取りをしながら辿り着いた運営員の詰め所。


 詰め所に入るなり八雲所長が僕達の元に歩み寄ってきた。


「二人とも見廻りお疲れ様。お手柄だったわね。それで、この男が例の引ったくり犯かしら?」


「そうなのよ。竜ヤンの強烈な高速タックルで一撃! いやぁ痛快だったわぁ」


 いやいや、三井先生はそれ見てないじゃないですか。


「みんなのフォローがあったからこそですよ。僕だけじゃあんなに上手くいかなかった」


 引ったくり犯をパイプ椅子に座らせながら言う僕に「またまたご謙遜を~」と返す女性二人。僕達の和やかなやり取りに、引ったくり犯が舌打ちする。


「おまえら数人がかりで囲みやがって、弱い者いじめの卑怯者とは思わねぇのか?」


「おいおい、人様のカバンをパクろうとしたお前さんが偉そうに言うことじゃあないぞ」


 文句を言う引ったくり犯の両肩をがっしり掴んで諭す夏目さん。一見細身に見えてかなりの力持ちさんだ。肩を掴まれた引ったくり犯の表情が少しひきつる。


「やれやれ、反省の色無しね」


 三井先生のその言葉が心外だったらしく、引ったくり犯は夏目さんに肩を掴まれたまま首を先生に向けた。


「そんなことないって! ホントに反省してる。いや、してます! だから一旦家に帰らせて下さい!」


「だから、それはお巡りさんに相談してくれってば」


 僕はお互い妥協点の見えない問答に、溜め息混じりに答えた。


「何? 家に帰らせろとは、ペットの餌やりでも忘れたの?」


 つい先程聞いたような事を尋ねる八雲さん。三井先生が「そうじゃない」と頭を振る。


「何か薬を飲み忘れたから、飲みに帰りたいそうで」


 三井先生の返答に所長はフムと少し考える素振りを見せたあと、引ったくり犯を見た。


「そう言えば、まだ名前も聞いていなかったわね。私はこの詰め所の責任者で八雲泉美といいます。あなたは?」


「宇野孝介だ」


 八雲さんの問いかけに素直に名乗り返す引ったくり犯こと宇野孝介。


「宇野さん、ね。服薬しているとなると、あなたは何かの病気?」


「え? あ、ああ、そう。そうなんだ。あれを飲まないともう大変で……」


「なんという病名なの?」


「えーと、心臓のー、良くないやつで……」


「その薬を処方してくれた病院はどこかしら?」


「そりゃあ、あそこだよ、あそこ。えーっと、駅前の……」


「変ね。裏釘駅の駅前には眼医者と歯医者しかいないわよ」


「え? あ、いや、え、駅前じゃないんだよ。駅前からずーっと歩いたトコなんだよ」


 立て続けに問い掛けてくる八雲さんに、分かりやすくしどろもどろになる宇野。この問答を端で聞いていた僕達は最早聞くに値せずといった風で顔を見合わせる。それは八雲さんも同じようで、大袈裟に溜め息を吐いた。


「宇野さん。もう少ししたらお巡りさんが来てくれるわ。あなたのお薬に関してはその時に相談して頂戴。それまで、どうぞおくつろぎ下さいな。なんのおもてなしも致しませんけど」


 八雲さんは宇野にそう言い放つと彼の相手を夏目さんに引き継ぐ。


「薬一つで済むんだけどなぁ」


 そんな引ったくり犯宇野の言葉を聞く者は誰一人としていない。各々自分の用事に戻るなか、詰め所を見回した三井先生が奥にいた後藤さんに声をかけた。


「あ、後藤ちゃん。さっきの迷子のお嬢ちゃんは無事に?」


 宇野と僕達のやり取りを横目に、終始台帳と電卓を相手にしていた後藤さん。三井先生の問いかけに顔を上げる。


「はい。三井さんが出ていかれてからすぐにお母さんがお迎えに来てくれました。お二方にも本当にありがとうございました、と」


 後藤さんの返答に先生は心底安堵したとばかりに息を吐いた。


「そりゃ良かった、一安心だわ。いやぁ正直なトコね、あんな小さな子がいる詰め所に粗暴な引ったくりを連れ込むのはどうかと思ってたんよ」


「おいおいミッちゃん。そういうことなら詰め所に戻る前に無線で確認しておくれれば良かったのに」


 夏目さんに言われて三井先生がポンと手を打ち鳴らす。


「おう。これはアイムソーリー、ひげソーリー」


「ブフォアッ!」


 さらりと流れ出た先生の一言に膝から崩れる僕。


「ねぇ、ナッちゃん。朝倉君が来てからミッちゃんのギア上がってない?」


「そうだね。体感四割増しってトコかな」


「私は五割超だと思います」


 八雲さんに答える夏目さんと、割って入る後藤さん。その話し声を尻目に僕は心を落ち着けようと深呼吸する。


「ひ、ひとまず、引ったくり犯は夏目さんにお任せするとして、僕は屋台の方に交代に行った方がいいですかね」


 いくらか落ち着きを取り戻した僕が尋ねると、八雲所長は首を横に振る。


「朝倉君はお巡りさんから事情聴取を受けてもらうことになるからここに残っておいて。屋台には二岡さんが入ってくれているし」


 所長の回答に三井先生が「よっこいしょーいち」の声と共に椅子に腰掛けた。


「それなら私は竜ヤンと一緒に詰め所で待機ってことでいいのかな?」


「あ、ミッちゃんは後藤さんと一緒に台帳整理ね」


「うはぁっ! やぶ蛇!」


「ところで、四谷さんの姿を見かけませんけど、まだ屋台のほうなのかな?」


 三井先生の情けない悲鳴を聞きながら、僕は詰め所の中を改めて見回して、誰にともなく気になったことを尋ねる。


「四谷さんなら休憩中ですよ。ただ、その間に知り合いのテキヤさんの所に顔を出してくるって言って出ていっちゃいました。そういう意味では、まだ屋台の方にいるとも言えるかな?」


 僕の疑問に答えてくれたのは後藤さん。説明しながら、手にした帳面の束をあからさまに嫌そうな顔をしている先生の前に置いた。


「後藤ちゃんは容赦ないなぁ」


「文武両道、時として算盤の一つも弾けないと。刀を振るうだけでは侍はやっていけませんよ、三井さん」


「そんな三井さんは無頼の徒でよいのだけどなぁ」


 ぼやく三井先生と、それを平然と聞き流しつつ自分の机に戻る後藤さん。各々の士道の在り方が垣間見れる。僕はと言えば、後者後藤さんに近い考えだ。物事はおしなべて刀を振り回すだけでは解決出来ない事ばかり。無頼漢には生き難い世の中ですね、先生。


「どうだろう、朝倉君。警察が来るまでに簡単に状況をまとめておきたいんだが……」


「ああ、そうですね。その方が話が早そうだ」


 手持ち無沙汰になりかけていた僕は、夏目さんの提案にすぐさま頷く。小走りに夏目さんの元に近寄ろうとして、僕は違和感に歩みを止める。


「ん? どうした、朝倉君?」


 僕の様子に気付いて尋ねる夏目さん。僕の視線を辿り眉根を寄せた。


 僕が夏目さんに近寄る。イコール、夏目さんの見張る引ったくり宇野に近寄る。僕の視線の先、先程までぶつぶつ文句を垂れていた宇野が力無く項垂れている。


「お、おいおい、どうした?」


 僕達との対話で意識が逸れていたとは言っても五分と経っていない。宇野の状態の急変に慌てた様子で、夏目さんが彼の顔を覗き込む。


 その機を待っていたのか、たまたまなのか。次の瞬間、項垂れていた宇野が不意に顔を上げ、眼前の夏目さんの喉に食らいつかんと飢えた狂犬よろしく牙を向いた。


「ガァァァァアッ!!」


 獣に似た咆哮を上げた宇野の目付きは、その行動を裏付けるように正気を逸している。


 突然の宇野の変貌にさしもの夏目さんも驚きの声を上げ、宇野から逃れようとする。だが、宇野の強襲は夏目さんの回避を凌駕した。


 夏目さんが身体を逸らそうと席から腰を浮かせた頃には、宇野は自身を縛り付けている椅子もろとも夏目さんに飛び掛かっていた。宇野に乗り掛かられ、堪らず倒れる夏目さん。姿勢を崩しながらもなお自分の首筋を狙って迫る宇野の大口に、咄嗟に自身の片腕を滑り込ませたのは間一髪お見事。


「あ痛ッ! 離せって、この! イタタタ!」


 夏目さんの腕を噛み千切る勢いで食らいつく引ったくり犯宇野改め、狂犬宇野。なんとか彼を剥がそうと足掻く夏目さんに一息遅れて僕が助けに入り、八雲さんと三井先生も加勢して漸く宇野を引き剥がした。


「この……大人しくしろってんだ!」


 僕は横倒しの椅子ごと宇野を引きずり夏目さんから遠ざけ、宇野を縛った縄をさらに締め直す。その間も宇野は目に留まるもの全てに敵意を抱いたかのように、言葉になっていない何かを喚き散らしていた。


「イタタ。全く、酷い目にあった」


 溜め息混じりに嘆く夏目さんの左腕は、噛み傷から流れる血と宇野の唾液で無惨な有り様だ。


「うわぁ、痛々しい。ゾンビ映画なら確実に感染しちゃったわね」


「安心して、ナッちゃん。もしゾンビになっちゃったら、事務所の責任者として私の手で一思いに……」


「八雲さんもミッちゃんもやめてくれよ、物騒だな。後藤さん、その辺りに救急箱が……ああ、持ってきてくれたんだね。ありがとう」


 茶化す八雲所長と三井先生とは対照的に、後藤さんは急いで救急箱を抱えて夏目さんの元に駆け寄る。礼を言って救急箱を受け取ろうとした夏目さんだったが、後藤さんはその差し出された彼の手をやんわりと押し返した。


「手当ての用意はしておきますから、夏目さんは腕を洗ってきて下さい。そのままじゃ傷口からバイ菌が入っちゃいますよ。それこそ、ゾンビウイルスとか……」


 後藤さんのその言動は本気なのかふざけているのか。生憎付き合いの短い僕には判断しかねた。


「やれやれ、各々がたの御気遣いには痛み入るよ。朝倉君、第二のゾンビ感染者が出ないようにそいつをしっかりと捕らえておいてくれよ」


 呆れた様子の夏目さんはそう言い放ち、左腕を庇いながら詰め所奥の洗面所に向かう。


「所長も先生も怪我した夏目さんに冗談が過ぎませんか? こいつの暴れっぷりとあの怪我は笑えないですよ」


「そうね、笑えないわ。思わず笑ってしまう程に」


 僕の抗議についさっきまでの調子とは打って変わって真顔で返す八雲さん。いやいや、笑えるんだか笑えないんだか。


「まあ、朝倉君は初見ですものね。その反応は至極真っ当だと思うわよ」


 後藤さんの言葉からすると、少なくともここにいる女性陣は狂犬宇野のような狂暴化に覚えがあるということか。


「実のところ、こいつが薬がどうとか言った時点でひょっとしたらそうなんじゃないかなと薄々思ってたんだけどさ」


 言いながら三井先生が喚く宇野の口に猿ぐつわを噛ませ、僕に「せーの」の合図を送りつつ二人して宇野を椅子ごと起こす。


「どうも、最近巷でこういう副作用が出てくる薬がさばかれているみたいなんよねぇ。それも、巷の中心がここ裏釘町らしいんだわ」


 続けられる三井先生の話を聞きながら、僕と先生は宇野と椅子を壁際に押し寄せて近くの棚に丸ごとくくり付ける。


「私達は仕事がらこの界隈の事情に通じているでしょう? だから警察から情報提供の協力要請を受けていてね」


 話を継いで口を開いた八雲所長。その言葉を聞いて三井先生が嘲笑する。


「手伝ってくれなんて表向き。本当のトコはお前等もグルなんだろう? って牽制してやがんのよ」


「残念ながらミッちゃんの言うとおり。お上はきっと水原の本家にまで探りを入れてきたんでしょうね。痛くもない腹を探られたんじゃ、水原様も面白くは思われない。結果、私達は本家にまで疑われる始末よ」


 溜め息を吐きながら八雲さんがぼやいた。そんな話を聞かされている僕は、さっきから背中に嫌な汗をかいている。


 警察や水原の本家に薬物取引を疑われ、その本家から増員として送られたのが僕だ。探りを入れにきたと思われないはずもない。もしも、今みんなからそれを言及されたら誤魔化せる自信はない。


「ホント厄介な時期に配属されちゃいましたね、朝倉君は」


 後藤さんが同情するようにそう言ってくれたが、その眼の奥には違う色を感じてしまうのは気のせいだろうか?


「えーと……。実際のところ、冤罪だとして。その薬を捌いているのがどこの誰かは見当が付いてないんですか?」


 視線から逃げるように僕が尋ねると後藤さんは表情を曇らせ、三井先生は苦い顔になり、八雲所長は頭を振る。


「自分達の手で疑いを晴らしたいところなんだがね。生憎とそう簡単に尻尾は掴ませてくれないんだよなぁ」


 僕達の会話が聞こえていたらしく、部屋に戻ってきた夏目さんが所長達の意見を代弁してボヤく。洗い流された左腕には宇野の歯形が見てとれた。


「なぁ、八雲さん。警察にこいつを引き渡す前に何か聞き出せないかねぇ」


 夏目さんが俯く宇野の様子を伺いながら尋ねる。


 狂暴化には波があるのか、宇野からついさっきまでの狂犬っぷりが消え失せた。今は電池の切れた玩具のように大人しく眼は虚ろで生気に乏しい。その見た目から察するに、恐らく……。


「宇野が話せる程に落ち着いた頃には、お巡りさんも到着しているでしょうね」


 そう、所長の言う通りだろう。


 どうやら夏目さんもダメ元だったらしく「あぁ、やっぱりそう思うかい?」とすぐに意見を取り下げた。


「竜ヤンを巻き込んで悪いんだけどさ。何かその道に通じてそうなツテとか持ってないかい?」


 三井先生が僕を見つめながら、心底バツが悪そうに尋ねてくる。


 自分達での捜査は行き詰まり。警察や水原本家から疑われていては情報提供は望めない。西裏釘事務所の薬物捜査網は八方塞がりの状態。この状況下で、僕は水原の間諜として疑わしくはあるけれど、新たな情報源にもなりうるらしい。


 ツテと言ってもなぁ……。


 周囲から寄せられる視線の中、僕は弱り顔で頭をかいた。

サイコロの目は前回と同じ出目の四で、引ったくり犯が薬物の中毒症状で大暴れでした。

ちなみに夏目さんが引ったくり犯宇野に襲われた時の反応もダイス判定していまして、一は超反応からのクロスカウンター。二は華麗に回避して抑え込む。三が普通に回避で四が間一髪回避。五は回避しきれず噛まれる。六が反応出来ずにめっちゃ噛まれる。

結果、五。……ナッちゃん、凄腕のはずだったんだがなぁ。

それはそれとして、次のシナリオをサイコロで決めていきましょう。

出目が一なら、実は裏釘事務所内に裏切り者がいる。二だと実は水原本家が裏で悪さをしている。三では水原を貶めようとする対抗組織の工作。四なら犯人は鐘巻。五では犯人は裏釘町の皆さん。六だと犯人は地球外生命体。

グダること必至の今回のルネアス編。果たして物語はどこに転がっていくのか?

そして、賽は投げられる。

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