第15話 マリンの苦悩(3)
「ふむ、大分良くなった、この一ヶ月での成長は著しいな」
「ありがとうございます!」
この一ヶ月間毎日、早朝にラビアさんと修行してきた。
修行から一週間たったころに憐也とダンジョンに潜ったら魔法の強力さに驚いていた。
「そういえば、君は守りたい仲間がいると言っていたね。」
「そうですね。頼りっぱなしだったので」
「ちなみにパーティメンバーの名前はなんて言うんだい」
「憐也と言います。」
「ほう、、、あの子か」
「しってるんですか?」
「ああ、上位攻略者の間では、五階層のボスをほとんど1人で倒した奴がいると。」
「噂になってたんですね」
「まあ、個人的に三階層で死にかけていた憐也を助けたこともあるしね。」
ラビアさんも憐也のこと知っていたんだ。
「あのとき、これ以上先はちゃんと対策しろといったが、パーティを組んでいたか。」
「でも、どうしてあのとき五階層にボスがいたんでしょうね」
「さあな、その辺はまだ分からない。うちも含めて大きいギルドが調査している。」
ダンジョンは何があるか分からないということを肝に銘じておかないと、、。
「よし、最後に少し威力の強い魔法を教えてやろう」
「ありがとうございます!」
もう憐也の足手纏いにはならないと誓った。
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