~思い通りに行かない日々~
目を覚ますと…そこは…エッチなお店の目の前だった…
俺が勢いよく起き上がろうとすると左手にムギュっと柔らかい感触が…
俺は「よくアニメとかにあるラッキースケベかな〜」とウキウキと左手に目線をやった。
そこで俺が見たのは…
可愛い女の子のおっ〇いや、お尻ではなく、ただの汚いゴムボールだった…
期待とは180°違い、ムカついてしまった俺は大声で「おっ〇いじゃねぇのかよ!!!」と、叫んでしまった。
やらかした…通行人からの冷たい視線が痛い…
元々、エッチなお店の前で寝っ転がっていたのにプラスして、大声でおっ〇いとか叫んでしまったのでみんなから冷たい視線を向けられる。
だが俺はそれに興奮してしまうドが付くほどのMなのだ。
そんなことを説明してるうちに通行人の中から聞き覚えある声が
聞こえた。
「伊藤さん、またあなたですか?」と、
逆にこっちが聞きたいよ。なんでいつもお前が来るんだよ平沢!
俺を呼んだのは平沢 璃夢俺がいつもお世話になっている警官だ。
「伊藤 賢治さん、軽犯罪法容疑の疑いで拘束ね」
またかよと、思った俺はすかさず聞いた。
「今回はなぜだ?」と、そしたら平沢はこう言ったんだ。
「アソコの新築にバッチィゴムボール投げたの平沢さんでしょ?相当の注意をせずに他人の体、または物件に物を投げたら犯罪だからね。」と、
無意識のうちにムカついてボールを投げてしまっていたようだ。
パトカーに乗せられそうになったその時、俺の人生の分岐点が訪れた。
好評なら次回に続く