愚かで救い難い僕のこれから
人というのは、そうそう変われるものではない。タイムスリップしないかなぁ、とか、異世界に召喚されないかなぁ、とか思っているうちは変わらないのだろう。たぶん例え過去に行っても、異世界に行っても変わらないのだ。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、という言葉がある。僕は散々痛い目を見てきた。それでも僕は変わらなかった。反省しても、後悔しても、決意を抱いても、気がついたら同じことをしていた。親からは最早信用されていない。
お前のそれは嘘だと言われても僕は返す言葉がなかった。そのときの気持ちは本物でも、いずれ嘘になるのだから。
僕は全てを不意にしてきた。環境も機会も、恵まれていたそれらを全部ドブに捨てた。そして今の僕がある。
僕は後悔していた。何度も、何度も。度し難い僕は死んだ方がいいとも思いもした。でも死ねなかった。こんなにも罪を自覚しているのに生きたいと思ってしまう自分にどうしようもなく絶望した。
でもきっとこの失意も後悔も絶望も、きっと嘘になる。
僕のこれからはきっと辛く苦しいものだろう。それは今までの僕が貯めたツケの代償。ただ生きるだけでも精一杯。でもきっと僕は目を背けて、嘘をついて生きていく。
愚かで救い難い僕のこれから……
今を精一杯に生きるだけのこれから……
恐ろしくネガティブに仕上がってしまった…




