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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第2章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第二章8 【10月23日/初等部4年生活動中】8/【ルオシー】と相談

 【イェナ】と【ナユン】の意見を聞いた【芳一】は、続けて、7人組女性ダンスユニット/世界的Kポップアイドル【レベチ・ラベル】の【上海人メンバー】/【ルオシー】/【チョウ・ルオシー】に【テレパシー】を送った。

(あのぉ~【ルオシーさん?】、聞こえますか?)

 と送る【芳一】に対し、【ルオシー】は、

(ハイヨ、聞こえてるね【唯野さん】)

 と返してきた。

(じゃあ、【イェナさん】が【初日】は【配信番組部】、【ナユンさん】が【ファッション部】にするって事にしたらしいので、次は貴女の番です。

 何か、希望する【部活】とかありますか?)

(そうね、2人は【配信番組部】と【ファッション部】にしたのね?

 私は決まっているね、【声優部】にするね。

 私は【コスプレイヤー】と【声優】としてもやっていきたいね。

 だから、【コスプレ部】と【声優部】を見ておきたいね)

(そっか、それなら話が早くて助かるよ、じゃあ、次・・・)

(ちょっと、待つね)

(え?何?)

(ここでしっかりと確認して起きたいのだけど、貴方の作品がアニメ化したら、私を【声優】として確実に起用してくれるの?)

(え?アニメ化?)

(そうね。貴方の【2次眷属】になる最大の利点は私が貴方の作品に【声優】として採用される事ね。要するにコネね)

(そんなはっきりと言われても・・・)

(採用してくれるの?くれないの?)

(それはどちらとも言えないな。君が僕の作品の【キャラクター】としてピッタリなら僕も推せるけど、僕の作品の作風と合わない役だったら、いくら君でも推せないよ。

 僕は【作品】の作り手として【物語】の質を下げる事は出来ない。

 気に入らない人でも作風と合っていると思えば僕はそっちを推すと思う。

 それが僕の【作家】としての矜持だね。

 でも、【キャラクター】とマッチしていたら、原作者として君を推すことが出来ればさせてもらうよ。

 要は君の表現力と僕がどれだけ意見を採用されるかどうかだと思うよ。

 だから、確定事項じゃないから約束は出来ない。

 ただ、同じ条件の人が居たら、僕は君が良いと言わせて貰うよ。

 それじゃ駄目かな)

(えこひいきはしないって意味か?)

(うん。僕がされたら嫌だからね。僕は適材適所だと思った採用をしたいと思っているよ。

 ただ、会社の都合とかで、合っていない人を無理矢理薦められたら、わかんないけどね。

 もしかしたら、作品のアニメ化自体を拒否するかも知れないし、それはなってみないと解らない。

 これは僕がよく言われた言葉なんだけど、【取らぬ狸の皮算用】だね。

 アニメ化の話が来てないのにする話じゃないと思うよ。

 こういうのは縁だとも思うし、その時の一番になっていたら僕は迷わず君を推挙するよ)

(解った。貴方の一番を目指すね)

(うん。そうして欲しい。コネで採用になっても君の実力にはなりにくいと思う。

 偉そうな事を言うようだけど、上を目指すなら実力で取って欲しい。

 素直に君が僕の作品に出たいと言う気持ちは嬉しいよ。

 だから、そう言う機会があるのなら、君っぽい【キャラクター】を作って作品にするって事はあるかも知れない。

 それなら間違いなく君がナンバー1だろうからね。

 まぁ、作っていない内から言えないけどね)

(絶対、いつか作って欲しい。私が主人公の話を)

(それは君の事をもう少し知らないと作れないよ)

(そうね。だから、私の事、もっとよく知って欲しいね)

(そうだね。これからよろしく)

(よろしくね)

 と言う話になった。

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