第二章5 【10月23日/初等部4年生活動中】5/【芳一】の現在の環境5
【芳一】と【世界的トップスター】5人は【萌和佳理事長】からの説明を受けている。
続いて、(2)【鬼霊使い】とは、【萌和佳理事長】の様に、【夢異世界部活学校】を1度以上、【卒業資格】を得た者達で、その望みを叶えた時、得た【異能】を使って【悪用】を始めた者達の事を言う。
【鬼霊使い達】にとって、【望み】は叶えたが、【燃え尽き症候群】の様になり、【希望】を新たに持てなくなってしまい、【都立夢異世界部活学校】に通う【部員達】を妬ましく思うようになり、嫌がらせを初めてしまった者達の事を言うのだ。
【鬼霊使い達】はあの手この手を使い、【部員達】を悪の道に走らせたり堕落させて落第させようとする。
それは、当然、【夢異世界部活学校】の規約に反する行為となるので【悪夢異界厳罰監獄】への収監対象となるのだ。
【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】と【鬼霊使い】は見つけ次第、確保という事が決まっている。
それ以外の4つについては状況により、【捕縛】し【収監】するか、対象外として、監視状態には置くが、【収監】はしないかを判断する事になる。
その4つは、【夢異世界部活学校】が生み出してしまった【4つの悪夢】と言われて居る。
(3)【4つの悪夢1】/【七無神】とは、別名【欠けた神】と呼ばれるものであり、【御神体】になれなかった【御神体もどき】の事を指す。
見た目が美しく、耳が長い事から、【ハイパー・ハイ・エルフ】とも呼ばれている。
(4)【4つの悪夢2】/【怪画】とは、別名【絵に封印された魔】と呼ばれるものであり、【怨魔体】になれずに【怨魔体もどき】の事を指す。
実体の方は見目麗しく、人の精を取ると言うことから【グラン・サキュバス】や【エンシェント・インキュバス】とも呼ばれている。
(5)【4つの悪夢3】/【夢幻】とは、【夢異世界部活学校】が運営上どうしても作り出してしまう【夢の歪み】の事を指す。
人間と似て非なる姿から、【亜人/デミ・ヒューマン】や【未確認動物/未確認生物/UMA/UNIDENTIFIED MYSTERIOUS ANIMAL】と呼ばれる事もある。
中には、【聖人】のパロディーと思える存在も居て、【クレイジー・メシア(狂った聖者)】や【アナザー・サンタ(もう1つのサンタ)】や【ナイトメア・ファラオ(悪夢王)】なども居るとされている。
また、ここから【龍竜体】を作ろうとして【禁断体】も生まれたとされている。
(6)【4つの悪夢4】/【化門】(【抜狐】と【祟狸】と【狐狸御理】)とは、【夢の異世界】、【部活動の異世界】などの【異世界】へ通じる【門】の化身であり、【化け物/ばけもん】とかけている。
日本では昔から人を化かすと言う事で有名だった【狐】や【狸】、【鼬/貂】や【猫】(狐七化け、狸八化け、貂の九化け、やれ恐ろしやと言う言葉や化け猫などの伝承に基づく)などがその象徴とされている。
その中でも【狐】と【狸】が代表格となっており、【狐】の【抜狐】と【狸】の【祟狸】が二大勢力になっている。
【抜狐】と【祟狸】が合わさると【狐狸御理】と呼ばれる【超怪物】になるとされている。
【4つの悪夢】については、元々必要とされていた物のなれの果てであるため、時と場合により対処が異なるが、【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】と【鬼霊使い】は退治して収監させると言う事が【芳一】と【世界的トップスター】5人に課せられた【条件】となる。
【芳一達】はその条件を飲み、5人の【世界的トップスター】は、明日から【都立夢異世界部活学校】の【部活見学】を始める事が出来る様になった。
とは言っても、【瑠璃】の時以上に、5人に与えられた睡眠時間は少ない。
なのであらかじめ、どの【部活】を見学したら良いのか決めてから見学しないと【7夜の部活見学】はあっという間に終わってしまう。
そこで、彼女達を【2次眷属】にした事で、【テレパシー】の様な物が使える様になった【芳一】は個別に何の【部活】を見学するか決める事にした。
とりあえず、初日だけ何にするかを決めて、それを体験した後、次の日以降、【リスト】にある【部活】からどれを【見学】するかを決めていくと言うやり方だ。
相談は、じゃんけんで決めて、
5人組女性ダンスユニットで全員がトップインフルエンサーの【パープル・ヴァイオレット】のセンター【イェナ/本名 イ・ヘナ】/【韓国人メンバー】、
10人組女性ダンスユニットで、様々な派生ユニットを持つ【トランス】の不動のダブルセンターの一人【ナユン/本名 チェ・ナユン】/【韓国人メンバー】、
7人組女性ダンスユニット/世界的Kポップアイドル【レベチ・ラベル】の【上海人メンバー】/【ルオシー】/【チョウ・ルオシー】、
【レベチ・ラベル】の【韓国人メンバー】/【チェユン】/【クォン・チェユン】、
11人組女性ダンスユニットで全員が高い歌唱力を持つ【タジュー】のトップセンター【ミイミ/本名 鈴本 未美(すずもと みいみ)】/【日本人メンバー】、
の順番に相談する事にしたのだった。